株式市況/今度はマイケル・ピルズベリーが登場

昨日の終値。

【日経平均株価】 22,044.45 △0.38% +83.74 [09/19]
TOPIX 1,615.66△0.56%
マザーズ 848.29△0.36%
【ドル建て日経平均】204.27 △0.67 +1.36 [15:00]
【ドル円】 107.92 -0.52 ▼0.48% [15:01]
東証一部出来高 1,333,140,000株 15:00
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ダウ先物指数 27,082.00 14:52JST
SP500先物指数 2,999.75 15:03JST

ハンセン指数      26,468.95  ▼1.07%
【上海総合指数】 2,999.28 △0.46% +13.62 [16:02]
MSCI Emerging Markets  1,016.57 ▼0.46% [9/19] 
(52 WEEK RANGE 929.90 – 1,099.18)
MSCI Intl Emerging Market Currency     1,617.95  ↑   [09/18] 
( 52 WEEK RANGE 1,575.1 – 1,658.2 ) 
バルチック海運指数     2,266.00  ▼0.74%  [9/18]

続いて、米国市場。Fed Watchの予測通り、FF金利25BPの利下げを実施。
要望した利下げに達せず、トランプが罵るのも想定通り。

【NYダウ】 27,094.79 ▼0.19% -52.29 [09/19]
(52週最高値  27,398.68  52週最安値21712.53 ) 
NASDAQ     8,182.88 △0.07%
(52週最高値 8,330.21      52週最安値6190.17 )
S&P500 3,006.73 -
(52週最高値   3,025.86  52週最安値2346.58 ) 
ラッセル3000種指数   1,763.277 ▼0.03%
(52週最高値 1,779.484   52週最安値 1,379.014 -)
【VIX恐怖指数】   14.05 [09/19]
【WTI原油】  58.66 ↑  [5:54JST] 
【NY金先物】 1,505.95 ↑   [5:55JST] 
ドルインデックス:97.95 ↓  [5:55JST] 
米国30年債利回り:2.231 ↓  [5:55JST] 
米国10年債利回り: 1.788 ↓  [5:55JST] 
米国2年債利回り:1.746 ↓  [5:55JST] 
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,772.60 △0.05%
NYFANG:IND       2,640.9573 ▼0.21%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,225.51 ▼0.14%   [9/18]
(52 WEEK RANGE 2,049.76 –   2,228.89 )
米取引所の合算出来高は61億株。直近20営業日の平均は69億株。
AAPL  220.96▼0.81% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1821.50△0.22% (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1238.71△0.51% (52週最高値 1289.27 52週最安値970.11 )
NVDA  176.94▼1.69% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB   190.14△1.06% (52週最高値 208.66 52週最安値123.02 )
NFLX  286.60▼1.70% (52週最高値 386.80 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/8/27時点

米中次官級貿易協議が19日、ワシントンで始まりました。
ライトハイザー代表が参加する閣僚級会議は10月に開催予定。さて、このタイミングでピルズベリーが登場してきました。 ピルズベリー氏は、大統領の非公式アドバイザーというのは知りませんでした。

トランプ米大統領のアドバイザーを務める米シンクタンク、ハドソン研究所の中国戦略センター長、マイケル・ピルズベリー氏は19日、米中両国が近く貿易合意に至らない場合、米国は対中圧力を強化する構えだと述べた。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-19/PY3ISF6TTDS301?srnd=cojp-v2

ピルズベリーの「CHINA 2049」はトランプ政権の対中強硬姿勢を理解するのに必読です。以前、書評として紹介した通り、上級顧問クシュナーも頻繁に会っているし、対中対策では、ピーター・ナヴァロと並んで重要人物です。

また、興味深い記事がありました。
https://www.cnbc.com/2019/09/18/cme-group-ellyatt-190918-eu.html
CMEグループのチーフエコノミストの見解ですが、納得しました。
要は、トランプ大統領には2つの板挟みにあっていて、
中国大嫌いの野党民主党と、中国に対して強硬姿勢を求める共和党議員たちの勢力。

トランプ政権が協定を結びたくても、この2つの勢力から批判されるのを恐れて2020年のトランプ大統領選挙再選までは協定を結ばないはずだという意見です。
トランプ大統領は、共和党の指名を勝ち取らなくてはいけないので敵にまわしたくないはずです。中国強硬姿勢の手を緩めれば、民主党からも総攻撃をうけるでしょう。 米国国内では、中国嫌いが着々と進んでいます。
トランプ大統領自身が引用していた、トランプ大統領の支持率は51%です。
ここでいきなり中国を甘やかしはじめたら支持率も失うことになるでしょう。
米中協定合意を望んでいるのは、市場やグローバル企業だけかもしれませんね。
この問題を更に複雑にしているのは、
実は、中国のシージンピンも同じような状況に置かれているからです。
習政権も協定を結びたくても、中国国内の強硬姿勢な人達の反発をかいます。
なので、米国に従順な姿勢を示すことが国内政権を揺るがすことになるのでできないはずです。

さて、今朝の日経平均先物
あんまり動かなそうだなぁ…

【CME日経平均先物:円建て】21,955 (0) 日経比:-89.45 8:26JST
【ドル円】 108.02 +0.01 △0.01% [08:39]