株式市況/S&P500は年初来パフォーマンスプラスに転じる

日本市場

【日経平均株価】 23,178.10 △1.37% +314.37 [06/08]
TOPIX 1,630.72 △1.13%
【為替ドル円】 109.51 [15:00]
マザーズ 1,012.05 △1.61%
【日経VI】25.87
東証一部出来高 1,703,070,000株 15:00
The Japan 5 Years CDS value is 21 (last update: 8 Jun 2020 )

アジア・欧州市場

【香港ハンセン指数】 24,776.77 +0.03% +6.36 [06/08]
USD/CNH  7.056↓7:33JST 
The Hong Kong 5 Years CDS value is 44.3 →(last update: 8 Jun)
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000)  2,171.50 ▼0.57%
MSCI Emerging Markets 1,007.46 ↑[6/8] 
Europe Stoxx 600   374.12 -1.2 (▼0.32%)
STOXX® Europe 600 REITs  51.66 ▼1.36%
バルチック指数   679.00 [6/5] 

米国市場サマリー

【NYダウ】 27,572.44 △1.70% +461.46 [06/08]
【NASDAQ】9,924.75 △1.13% +110.66 [06/08]
S&P500   3,232.39 △1.20% +
ラッセル2000種指数  1,536.895 △1.97%
Fear & Greed Index 68↑(Greed)
【VIX恐怖指数】 25.81↓
【WTI原油先物】38.50→7:45JST
ドルインデックス:96.70↓
ブルームバーグ ドル・スポット指数 :  1,203.08 ▼0.08%
フィラデルフィア半導体指数:1998.62 ▼0.26%
United States 5 Years CDS 18.9↓ [6/8]
MSCI US REIT IDX : 1,139.07 +30.64 (△2.76%)
ブルームバーグ商品指数トータルリターン   137.9102 ▼0.08%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,222.61△0.57%  [6/5] 
iShares iBoxx $ Investment Grade Corporate Bond ETF 132.70 △0.33% 
iShares iBoxx $ High Yield Corporate Bond ETF   84.56 △0.12% 
米取引所の合算出来高は164億6000万株。直近20営業日の平均は123億5000万株。
AAPL 333.46△0.59% (52週最高値  333.60 52週最安値170.27 )
AMZN 2524.06△1.65% (52週最高値 2530.00 52週最安値1626.03 )GOOG 1446.61△0.57% (52週最高値 1532.11 52週最安値1025.00 )
MS   188.36△0.62% (52週最高値 190.70 52週最安値115.52 )
NVDA 352.20▲1.29%( 52週最高値 367.27 52週最安値132.60 )
FB   231.40△0.27% (52週最高値 240.90 52週最安値137.10 )
NFLX  419.49▲0.03% (52週最高値 458.97 52週最安値252.28 )
TSLA  949.92△7.26%  (52週最高値 968.99 52週最安値176.99)
EQUINIX 676.24△0.41% (52週最高値 718.33 52週最安値446.04)
ZOOM   209.83△1.07% (52週最高値 224.46 52週最安値60.97)
BABA  219.00▲0.25% (52週最高値 231.14 52週最安値147.95)

S&P500は0.3%上昇でスタート。S&P500は年初来パフォーマンス+0.05%に転じて52週最高値の3393.52まであと約5%となった。ナスダックは既に年初来高値を更新している。4:40頃にFRBがメーンストリート貸付プログラム( 対象企業は15,000人以下の従業員、年間収益の上限は50億ドル)が拡充されたことが好感されて最後に上昇した。 S&P500先物はやや下落して3225ポイント(8:10JST)で推移。 商いは先週金曜日に続き、膨らみましたね。
全米経済研究所(NBER) が2月にリセッション入りしたと発表したんですけどね。
場中にシェール企業のChesapeakeが181%上昇していたのに、市場が終了してからChapter11の計画が発表されて時間外で 39%下落。なんなんだ。
ついでに5月末にChapter11したHertz Global Holdings Incも 112%上昇して、時間外でも20%上昇。

セクター別では、エネルギーセクターが上昇。エネルギーセクターでは、年初来パフォーマンスがプラスに転じている銘柄は2銘柄しかないのでまだ厳しい感じがするな。金融セクターもMSCI、S&P、 MOODYS 、ナスダックなどが20%ほど上昇して牽引しているが、銀行株はまだ年初来20%以上下落している銘柄が3分の1ほどあるなあ。

続いて、金利や通貨。

米ドルユアンしかみていないから、ユーロとオーストラリアドルに対して人民元が下落しているのは気づかなかった。人民元は、輸出企業にとっては元安にしたいが、ドル建て債務を抱える企業にとっては元安になると債務が膨らむ。なのでちょうどいい塩梅にしなくてはいけない。
ドル建て債務を膨らませないためにユーロとオーストラリア・ドルだけ人民元安にするってアレな話だが、欧州とオーストラリアへの輸出がかいふくするのだろうか?

中国人民元は米ドルに対し2008年以来の安値を試す展開ではなくなっているが、他の通貨に対する値下がりは止まっていない。
  ブルームバーグの集計データによれば、人民元は16営業日連続で通貨バスケットに対して下げており、2015年の同バスケット組成後で最も長い下落局面となっている。この間、人民元はユーロとオーストラリア・ドルに対し4%余り下落。一方、米ドルに対しては約0.2%上げている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-06-08/QBL8UKT0G1KW01

尚、中国の輸出4月5月が好調だった話だが、特需が生じたのは日本向けの輸出だったことがなんともアレな話だなあと思います。「美国」は中国語でアメリカのようです。

https://twitter.com/shenmacro/status/1269904682589097984