再集計中だったPA州上院選は、現職のケーシー上院議員が敗退を認めたことでやっと議席が確定した。共和党が53議席、民主党が47議席となった。ブルーウォールといわれたMI州・WI州の上院議席を民主党は守れ
もっと読む2024年米連邦議会選挙は、変わらず共和党が有利な状況
11月5日の投票日まで1か月をきった。今年4月から上下院は共和党が勝つだろうと発言してきて、もう少し民主党が下院選で接戦に持ち込むかなと思ったがどうも厳しそうだ。これが2024年連邦議会選挙の動向とし
もっと読む9/30-10/5:総選挙後まで休会入りした米議会。総選挙後のレームダック期間でも進めなければいけない4法案
予定通り、米議会は休会に入りました。9月末で期限が切れる年度予算に対応するつなぎ予算は無事に9月26日に大統領署名まで終えた。結局、トランプ氏が総選挙前に強く可決を求めていたSafeguard Ame
もっと読む米議会9/16-21:暗礁に乗り上げたつなぎ予算/中国共産党の脅威に対抗する25の法案を下院議会は可決
連邦政府の年度予算は9月末までとなり、10月からは新年度の予算が必要になる。しかし、9月末までに年度予算が可決できている時のほうが少ない。そのため、前年度と同じくらい歳出しましょうと決議する「つなぎ予
もっと読む米議会9/9-14:9月の重要議案は政府閉鎖を防ぐつなぎ予算と農業法案の延長
米議会は多くの議題を残したまま7月4週末から休会入りした。米議会は9日から再開するが、総選挙前なので9/27からまた本議会は休会する。休会後に米議会が再開するのは、Veterans Day後の11月1
もっと読む2024年米大統領選、投票日~新大統領就任までのタイムライン
バイデン大統領の撤退、ワルツ副大統領候補、民主党大会、ケネディ候補の撤退と7月後半から8月は大きな動きがあった。8月に入ってから全米レベルの世論調査では、ハリス副大統領のリードが続いているが全米レベル
もっと読むハリス陣営の経済チームと公表された経済政策/来年の米議会をふまえた実現可能性
8月16日にハリス副大統領の経済政策が公表された。ハリス副大統領が経済について明るくないのは、上院議員時代の提出法案からみても明らかだ。なので、経済チームをどう組んでいるかの方が大事ではないだろうか。
もっと読む民主党の副大統領候補、MN州ワルツ州知事
MN州のワルツ州知事が副大統領候補者に選ばれた。ワルツ知事を強く推薦していた労働組合やプログレッシブ議員らは歓喜の声をあげた。AFL-CIO (米労働総同盟・産業別組合会議)は、Strongly Su
もっと読む共和党の副大統領候補、J.D.バンス上院議員
共和党全国大会でJ.D.バンス上院議員が共和党の副大統領候補に正式に指名された。WSJによると(※1)、トランプ氏の長男トランプ・ジュニア氏は、最後まで別の候補者を検討していたトランプ氏に対してバンス
もっと読む共和党全国大会に先立ち政策綱領を発表/議席差がわずかでもオールレッドなら財政調整法案で立法が可能
7月15~18日に開催される共和党全国大会に先立ち政策綱領(※1)を党の委員会が承認した。WI州ミルウォーキーで開かれる党大会で正式に採択される予定だ。16ページほどの資料だが、オールレッド(トランプ
もっと読む米議会7/8-13:上下院は再開/バイデン大統領に撤退を公式に要請した民主党議員は5名/撤退を促せるのは民主党議会指導部くらい
米議会は再開するが、また来週も休会。 上下院は休会を終えてワシントンに戻ってくるが、来週はまた休会に入る。その後、2週間だけ開催し、下院は8/2~、上院は8/3~から約1か月間の長期休暇に入る。夏期長
もっと読む米議会6/24-29:今週は下院のみ/今週も最高裁の動きに注目/Trump vs. Biden rematch 2024
上院は2週間の休会に入ったため、上院議会のみです。夏の長期休会まであと少し。 先週の米議会を振り返り、今週の下院 先週は下院が休会だったので、上院のみ。判事・政府高官の承認を除き、投票があったものは2
もっと読む米議会6/17~21/トランプ氏とマコネル上院議員の初会合が実現。下院共和党には関税引き上げ推進を約束。
6/17~6/21はJuneteenthの祝日をはさみ、下院議会は休会。上院は今週に開催したら、来週から2週間の休会。上院は判事の承認しかスケジュールがでていないので何か大きな法案は今のところない。シ
もっと読む米議会6/3-9:2024年のfarm bill
上下院とも休会を終えて、ワシントンに戻ってくる。下院は週の前半のみ。上院は1週間の開催となる。 総選挙が近くなり、上下院はますます党派色が強くなっており、上下院で可決して立法化しそうな議案は極めて少な
もっと読む米議会4/29-5/2:グリーン議員はジョンソン下院議長に解任投票を要求するかに注目/ByteDanceは訴訟で勝てるのか
今週の最大の注目は、共和党グリーン議員がジョンソン下院議長の解任を求める投票を要求するかだ。解任投票をいつ実施するか明言を避けているが、党内からの批判にも直面している。あれだけウクライナ支援に反対して
もっと読む下院はウクライナ・イスラエル・インド太平洋支援法案を公開!「21st Century Peace through Strength Act」には凍結されたロシアの資産利用やTikTok法案も盛り込まれる
下院予算委員会から発表されたサマリー資料をもとに、4つの法案をまとめた。4つの法案はそれぞれ別々に土曜日に採決にかけられる予定だ。先に発表されたウクライナ・イスラエル・インド太平洋支援向けの法案をバイ
もっと読む米議会4/15-19:中東情勢緊迫化をうけて、急遽議案を変更した下院議会
週末にイランがイスラエルに対して初の直接攻撃を実施したことで、米議会トップ4(民主党シューマー上院多数党院内総務、共和党マコネル少数党上院院内総務、ジョンソン下院議長、ジェフリーズ下院院内総務)はバイ
もっと読む選挙区割りを巡る法廷闘争は一区切り。連邦議会選挙は上下院で共和党がわずかにリード、オールレッドの可能性も。
トランプ氏当選のシナリオが複数でてきているが、立法を担う連邦議会選挙も同じくらい重要だ。上院選挙は再選挙の議席数からして共和党が有利なのは自明の理である一方で、下院選挙は選挙区割りをめぐる法廷闘争だっ
もっと読む4/7まで米議会は休会:2024年度本予算の振返り/ジョンソン下院議長の解任動議が提出される
1. 2024年度本予算(9月末まで)が成立 ①2024年度本予算の投票 迅速に投票に進めるため、今回も規則を停止して即投票に進める特別ルールで対応した。そのため、可決するには投票者(棄権者を除く)の
もっと読むTrump vs. Biden rematch 2024:トランプ氏は2016年に獲得した選挙人を上回る可能性あり
共和党・民主党の予備選で大統領候補が正式に決まり、いよいよ本格的な大統領選キャンペーンに突入した。「望まないトランプとバイデンの再選」といわれているが、大統領選が再選になるのは、米史上初めてではない。
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