日本市場サマリー
BOJは1202億円買入あり
【日経平均株価】 19,771.19 ▼0.06% -12.03 [04/28]
TOPIX 1,449.15△0.13%
マザーズ 774.20△1.85%
【ドル建て日経平均】184.43 ▼0.01 %-0.01 [15:00]
【ドル円】 107.20 -0.03 ▼0.02% [15:02]
【日経VI】33.14(高値:41.68) -1.72 ▼4.93% [14:42]
Japan 5 Years CDS 35.2 [04/28]
東証一部出来高 1,233,550,000株 15:00
【WTI原油】 11.23 ▼12.13% -1.55 [15:03]
【CME ダウ先物】 23,980.00 ▼0.08% -19.00 [14:52] ダウ比:-153 (▼0.64%)
アジア市場と欧州市場
【上海総合指数】 2,810.02 ▼0.19% -5.47 [16:02]
ハンセン指数 24,575.96 △1.22%
MSCI Emerging Markets 904.78 △0.23% [4/29]
Europe Stoxx 600 341.09 (△1.68%)
REIT Europe 1,205.28 ↑ [4/27]
バルチック指数 661.00 ▼0.60% [4/27]
米国市場サマリー
【NYダウ】 24,101.55 ▼0.13% -32.23 [04/28]
【NASDAQ】8,607.73 ▼1.40% -122.43 [04/28]
S&P500 2,863.39 ▼0.52%
ラッセル2000種指数 1,298.083 △1.26%
Fear & Greed Index 41 ↓(Fear)
【WTI原油】 13.62 △10.37% +1.28 [10:10]
ドルインデックス: 99.83 ▼0.52% ↓ 10:10JST
フィラデルフィア半導体指数 1713.21 ▼0.69%
米国30年債利回り:1.206↓
米国10年債利回り:0.615↓
米国 2年債利回り:0.227↓
米国3か月債利回り:0.11↓
United States 5 Years CDS 20.6 [4/28]
MSCI US REIT IDX : 989.06 +15.19 (△1.56%)
ブルームバーグ商品指数トータルリターン 127.2242 △0.15%
NYFANG:IND 3,410.245 ▼2.84%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,109.85 ▼0.34% [4/27]
iShares iBoxx $ Investment Grade Corporate Bond ETF 129.20 △0.27%
BofA US High Yield Index Effective Yield 8.45↑[4/27]
BofAML US High Yield CCC or Below Effective Yield 17.31↑ [4/27]
米取引所の合算出来高は123億1000万株。直近20営業日の平均は113億1 000万株
AAPL 278.58▲1.62% (52週最高値 327.85 52週最安値170.27 )
AMZN 2314.08▲2.61% (52週最高値 2461.00 52週最安値1626.03 )
GOOG 1233.67▲3.31% (52週最高値 1529.63 52週最安値1025.00 )
MS 169.81▲2.44% (52週最高値 190.70 52週最安値115.52 )
NVDA 291.36▲1.93%( 52週最高値 315.41 52週最安値132.60 )
FB 182.91▲2.45% (52週最高値 224.20 52週最安値137.10 )
NFLX 403.83▼4.16% (52週最高値 449.50 52週最安値252.28 )
TSLA 769.12▲3.71% (52週最高値 968.99 52週最安値176.99)
EQUINIX 683.76 ▲2.60% (52週最高値 715.75 52週最安値446.04)
S&P500業種別については、エネルギー業種が上昇しつつも、ヘルスケアが下落。個別株でいくと、相場終了後にアルファベット、Facebookの決算発表があり、アルファベットは7%上昇。Facebookは5%ほど上昇。
アルファベットは、実体経済向けのGoogle広告は落ち込みをみせたが、引き籠り需要のYoutube広告は好調だったようだ。SP500先物は1.5%上昇(10:38JST)で推移。その一方で、テレワーク用コンピュータ需要で期待されていたAMDは第二四半期の売上予想が弱く、時間外で5%下落。
また、昨日発表された 消費者信頼感指数は31.9ポイント低下し86.9 し2014年以来の弱さになった。 今後6カ月に所得減少を見込むとの回答比率は18.5%で、ここ7年余りで最高となっている。たった18.5%しか所得減少しないとみているってかなり楽観的じゃないかなぁ…とはいえ、5000世帯のアンケート調査なので信頼性はあるデータ。まぁCOVID19が中国で感染拡大していた時も米国は「あれはアジア人のかかる病気だ」とか米政権幹部が発言していたようだし、2019年末の米消費者調査でも「来年も再来年も給与は伸びる!」が8割強の回答だったくらいだから、まぁ基本的に困難に直面しない限り、楽観視する人達のような気がする。食肉工場が感染者圧制で工場閉鎖が多発する中で、物価がどうなるかも気になっているところです。
米国決算をふまえて、現在の米市場は上昇。まぁFANG+Mが買われていることでまだまだ伸びる産業があることが1つ、REIT指数でショッピングセンターモール開発関連が10%以上上昇しているのをみると、経済再開への期待がもう1つというところで上昇しているのでしょう。モバイルの位置情報をつかったデータ分析によると、いち早く経済再開させたジョージア州では、客足が戻ってきているという速報もあります。
また、CNBCによると、ミレニアル世代が引き籠りで株をはじめていたり、頻繁な売買している人が多いようです。どれだけの影響を与えているかわからないのですが、個人の売買が中心になっている可能性もあるかと思います。そもそもロックダウンしていて、ディーリングできないという話もあるようですし。
【CME ダウ先物】 24,241.00 △0.82% +196.00 [10:35] ダウ比:+139 (△0.58%)
SP500先物 2,893.75 [10:35]
【CME日経平均先物:円建て】20,190 (+220) 日経比:+418.81
【ドル円】 106.53 -0.34 ▼0.31% [10:45]
米国主要経済&政治スケジュール
4/28 アルファベット決算
4/29 マイクロソフト決算, 米国原油在庫量
4/30 日本時間明け方3:00頃 FOMC記者会見
アップル決算, 新規失業保険申請件数
5/1 バイデン大統領候補がランニングメイト(副大統領候補)発表予定
5/4 上院議員ワシントン戻る。下院は審議延期。
5/6 ADP非農業部門雇用者数 (4月)
米国 原油在庫量
5/7 米国原油在庫量
5/8 米国雇用統計(雇用者数、失業率)
Fedはマイナス金利まで深堀しないというのが大方の予想ですが、何らかの緩和策がでてくるとみている人も多いようです。
尚、新規失業保険申請件数は、ある調査によると、未だに1000万人ほど申請できていないとする人達がいるようです。
米国の各州再開状況
The Hillから引用すると
◆そもそも今まで自宅待機されていない州
ノースダコタ州(中西部・田舎州)
ソースダコタ州 (中西部・田舎州)
ワイオミング州 (中西部・田舎州)
◆自宅待機が条件付きで解除されて経済再開された州
アラスカ州
コロラド州
ジョージア州
アイオワ州
ケンタッキー州
ミネソタ州
ミシシッピ州
モンタナ州
オクラホマ州
サウスカロライナ州
テネシー州
テキサス州
バーモント州
ウエストバージニア州
まぁこうやってみると、経済再開された州は見事に南部州(あるいは一部は田舎州)で共和党が強い州なんですよね。こういうこというとアレですが、ワクチンがないまま経済再開してアレする人が増えた結果、票を失うことになったらどうするんでしょうね。それとも、アレする人は貧困層で共和党員ではないと考えている可能性もあるかもしれませんね。州別の感染者数をのせておきます。
国家の格付け、ソブリンCDS、外貨準備高
イタリアの信用格付けが引き下げられた。確かS&Pは先週、格付け維持していたがフィッチは下げてきた。CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)が以下の表の青文字で表示されているが、ロシアやインドよりもデフォルト確率が高いとされている。ただ、イタリアが倒れるよりも先にトルコ、南アフリカが先に倒れるだろう。
格付け会社フィッチ・レーティングスは28日、イタリアの信用格付けを「BBBマイナス」に引き下げた。格付け見通しは「ネガティブ」から「安定的」に変更した。
https://jp.reuters.com/article/italy-ratings-fitch-idJPKCN22A3FA?il=0
フィッチは、イタリア経済が新型コロナウイルスの感染拡大で著しく大きな影響を受けると予想されることから格付けを引き下げたと指摘。格付け見通しを「安定的」としたとしたことについては、欧州中央銀行(ECB)による資産買い入れ策がイタリアの新型ウイルス対策の支援になるとみられるためと説明した。
また、石油収入に頼っているサウジアラビアの外貨準備高が減り始めた。サウジアラビアは、米国債のお得意様の一人なので、米国債買い支えできるメンバーが一人消えることになるかもしれない。
一番注目している、中国の外貨準備高は減ったものの3兆ドル台をキープしている。次回の発表は5/7なので、どれだけ減少するかも注目されるだろう。なんだかんだで、融資残高は激増して債務は増えたが、外貨準備高を減らさずにCOVIT19を乗り切ったともみてとれる。オフショアユアンも7.1前後をキープして安定しているし、急激な通貨安も免れているのだ。
サウジアラビア通貨庁(中央銀行に相当)の対外純資産は3月に1000億リヤル(約2兆8400億円)減少した。原油価格の急落が背景にある。 ブルームバーグがまとめたデータによると、この減少は少なくとも2000年以降で最大。サウジは世界最大の石油輸出国で、歳入の大部分を原油収入に依存している。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-28/Q9IB0LDWRGG301?srnd=cojp-v2