米国株式市況/イエレン元FRB議長を財務長官指名で市場は好感

【NYダウ】29,591.27 △1.12%
【NASDAQ】11,880.63 △0.22%
【 S&P500】3,577.59 △0.56%
ラッセル2000種指数 1,818.298△1.85%
VIX恐怖指数  22.66↓
米30年債利回り 1.565↑
米10年債利回り 0.860↑
米2年債利回り 0.166↑
→2年債と10年債の利回り差 ↓ 69.2bp
SKEW INDEX 134.26 △0.54%  
WTI原油先物 42.83△0.97%  
フィラデルフィア半導体指数:2595.25 △1.56%      
ブルームバーグ ドル・スポット指数 :1,149.84△0.22%  
LQD   137.74△0.12%
HYG  86.05△0.15%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,299.30▼0.01% [11/20]
米取引所合算出来高は121億株。直近20営業日の平均は108.7億株。
AAPL 113.85▼2.97% (52週最高値 137.98 )
AMZN 3098.39▼0.03% (52週最高値 3552.25)
GOOG 1734.86▼0.42% (52週最高値 1818.06)
MS   210.11▼0.13% (52週最高値 232.86)
FB   268.43▼0.47% (52週最高値 304.67)
NVDA 525.60△0.40% ( 52週最高値 589.07)
TSLA 521.85△6.58%(52週最高値 508.61)

欧州は小幅な下落となっていたが、米先物指数は小幅な上昇。
11月ユーロ圏総合購買担当者指数(PMI)は45.1(前月50)で低下。

英製薬大手アストラゼネカの新型コロナワクチンの臨床試験(治験)の中間結果で、深刻な副作用を起こさず感染を予防できる有効率約90%になったと発表で株価を押し上げる。

◆経済指標
・米総合購買担当者指数(PMI)速報値 57.9( 10月56.3)
・ サービス業PMI57.7(10月56.9) ←15年4月以来の高水準。

S&P 500とナスダック総合指数はそれぞれ△0.6%と△0.5%上昇してオープニングをむかえる。ナスダックはマイナスに転じる場面もあったけど、バイデン次期大統領がイエレン元FRB議長を財務長官に指名することが報道され株価は上昇。
そりゃFRBとのリレーションは、ばっちりだろうが、財政の話になると議会との調整はどうなんでしょうかね。財務長官は、大統領指名で上院承認がいるけど、FRB議長承認の時に徹底的に身辺調査とかされているから、承認はされるでしょう。

あと、トランプ米政権は、中国企業89社が軍に関連しているとして、米国製品や技術の購入を制限することを検討しているというニュースも報じられたが、まだ可能性だから無視された感じかしらね。

最後に債券。

財務省がこの日実施した570億ドルの5年債入札では、最高落札利回りが0.39 7%、応札倍率が2.38倍となった。これに先立ち、560億ドルの2年債入札も実施 された。24日には560億ドルの7年債入札と240億ドルの2年物変動利付債入札が実施 される。

https://jp.reuters.com/article/idJPL4N2I93IS

イスラエル首相がサウジ極秘訪問

これ、すごい話ですよ。UAEやバーレーンがイスラエルと国交正常化してきたけど、トランプ政権が終了する前にサウジアラビアとイスラエルが急速に接近って、いやーすごいわ。しかも仲介役が米国!
ポンペオ国務長官もはっきり書いているけど、イランへの抑止を着々と進めているよね。人権の尊重って…サウジに対していいますかというツッコミはありますがw

ネタニヤフ氏は22日夜、マイク・ポンペオ米国務長官とムハンマド皇太子の会合に参加するため、サウジ北西部を極秘訪問。イスラエル軍放送によると、同国諜報(ちょうほう)機関「モサド」のヨシ・コーエン長官が同行した。
 サウジ政府の上級顧問の1人はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、国交正常化やイランなど複数の問題について話し合われたが、具体的な合意には至らなかったと述べた。

https://jp.wsj.com/articles/SB11105289756785284142604587117050126265034