日本市場サマリー
【日経平均株価】 19,669.12 ▼1.15% -228.14 [04/20]
TOPIX 1,432.41▼0.70%
【ドル建て日経平均】182.32 ▼1.27% -2.34 [15:00]
【ドル円】 107.90 +0.39 △0.36% [15:01]
【日経VI】37.82
東証一部出来高 1,065,420,000株 15:00
Japan 5 Years CDS 33.9 [04/20]
アジア市場と欧州市場
【上海総合指数】 2,852.55 △0.50% +14.06 [16:02]
ハンセン指数 24,330.02 ▼0.21%
MSCI Emerging Markets 899.33 ↓[4/20]
Europe Stoxx 600 335.70 +2.23 (+0.67%)
バルチック指数 751.00 △3.44% [4/17]
米国市場サマリー
【NYダウ】 23,650.44 ▼2.44% -592.05 [04/20]
(52週最高値 29,568.57 52週最安値 18,213.65 )
【NASDAQ】8,560.73 ▼1.03% -89.41 [04/20]
(52週最高値 9838.37 52週最安値 6631.42 )
S&P500 2,823.16 ▼1.79%
(52週最高値 3,393.52 52週最安値2191.86)
ラッセル2000種指数 1,213.348 ▼1.28%
【VIX恐怖指数】 43.83↑
Fear & Greed Index 41↓(Fear)
【WTI原油】 21.73 [6月限]
【NY金先物】1708.05↑ 7:54JST
ドルインデックス:99.95↑
フィラデルフィア半導体指数 1667.57△2.23%
米国30年債利回り:1.223↓
米国10年債利回り:0.616↓
米国 2年債利回り:0.218↑
米国3か月債利回り:0.09↓
MSCI US REIT IDX : 945.77 -40.28 (▼4.08%)
ブルームバーグ商品指数トータルリターン 132.2049 ▼0.18%
NYFANG:IND 3,450.366 ▼0.05%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,145.76 △0.46% [4/17]
BofA US High Yield Index Effective Yield 7.73↓ [4/17]
BofAML US High Yield CCC or Below Effective Yield 16.26↓ [4/17]
米取引所の合算出来高は123億株。直近20営業日の平均は134億株。
AAPL 276.93▼2.08% (52週最高値 327.85 52週最安値170.27 )
AMZN 2393.61△0.78% (52週最高値 2461.00 52週最安値1626.03 )
GOOG 1266.61▼1.30% (52週最高値 1529.63 52週最安値1025.00 )
MS 175.06▼1.98% (52週最高値 190.70 52週最安値115.52 )
NVDA 287.05▼1.80%( 52週最高値 315.41 52週最安値132.60 )
FB 178.24▼0.56% (52週最高値 224.20 52週最安値137.10 )NFLX 437.49△3.44% (52週最高値 449.50 52週最安値252.28 )
TSLA 746.36▼1.00% (52週最高値 968.99 52週最安値176.99 )
まずは、S&P500の業種別。
公共サービス、不動産、エネルギー業種が大きく下落。 MSCI US REIT IDXが▼4%も下落しているように、不動産は厳しい。エネルギー会社は、原油の貯蔵施設が限界に近づくし、石油価格はマイナスになるわで厳しいな。オキシデンタルが年初来70%近く下落していて、いつChapter11がくるかといったところでしょう。トランプ大統領は、石油備蓄を積み増すと宣言しているが、2.2兆ドルの財政出動からはこの石油備蓄予算は外されているし、再度予算を取りにいくのだろうか?
原油価格が初のマイナスに
一時は、マイナス40ドルまで下落したそうだが、今は急反発して5月限がマイナス14ドルまで戻ってきたようだ。普段みているWTI原油CFDはマイナスにはなれないようで、0.01ドルという限りなく0に近い価格になった。
ニューヨークの原油先物相場は20日、初めて0ドルを割り込む暴落となった。世界経済の急停止で、本来は消費される原油の保管場所がなくなるという思惑から投げ売りが加速した。
https://jp.wsj.com/articles/SB12037553245584973720304586336200287739860
OPECプラスは歴史的な減産を実施して、ロシアも大幅減産していると発言しているが、原油価格はもはや政治的な減産合意では動かない。
先日、当ブログに書いたように、4月末~5月初めにかけて世界の石油タンク貯蔵は満タンになると予測されている。遅かれ早かれやってくるだろう。
経済再開させたいトランプ政権と、ブレーキをかけるファウチ博士
トランプ政権がドライブしようとすると、トランプ政権での記者会見では質疑応答させてもらえないファウチ博士がCNNやABCニュースで話すわけです。そうすると、経済再開を早期に実施させることについて警告を発する。それが時に不安材料となって株価が下落する。おそらく、トランプ政権で、今、もっとも株価を上昇させることができるのは、ファウチ博士ではないだろうかと思われる。
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、新型コロナウイルスの感染を「制御可能な状態」にしない限り、米経済は回復しないと言明。各地で散見される外出制限への抗議デモに再考を促した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-20/Q9399CDWLU6J01?srnd=cojp-v2
一方で、ファウチ博士に反対というか、政策メンバーから解雇しろという話も各地で多発している。そして、各地のデモが悪化している。
銃支持派が、州議事堂前で抗議していたりするのはまだわかる。しかし、病院前で抗議する人たちもいて、医療従事者がその講義を制止することまでしていることがある。米国内がカオスに陥っている感がある。
A trio of far-right, pro-gun provocateurs is behind some of the largest Facebook groups calling for anti-quarantine protests around the country, offering the latest illustration that some seemingly organic demonstrations are being engineered by a network of conservative activists.
https://www.washingtonpost.com/technology/2020/04/19/pro-gun-activists-using-facebook-groups-push-anti-quarantine-protests/
さらには、共和党を押し上げたといわれる、ティー・パーティーまで登場してきている。もはやカオスに近づいてきており、政情不安になるほうが色濃くなってきた。ティー・パーティーについて語れるほど理解できていないが、米政治的には重要な組織の一つなので、またの機会に書いておきたいと思う。
The tea party is back. I was wondering where they had gone.
https://www.washingtonpost.com/opinions/the-tea-party-is-back–and-endangering-lives/2020/04/20/e7b30dec-8314-11ea-ae26-989cfce1c7c7_story.html
You remember them, right? When Barack Obama was in office, these self-styled defenders of limited government and individual liberty took to the streets to protest federal debt, corporate bailouts, government-sponsored health care and a president who they said governed like the king our forefathers rebelled against.