2021年8月 – 指数を動かす米議会

書評「ヒルビリー・エレジー」J.D.ヴァンス

◆　目次第一章　アパラチア、貧困という故郷第二章　中流に移住したヒルビリーたち第三章　追いかけてくる貧困、壊れ始めた家族第四章　スラム化する郊外第五章　家族の中野、果てのない諍い第六章　次々と変わる

先日書いた通り、先週は下院議会における$3.5兆経済対策の予算決議がありました。民主党下院議員内で、穏健派を中心とした約10名の民主党下院議員がインフラ法案を先に可決するように迫りました。結局のところ

米議会は先週は休会中なので、法案については特に大きな動きもなく１週間が過ぎました。今週の米議会は、8/23、24日に1つ大きな動きがあります。それは、下院での$3.5兆の財政調整法案の予算決議です。

米議会は上下院ともに休会中です。4つの重要法案が同時並行して進んでいるので、今一度整理しておきます。 1.　$3.5兆(10年間）の財政調整法案2.　インフラ法案（新規支出は上院では$5500億／下院

下院議会は休会に入りました。まあ下院はリモート投票ができる規則だし、上院の予算決議待ちなのでワシントンにいる必要性は低い。下院の予算委員会の多数が「上院での予算決議の可決を待つ」と判断したので、財政調