米国株式市況/米最高裁の指名および上院採決は今月中に実施

【NYダウ】 27,147.70 ▼1.84% -509.72 [09/21]
【NASDAQ】10,778.80 ▼0.13% -14.48 [09/21]
S&P500 3,281.06▼1.16%
ラッセル2000種指数  1,485.252▼3.35%
米30年債利回り 1.418↓
米10年債利回り 0.668↓
米2年債利回り 0.139↓
Fear & Greed Index 51→(Newtral)
VIX恐怖指数  27.78↑
SKEW INDEX  130.64▼1.10%
WTI原油先物 39.88↓ 8:19JST  
フィラデルフィア半導体指数:2154.28▼0.31%
ドルインデックス:93.55
ブルームバーグ ドル・スポット指数 :1,170.47 ▼0.01%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,285.56▼0.05%[9/18]
バルチック指数  1,296.00△0.15% [9/18] 
米取引所の合算出来高は106億2000万株
AAPL 110.08△3.03% (52週最高値 131.00 52週最安値51.06 )
AMZN 2960.47△0.19% (52週最高値 3495.00 52週最安値1626.03 )GOOG 1431.16▼1.97% (52週最高値 1659.22 52週最安値1025.00 )
MS   202.54△1.07% (52週最高値 231.15 52週最安値115.52 )
NVDA 500.69△2.69%( 52週最高値 543.00 52週最安値132.60 )
FB   248.15▼1.73% (52週最高値 304.67 52週最安値137.10 )
NFLX 487.35△3.70% (52週最高値 575.37 52週最安値252.28 )
TSLA  449.39△1.64% (52週最高値502.49 52週最安値43.67)
ZM   468.47△6.78% (52週最高値478.00 52週最安値60.97)

米指数先物がスタートして、アジア時間には金曜日の終値を上回る動きもあったが、日本時間16時頃から下落していく。STOXX® Europe 600 は▼3.24%の 356.82となり、6月以来の安値になった。 FTSE100も▼3.38%下落。

1)欧州のロックダウン懸念(というか、ロンドン待ち)
欧州の感染者数が米国を上回るという話は以前からあったが、フランス、スペインが一部をロックダウン。イギリスについては本日22日に明らかになる見込み。STOXX® Europe 600 Travel & Leisure▼5.2%となり、欧州銀行セクターに次ぐ下落となった。ブリティッシュエアウェイのIAG .ICAG 12.1%、Lufthansa LHAG.DEは ▼9.5%など航空株の下落が目立つ。

2)米欧銀行のマネーロンダリング報道
STOXX® Europe 600 Banksは▼5.7%
バークレイズBARC.Lとドイツ銀行DBKGn.DEは、それぞれ▼5.4%と▼8.8%下落。また、米銀行のJPM.N▼3%、BNYメロン▼4%

米財務省の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)に複数の銀行、その他金融機関から届け出られた不審行為報告書(SAR)に基づいている。バズフィードが漏洩(ろうえい)した2100を超えるSARを入手し、ICIJ、その他のメディアにも情報を提供した。
ICIJによると、SARで出てくる銀行は、HSBCホールディングスHSBA.L、スタンダード・チャータード(スタンチャート)STAN.L、バークレイズBARC.L、ドイツ銀行DBKGn.DE、コメルツ銀行CBKG.DE、JPモルガン・チェースJPM.N、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)BK.Nなど。

https://jp.reuters.com/article/global-banking-fincen-idJPKCN26C0MB?il=0

3. 米ニコラの創業者トレバー・ミルトン氏が執行会長を即日辞任

SECが詐欺の容疑で調査していたのだね。二コラは市場前取引で約▼30%下落。
GEはババを引くことに…

これらのニュースを受けて米先物指数は1.5%前後の下落をしていた。
市場前取引で航空株、クルーズ株は▼4%前後の下落、MAGA株も▼1~2%前後の下落だった。
オープニングでは、S&P 500とナスダックコンポジットは、それぞれ▼1.55%と▼1.6%下落してスタート。
その後、反発していき、ナスダックコンポジットは先週終値から小幅な下落にとどまった。

セクター別では、ITセクター以外は全面安だね。
金融セクターで最も下落しているのが、DISCOVER▼6.79%。CAPTAL ONE▼5.46%、アメックス、コメリカも▼5%なのでクレジットカード会社の下落が目立つね。

TikTokと米中ディカップリング

なんかもうようわからんね。中国の環境時報は「米国に売却はしない」などとまた煽っているし、中国側の制裁リストにはシスコが入っているとか。正式に中国は制裁リストを報告していないようだが、報道タイミングは中国市場が閉まって、米国市場が開場する前でしょう。

トランプ米大統領は21日、米オラクルと北京字節跳動科技(バイトダンス)が合意した動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」米事業の新会社設立について、暫定承認を撤回する可能性を示した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-21/QH0F5XDWX2PT01?srnd=cojp-v2

米最高裁の指名および上院採決は今月中

トランプ大統領は、今週金曜か土曜日までに最高裁を指名すると表明。
上院議会は10/2までですから、来週に採決して承認するのでしょう。マコネル上院院内総務のツイッターをみると、次々と共和党上院議員をクロージングしていってます。マコウリスキ議員(アラスカ州選出)は反対らしいけどw
もうコロナ追加対策予算は消え去りましたね。だって共和党にとっては最高裁承認決議の方が重要だし、CR(継続予算決議)よりも重要でしょうからね。

故ギンズバーグ最高裁判事は癌だったことは今年はじめには公表されていたし、何度も入院していたはず。で、粛々と共和党とトランプ大統領は最高裁候補者リストを作成していたわけです。つい最近だって、テッド・クルーズ上院議員が候補者リストに入ったとニュースになっていた。全部で20名くらいの候補者リストだったはず。

マコネル上院院内総務も何度も最高裁判事の採決については以前から発言していて、粛々と狙っていましたよ。むしろ、私はそれに対してアクションが足りなかった民主党に落ち度があるのではないかと思うくらいです。上院で多数党とらないと指名を阻止できないからね。

トランプ米大統領は連邦最高裁判所の判事に、シカゴの連邦高等裁判所で判事を務めるエイミー・コニー・バレット氏を指名する方向に傾いている
バレット氏は人工中絶反対派からの支持が厚い。中絶反対の活動家らは、バレット氏を指名するようホワイトハウスやトランプ氏に積極的に働き掛けている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-21/QH0ZJ0DWLU6P01

で、選挙前だからこそ、プロ・ライフ(中絶反対派)で女性の最高判事を指名するだろうなと思っていましたが、ドンピシャ。女性を指名するのは、共和党は女性の活躍を支持していると示すためね。ギンズバーグ最高裁判事の代わりだからではないですよ。共和党は女性の権利を重んじていないとみられがちなのをひっくり返したいわけですよ。ここ数年で女性議員も増えたけど、やっぱり民主党ほどではないよね。

プロ・ライフ(中絶反対派)を最高裁判事に送り込めば、トランプ大統領および共和党の功績になります。大統領選挙では、圧倒的に有利になるでしょう。
長年の夢であるロー対ウェイド事件を覆して全米で中絶禁止にすることが可能になるかもしれない。立法機関である議会は誰が支配しているかってことが如実に表れています。
まあなんていうか、プロ・チョイス派なら民主党は何が何でも上院議会を多数党にしなくてはいけなかったよね。こういうところに爪の甘さというか、民主党全体の戦略の甘さを感じてしまうのです。まあ民主党もバラバラでまとまってないですしね。 バイデン大統領候補やら、チャック・シューマー上院少数党院内総務は「大統領選後に最高裁は選ぶべきだ」って負け犬の遠吠えに感じるんですよ。最高裁を指名し、承認する権利があるのは誰なんですかと。 共和党はずいぶん前から粛々と狙っていたわけです。

クリスチャンの思考でいくと、共和党上院議員は最高裁指名を採決できるチャンスができたことを”神に”感謝していると思いますよ。
民主党に多いノンクリスチャンは、最悪な事態(最高裁でリベラルが少なくなる)に対して、受け止められないでしょうね:-Б

よければ土曜日に書いた記事もご覧ください。