日本市場サマリー
【日経平均株価】 19,280.78 ▼1.97% -388.34 [04/21]
TOPIX 1,415.89▼1.15%
マザーズ 729.86▼4.15%
【ドル建て日経平均】179.41 ▼1.57 -2.86 [15:00]
【ドル円】 107.46 -0.15 ▼0.14% [15:06]
東証一部出来高 1,280,090,000株 15:00
【CME ダウ先物】 23,305.00 ▼0.78% -183.00 [14:56]
【WTI原油】 21.39 △4.70% +0.96 [15:06]
アジア市場と欧州市場
【上海総合指数】 2,827.01 ▼0.90% -25.54 [16:02]
ハンセン指数 23,793.55 ▼2.20%
MSCI Emerging Markets 878.24↓[4/21]
Europe Stoxx 600 324.31 -11.39 (▼3.39%)
REIT Europe 1,226.62 -20.20 ▼ 1.62% [4/20]
バルチック指数 757.00 △0.80 [4/20]
米国市場サマリー
【NYダウ】 23,018.88 ▼2.67% -631.56 [04/21]
【NASDAQ】8,263.23 ▼3.48% -297.50 [04/21]
S&P500 2,736.56 ▼3.07%
ラッセル2000種指数 1,185.094 ▼2.33%
【VIX恐怖指数】 45.41 ↑
Fear & Greed Index 40↓(Fear)
【WTI原油】 13.29 [6月限] 7:54JST
【NY金先物】 1,701.75 ↑ 7:54JST
ドルインデックス:100.21↑ 7:54JST
フィラデルフィア半導体指数 1588.70 ▼4.73%
米国30年債利回り:1.169↓ 7:54JST
米国10年債利回り:0.575↓ 7:54JST
米国 2年債利回り:0.218← 7:54JST
米国3か月債利回り:0.09↑ 7:54JST
MSCI US REIT IDX : 930.89 -14.88 (▼1.57%)
ブルームバーグ商品指数トータルリターン 126.9362 ▼3.99%
NYFANG:IND 3,316.902 ▼3.87%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,136.96▼0.41% [4/20]
iShares iBoxx $ Investment Grade Corporate Bond ETF 129.36 ▼0.35%
BofA US High Yield Index Effective Yield 7.92↑ [4/20]
BofAML US High Yield CCC or Below Effective Yield 16.74↑ [4/20]
米取引所の合算出来高は121億株。直近20営業日の平均は132億株
AAPL 268.37▼3.09% (52週最高値 327.85 52週最安値170.27 )
AMZN 2328.12▼2.74% (52週最高値 2461.00 52週最安値1626.03 )
GOOG 1216.34▼3.97% (52週最高値 1529.63 52週最安値1025.00 )
MS 167.82▼4.14% (52週最高値 190.70 52週最安値115.52 )
NVDA 269.51▼6.11%( 52週最高値 315.41 52週最安値132.60 )
FB 170.80▼4.17% (52週最高値 224.20 52週最安値137.10 )NFLX 433.83▼0.84% (52週最高値 449.50 52週最安値252.28 )
TSLA 686.72▼7.99% (52週最高値 968.99 52週最安値176.99 )
まずは、S&P500業種別でみると、情報技術業種が下落。中身をみると、米半導体メーカーが根こそぎ下落。 フィラデルフィア半導体指数が約▼5%下落。業績懸念だとされている。
また、米国市場の各種指標をみると、ハイ・イールド債利回り、レバレッジドローン指数など3/23付近を底値にして急に利回り上昇したり、指数が回復しはじめていて、このまま戻るんじゃないかと危惧したが、今週からまた流れが変わってきたと見受けられる。ただし、FRBが買い取っている投資適格社債の代替指標として iShares iBoxx $ Investment Grade Corporate Bond ETF をみているが、これも3/19を底値にして急回復して4/9にはほぼ戻ったがずるずる下落している。これはFRBが23日に投資適格社債のほぼ無制限買入の金融政策をしたことに起因する。
新型コロナウイルス対策法案 第四弾は不十分
民主党の主張を受け入れてこなかった共和党指導部ですが、だいぶ民主党に歩み寄った内容になったと見受けられる。3200億ドルは大手銀行含めた融資だが、そのうちの600億ドルは地方銀行や少額融資の人に利用されることになった。また、病院向け融資、新型コロナ検査費用にも予算が割り当てられた。給与保護プログラムについては、ブルームバーグによると、農家や農場経営者用に充てられるようだ。
米上院は21日、追加の新型コロナウイルス対策法案(4840億ドル規模)を全会一致で可決した。法案は下院に送られ、23日に採決される見通し。トランプ大統領は迅速な法案成立を要請している。 対策の内訳は、中小企業向け融資プログラムに3210億ドル、中小企業向け緊急災害融資プログラムに600億ドル、病院向けに750億ドル、全国的な新型コロナ検査に250億ドルなどとなっている。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-usa-congress-idJPKCN223312
議会はすでに第5弾の対策法案の策定に取り組んでいる。民主党のシューマー上院院内総務は、3月27日に成立した2兆3000億ドルの経済対策と「同程度の規模」になる可能性があると述べた。
The new package would provide $320 billion to allow the PPP to take new applicants for the program, which provides forgivable loans to small business that keep employees on the payroll for eight weeks.
https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-04-21/senate-passes-484-billion-interim-economic-stimulus-package
The bill sets aside $30 billion of the PPP loan funds for banks and credit unions with $10 billion to $50 billion in assets and another $30 billion for even smaller institutions. Democrats pushed for that, arguing such institutions could better serve “under-banked” small business like those owned by newer businesses or those owned by women and minorities.
The measure includes $60 billion in loans and grants for a separate Economic Injury Disaster Loan program, and makes farms and ranches eligible for the loans.
で、3000万規模の中小事業者がいて、1600万人ほどが申請受理されているのでこの予算さえあれば、もう足りると思うじゃないですか。
ところがですね、既に全米銀行協会はこれでは足りないと警告を発しているわけですよ。すでに数百、あるいは数千の申請がペンディングされている状態で、3000億ドルの融資なんてたった数日で使い切ってしまうよ!というわけです。
彼らの概算によると、新たに1兆ドルちかく必要らしいです。
そりゃ、株価が上がらないわけだ。
Lenders are warning their customers they might not be able to secure loans even if Congress provides an additional $300 billion as soon as this week. Banking industry representatives say the program has a burn rate of $50 billion per day and needs closer to $1 trillion to meet demand, with hundreds of thousands of applications pending.
https://www.politico.com/news/2020/04/20/bank-small-business-funding-coronavirus-197372
まぁそもそも前回は、予算の半分が100万ドル以上必要な企業、中小企業といっても比較的規模の大きい企業に使われている状況です。
個人事業主は、申請フォーマットに手間取ったようで、申込開始じたいが遅れたから一番痛みがあるところに融資がまわっていないのでしょう。
詳しくは、数日前のブログをご覧ください。
しかも、更に問題なことに、4/3から開始したPPP申請(個人事業主は4/10以降)だが、CNBCによると、未だに受け取っていない人が大勢いるとのことだ。中小企業でも大手企業のシェイク・シャックは受け取っているのに、なんとも不思議な事態が起きている。
確か、3か月以内に手元資金が底を尽きる中小企業が4割ほどだったと思うので、4月中に受け取れなければ、厳しい状況にたたされそうだ。
もはや、PPP申請についても、申請者のアカウントにいつ振り込まれるか時間の勝負になっているような状況だ。