【1】米議会下院スケジュール
引き続き、今週も委員会活動。ワシントンを既に離れている議員も多数。下院運輸インフラ委員会とか注目されてるんだけど、5/6に小委員会開催が予定されているだけ。下院エネルギー・商業委員会は来週ほとんどで公聴会があったりするから、委員会によってまちまちなスケジュールだね。
【2】米議会上院スケジュール
上院議会は1週間ほぼお休みで多くの議員はワシントンを離れる。本議会、上院委員会活動の予定なしでプロフォーマセッションのみです。
下院議会では、どんどん法案可決しているが、上院議会ではまだバイデン政権高官メンバーの承認作業が続いている。政権高官で上院の議会承認が必要なポジションは1200件。100日間のハネムーン期間を終えて、44名が承認を終えた。
バイデン大統領は147名を既に指名しているが、まだ承認が通っていない。もっとも、まだ重要だが指名していないポジションも352名もある。
これら全員に対して、管轄する上院委員会が指名された人を読んで公聴会を数日間開催し、委員会で投票して可決し、その後、本会議もっていき、動議をあげ~クローシャーし~という作業が続くのだから、まあ時間がかかってしょうがないわけだ。
そんな中、やっと上院議会でインフラに関連する法案が可決した。
「飲料水&廃水インフラ法案」が89票の賛成(反対票2名)で可決したのだ。各州の水インフラプログラムに$350億を投入するもの。飲料水に含まれる鉛の問題を解決するため、$1億の助成金で水道管を交換を含む。(引用元:The Hill)
この法案で、圧倒的多数が賛成したように、共和党もインフラ法案に対しては基本的に前向きなのだ。ただし、道路、橋、水道、ブロードバンドといった従来的なインフラには投資したいと考えている。問題は、インフラ投資の内容と、予算のかけかたなのだ。
【3】バイデン政権
・5/3(月)ボリス・ジョンソン首相とブリンケン国務長官会談
・5/3(月)~5/5(水)G7外相会談
G7のほか、オーストラリアやインド、韓国、南アフリカ、ASEAN連合の代表も参加予定。
・5/5~6 ブリンケン国務長官とウクライナ首相会談(引用元:Axios)
WHが”Statement by President Joe Biden on the 10th Anniversary of the Osama bin Laden Raid”という声明文だしていてアレ。
【4】経済スケジュール
金曜日には雇用統計もあるし、ISM製造業雇用指数もあるか。
今週は短期債の入札ね。