米国株式市況/ラッセル2000は過去最高値更新

【NYダウ】30,218.26△0.83%  
【NASDAQ】12,464.23 △0.70%
【 S&P500】 3,699.12 △0.88%    
ラッセル2000種指数 1,892.449△2.37%  →最高値更新
VIX恐怖指数  20.79↓
Fear & Greed Index 89 ↑
米30年債利回り 1.737↑
米10年債利回り 0.968↑
米2年債利回り 0.157↑
→2年債と10年債の利回り差  81.65BP ↑
WTI原油先物 46.11  
フィラデルフィア半導体指数:2793.03 △2.83%
ブルームバーグ ドル・スポット指数 :1,129.55▼0.09% (2018年4月以来のドル安進行中)
LQD   137.00▼0.55%    
HYG  86.85△0.42%  
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,321.46△0.14% [12/3]←52週最高値更新中!
米取引所の合算出来高は114億株。直近20営業日の平均は118億株。
AAPL 122.25▼0.56% (52週最高値 137.98 )
AMZN 3162.58▼0.76%(52週最高値 3552.25)
GOOG 1827.99△0.07% (52週最高値 1847.20)
MS   214.36△0.06% (52週最高値 232.86) 
FB   279.70▼0.76% (52週最高値 304.67)
NVDA 498.31△0.16% ( 52週最高値 589.07)
TSLA 599.04△0.95%(52週最高値 607.80)

欧州。「英EU通商合意至らず、3分野でなお隔たり」だって。年末が期限。
ドイツ10月製造業受注指数 前月比△2.9% 6ヵ月連続で上昇となりコロナウイルス危機前の水準を上回った。
FTSE100  6,550.23 △0.92%
Europe Stoxx 600   394.04 △0.59%

◆米国市場の経済指標
1)雇用統計
・ 11月非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)前月比24万5000人増
( 前月は61万人増 )
・ 家計調査に基づく失業率は前月から0.2ポイント低下の6.7%
・ 27週間以上で職探しをしている長期失業者390万人( +38万5000人 )
・労働参加率 61.5%(前月61.7%)
2) 10月米製造業新規受注△1.0%(前月△1.3%)
 - コア資本財受注は前月比△0.8%
3)10月米貿易赤字は631億ドル (前月621億ドルの赤字)

オープニングはS&P500は△0.2%、ナスダック総合指数は△0.1%上昇ではじまる。雇用統計が市場予想より下回ったのに、なんで上昇したのかさっぱりわからないなぁと思っていたら、「雇用統計で雇用の伸び鈍化が改めて確認され、追加景 気対策策定に向け議会への圧力が増すとの観測が高まった」ですって。そうですか。

セクター別ではエネルギーセクターが△5.4%
S&P500構成銘柄で上昇率トップはエネルギー企業のOCCIDENTAL PETROLEUM CORP △13.42%、アパッチやマラソン・オイルも△10%。
ダウの中では、 シェブロンとキャタピラーはそれぞれ△3.9%と△4.3%上昇と買われる展開。

最後に債券。10年債利回りは一時0.986%と、3月20日以来の水準に上昇した。
来週1300億ドル規模の米入札があるから、それもありそうですけどね。
あと、このCTAの動向が気になるので貼り付けておく。

商品投資顧問業者(CTA)として知られるこうした市場参加者は8月以降に米国債のロングポジションの65%を解消した。もし10年物米国債利回りが1.02%を超えれば、CTAが大々的に強気のポジションを解消するだろうと野村証券の高田将成クロスアセット・ストラテジストが指摘した。
高田氏は3日のリポートで、CTAがネットベースで全てのロングポジションを解消しなければならなくなる可能性が高まっているように見えるとした上で、CTAがポジションが中立になるまで売れば、10年物利回りは1.20%前後まで上昇し得ると試算した。

引用:ブルームバーグ