【1】米議会下院スケジュール
今週から1週間の委員会活動。
来週月曜( 5月31日)メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日) から1週間は議員は地元に戻る1週間。翌々週から本会議が再開予定。8月はDistrict Workになるので、米議会は6-7月の動きが慌ただしくなりそうです。
先週は連邦議事堂の警備強化のための$19億の法案が下院で可決したり、1/6の議事堂襲撃調査へ独立委設置を可決したりという動きがあったけど上院で通過する見込みなし。
・ 下院交通委員会の、インフラ法案部分については遅れていて6月になるよう…
【2】米議会上院スケジュール
上院は、本会議での投票も続きます。来週1週間は休会。
シューマー上院院内総務は、1/6の議事堂襲撃調査へ独立委設置を可決すると意気込んでいるけど、60票には到達しないからたぶん無理。
◆上院歳出委員会は、2022年度予算編成にむけて公聴会がほぼ毎日開催。
5/26
・ Energy and Natural Resources
委員会開催の内容というより、マンチン上院議員議長の発言に注目
・ Banking, Housing, and Urban Affairs
米大手銀行6社のCEOを召喚してAnnual Oversight of Wall Street Firms
・ 上院環境・公共事業委員会は、暫定的に来週水曜日にHighway Billを審議する予定。
◆ バイデン政権との交渉をふまえて、上院共和党が再度インフラ法案提案予定。
$5000億→$8000億規模位への増額ではないかね。
バイデン政権は$2.2兆のインフラ提案から$1.7兆に減額して再提案してきた。これも共和党議員との会議をふまえて譲歩してることのパフォーマンスでしょ。 民主党幹部は、共和党の支持なしでさっさと進めようとバイデン政権に提案中ですと(引用元:Roll Call)
◆Endless Frontier ActとU.S. Innovation and Competition Actは採決間近?
先週、新たに発表された U.S. Innovation and Competition Act の内容。
・自動車産業、軍需産業に不可欠な半導体製造支援($520億)
・5G競争における米国のイノベーションを促進($150億)
・ニューヨーク州北部(特にグレーター・ロチェスター/フィンガーレイクス)を世界のイノベーションと半導体のハブにする
・予算は5年間でとかかれているが、半分以上が2022年度で計上予定。
(引用元:シューマー院内総務公式HP)
この法案は既に超党派で指示を得ているので可決されるでしょう。シューマー院内総務が数週間で可決させると発言していたので、6月には可決するでしょう。
【3】バイデン政権
バイデン大統領のスケジュールはのちほど。
また、さきほどエチオピアの人権侵害に懸念表明ということで、加害者側に対するビザの発給停止を発表。
We have repeatedly voiced our grave concerns over continued human rights violations and abuses in the Tigray region of Ethiopia. Starting today, we are taking steps to impose visa restrictions on those we believe to be responsible for perpetrating the conflict.
— Secretary Antony Blinken (@SecBlinken) May 23, 2021
また、 ベラルーシ当局は23日、領空を飛行していた民間機を首都ミンスクの空港に緊急着陸させてジャーナリスト逮捕させた件についても抗議。
【4】経済スケジュール
債券入札スケジュール