米国株式市況/トランプ大統領とバイデン大統領候補の第一回討論会

【NYダウ】 27,452.66 ▼0.48% -131.40 [09/29]
【NASDAQ】11,085.25 ▼0.29% -32.28 [09/29]
S&P500 3,335.47 ▼0.48%
ラッセル2000種指数    1,504.727 ▼0.37%
米30年債利回り 1.417→
米10年債利回り 0.650→
米2年債利回り 0.131→
Fear & Greed Index 44↓(Fear)
VIX恐怖指数  26.27→
SKEW INDEX  123.93▼2.18%
WTI原油先物  39.09 8:01JST
フィラデルフィア半導体指数:2242.52△0.22%
ドルインデックス:93.87▼0.42%
ブルームバーグ ドル・スポット指数 :  1,179.97 ▼0.06%
LQD  134.73▼0.13%
HYG  83.56△0.08%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,264.99 △0.05% [9/28]
米取引所の合算出来高は83億1000万株。
AAPL 114.09▼0.76% (52週最高値 131.00 52週最安値51.06 )
AMZN 3144.88▼0.92% (52週最高値 3495.00 52週最安値1626.03 )GOOG 1469.33△0.33% (52週最高値 1659.22 52週最安値1025.00 )
MS   207.26▼1.04% (52週最高値 231.15 52週最安値115.52 )
NVDA 529.03△1.46%( 52週最高値 543.00 52週最安値132.60 )
FB   261.79△1.94% (52週最高値 304.67 52週最安値137.10 )
NFLX 493.48△0.56% (52週最高値 575.37 52週最安値252.28 )
TSLA  419.07▼0.51% (52週最高値502.49 52週最安値43.67)
ZM   465.50▼4.54% (52週最高値494.90 52週最安値60.97)

オープニング前後の経済指標発表。

・7月米20都市住宅価格指数は前年同月比で3.95%上昇
・ 9月消費者信頼感指数101.8(前月 86.3に上方修正)

S&P 500とナスダック総合指数はどちらも前日終値とほぼ変わらずでスタート。
正午頃には、S&P 500もナスダック総合指数もマイナスに転じる。

日本時間23時頃から急落しているけど、そのタイミングであった出来事は、以下3つ。

・カプラン総裁の発言
-2023年まではFF金利はゼロ付近になるだろうが、バブルの可能性が高まる--2023年までは緩和的であるべきだが、FF金利がゼロ付近に留まることを意味しているわけではない。
・トルコの戦闘機がアルメニアを撃墜(トルコが参戦してるし)
・カドローNEC委員長、ムニューシン財務長官が財政出動について継続協議していることをアピール

財政出動については、共和党議員のツイッターを視ている限り、話題にさえのぼっていない…。 共和党議員重鎮メンバーは、コーニー・バレット最高裁判事候補と会談を設けたようで、そっちの方が優先度高いわけです。 金融系メディアみていると、コロナ追加対策予算については進展しているような記事に傾いているが、政治メディアみているとかなり悲観的ですね。
あとは、継続予算決議も明日に採決なので、明日決まらないと政府閉鎖に陥る。

また、 トルコvsロシアはシリア以外にも、また追加炎上案件が出てきましたね。トルコリラは遂に対ドルで7.8を突破。 Sovereign CDSは、アルゼンチン、ベネズエラを除き、 Sovereign CDSが最も高い値。まともに国債発行できている国の中では、もっともデフォルト率が高くなっているといえるでしょう。トルコがデフォルトしたら欧州が更にピンチですね。中国人観光客を見込んでいた欧州観光国も、今年の国慶節は国内で済ませるようですし。

また、FRB連銀総裁の発言が昨日は多かった
・米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁
-経済が回復するのは3年程度かかる
-意図的に、インフレ率を一定期間オーバーシュートさせる必要がある
・ 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁
- 雇用はおそらく2023年まではコロナ流行前のレベルに戻ることはないだろう

エネルギーセクターと金融セクターが下落。
欧州もSTOXX® Europe 600 Bank ▼2.22% と総合指数よりも大きく下落している状況。


さて、日本時間10:30~大統領討論会がスタートします。
トランプ大統領の公約で2016年時から全く目新しいものが出てくるとは思い難いので、どちらかというとバイデン大統領候補の政策について興味あり。
バイデン大統領候補はデラウェア州出身で、上院議員の時は州を代表していた。お隣の州の下院議員立候補者キム・クラシック候補の主張についてどう思うかは聞いてみたいよね。あなた方が政権をとっていた8年間で何をできたんだよっていうあたり。
また、最高裁判事が11月から審議に入る予定のオバマケア違憲審議についての関心も高いみたいね。バイデン大統領候補が就任したところで、最高裁でオバマケアが違憲とされたら、どうするんだろうね~

以下のように郵送投票じたいの話もありますが、訴訟問題になった時のシナリオも考えておいた方がいい。 ワシントン・ポストによると、 合衆国憲法は、州が大統領選挙人を選ぶことを規程していて、何か混乱が生じたら、州の下院議員で単一の一票を投じることになる。 州下院議会は、共和党が26州をおさえ、民主党が23州をおさえているから、結果的に共和党が勝つことになってしまうのですよ。2021年の予測をみても、むしろ共和党が州議会下院をさらに増やす見込み。