BOJは1002億のお買い上げ。
まだ宣言していないのに緩和開始するってステルスQEですよね、これって。
【日経平均株価】 20,749.75 ▼2.72% -579.37 [03/06]
TOPIX 1,471.46▼2.92%
マザーズ 716.00▼3.65%
【ドル建て日経平均】196.10 ▼1.27% -2.53 [15:00]
【ドル円】 105.83 -0.33 ▼0.31% [15:07]
【日経VI】36.36 +8.29 △29.53% [14:47]
東証一部出来高 1,749,640,000株 15:00
コロナショックで円が安全資産だから買われているという話があるが、単純に米金利が下落しているので、米国と日本の金利スプレッドが縮まり円が買われているだけだと。だからこそ、同じように元が買われているわけだし。何よりドルインデックスが急落しているので、ドルが下落しているとみると考えたほうがいい。
主要6通貨に対するドル指数=USDは約0.7%安の95.995。一時95.701と1年1カ月ぶりの安値を付けた。週間では2.2%安となり、下落率は2016年5月以来の大きさだった。 (中略)
https://jp.reuters.com/article/ny-forex-idJPKBN20T2YY
マイナス金利の円やユーロで資金調達し、米資産を購入するというキャリー・トレードの追い風となっていた米金利の優位性が低下している。
続いて、アジアと欧州。 Europe Stoxx 600 が欧州企業ウェイトがいずれも1%満たしていなくて真水に近いので追加しました。欧州が悲壮感満載。
【上海総合指数】 3,034.51 ▼1.21% -37.17 [16:02]
ハンセン指数 26,146.67 ▼2.32%
Europe Stoxx 600 3,363.58 ▼3.67%
MSCI Emerging Markets 1,012.08 ↓ [3/6]
( 52 WEEK RANGE 956.59 – 1,150.91 )
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,631.29 ↓ [3/5]
( 52 WEEK RANGE 1,587.38 – 1,673.26 )
バルチック指数 599.00 △6.58 [3/4]
( 52 WEEK RANGE 415.00 – 2,518.00 ) 2016年2/5 297.0が直近最安値
FTSEも銀行株指数が2.59%下落、旅行・娯楽関連株指数は2.07%下落。欧州の痛みは、 旅行・娯楽関連株指数、石油・ガス指数、銀行株の大きくこの3つだな。 ECB 定例理事会は12(木)ですが、利下げを織り込んでいてこの相場です。すでにマイナス金利で痛めつけられている銀行は、更なるマイナス金利深堀で痛みが深まるでしょう。欧州から目が離せません。先進国ドイツ、フランスでは感染者数が700名近くなってきました。EUのお荷物であるスペインも400人超えで、かなり深刻です。
STOXX欧州600種は2019年8月以来、約7カ月ぶりの安値を付けた。週間ベースで3週連続 のマイナスとなった。 STOXX欧州600種石油・ガス株指数は5.45%下落した。原油は17年以来の安値を 付けた。石油輸出国機構(OPEC)による追加減産の提案にロシアが反対したことが背景にある。原油は 既に、世界的な需要減少を巡る懸念から価格に下落圧力がかかっていた。 銀行株指数は週間ベースで9.34%下落した。今週は09年以来の安値を付けた。新型ウイ ルスに関連した混乱や国債利回りの低下が重しだった。この日はドイツ銀行が3.8%、ドイツ のコメルツ銀行が7.2%それぞれ下落した。
https://reut.rs/3ar7DIu
続いて、米国市場。雇用統計は、 前月比27万3000人増、失業率も3.5%で2018年6月以来の大幅増だったが相場には無視された。SP500は、一時2900ポイントまで割り込むが、下げ幅を縮小していった。
WTI原油価格の下落は、OPEC減産だけでは止まらないと考えています。輸出最大国は、米国となっています。米国の原油在庫量は現在は小幅な増加が数週間続いています。現在の株価下落がどこまで下落するかは、原油価格がキーになってそうなので、注視していまうs。
【NYダウ】 25,864.78 ▼0.98% -256.50 [03/06]
(52週最高値 29,551.42 52週最安値 24680.57 )
NASDAQ 8,575.62 ▼1.87% –
(52週最高値 9,731.18 52週最安値7292.22 )
S&P500 2,972.37 ▼1.71% –
(52週最高値 3,380.16 52週最安値2722.27)
ラッセル2000種指数 1,478.824 ▼3.42% –
(52週最高値 1,706.175 52週最安値 1,266.925 )
【VIX恐怖指数】 41.94↑(一時、53まで上昇!)
Fear & Greed Index 7↓(Extreme Fear)ここ10日間で最低値!
【WTI原油】 45.913↓
【NY金先物】 1673.30↑
ドルインデックス: 96.09↓
米国30年債利回り:1.289↓ 過去最安値!
米国10年債利回り:0.767↓ 過去最安値!
米国 2年債利回り:0.530↓
米国3か月債利回り:0.51↓
ブルームバーグ商品指数トータルリターン 150.9587 ▼2.60% 52週最安値更新
( 52 WEEK RANGE 150.9587 – 174.8420 ) 2016年1/15 148が直近最安値
フィラデルフィア半導体指数 1699.89 ▼1.97%
NYFANG:IND 3,340.505 ▼2.43%
( 52 WEEK RANGE 2,244.232 – 3,921.452 )
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,232.17 ▼0.47% [3/4]
(52 WEEK RANGE 2,049.76 – 2,287.33 )
BofAML US High Yield Master II Effective Yield 5.82↑[3/5]
BofAML US Corporate BBB Effective Yield 2.67↓ [3/5]
BofAML US High Yield CCC or Below Effective Yield 12.76↑ [3/5]
米取引所の合算出来高は142億株。直近20営業日の平均は105億4000万株。
AAPL 289.03 ▼1.33% (52週最高値 327.85 52週最安値153.66 )
AMZN 1901.09▼ 1.19% (52週最高値 2185.95 52週最安値1566.76 )
GOOG 1298.41▼1.56% (52週最高値 1529.63 52週最安値1025.00 )
MS 161.57▼ 2.83% (52週最高値 190.70 52週最安値102.17 )
NVDA 266.04▼2.65%( 52週最高値 315.41 52週最安値131.00 )
FB 181.09▼2.20% (52週最高値 224.20 52週最安値143.43 )NFLX 368.97▼1.02% (52週最高値 392.92 52週最安値252.28 )
TSLA 703.48▼2.91% (52週最高値 968.99 52週最安値176.99 )
※52週最高値・52最安値更新:2020/03/05時点
まずは、Fed Watchをチェック。昨日は3月18日に25BP利下げが100%予測されていたが、50BP予測が60%に上昇している( ゚Д゚)
4月末は、0-25BPが30%もあるし…。
トランプ政権は、お得意の捏造ニュース(あるいは、トランプ大統領の思い込み)で乗り切ろうとしていますが、さすがにウイルスについて、それで乗り切ろうとするには難しいと思います。
というか、新型コロナウイルス感染拡大についてどう対応するかの戦略を完全に誤っていると当ブログは考えているので、ますます次の選挙で苦しくなるでしょう。どのくらい誤っているか暴いていきたいと思います。
日本の政権失策では株価は大きく下落しませんが、経済規模が大きく、世界に影響を与える米国政治は株価が大きく下落する可能性があるので当ブログでは注視しています。
- トランプ大統領は、コロナウイルスの脅威があっても、あるいは感染していても仕事に行って構わないと発言していると発言。ついでに、夏になれば収束するとか発言しているが、それも各省がない。トランプ大統領が発言すれば発言するほど、支持率が下がる可能性さえでてきている。
Here is the President of the United States telling the country it's okay to go to work with Coronavirus.
— Matt Rogers 🎙 (@Politidope) March 5, 2020
I'm not kidding. pic.twitter.com/Tz4kKbyear
2. アメリカの新型コロナウイルス対策を手助けしているファウチ博士は2月28日(現地時間)、自身は「口止め」されていないが、ペンス副大統領が新型コロナウイルス対策のトップになって以降、インタビューを受けないよう言われたと認めた。 参照元
3. 議会は、コロナウイルス対策予算として80億ドルの予算を上院下院で可決している、大統領も署名完了した。中小企業支援をするならあと10倍必要だと指摘されている。予算内容は、ワクチン開発や感染拡大を防いだり、検査などに60億ドルつぎこまれているため企業への融資というのは実は20億ドルにも満たない。コロナショックは、供給ショックと需要ショックが両方きているのだ。需要ショックが小さければ、企業融資で乗り切れるだろうが、融資が行き渡らないと利払いや経費さえ賄えない企業がでてくるだろう。
4. トランプ大統領は、製薬企業との会合、航空会社との会合をセッティングしているが、クシュナーお得意のセッティング。株価には影響ない。
今更CDCへの訪問などしても、何の意味もない。CDC予算削った張本人だし。
"Anybody that needs a test (for the #coronavirus), gets a test" as of yesterday, according to @POTUS. pic.twitter.com/Z7LKDgmZ3p
— Steve Herman (@W7VOA) March 6, 2020
5. 中国にかけた関税が跳ね返ってきた。
平時の時の関税戦争は有益な側面もあるかもしれないが、平時でない時には関税が壁になって供給ができないってアレな話。トランプ政権は、ピンポイントでもいいから、即座に関税を取り除くべきなのかもしれない。
米国でマスクなど衛生用品のサプライチェーン(製品の調達・供給網)の状況悪化が続いている。マスクや手袋、防護服はすでに米国による中国製品の輸入関税引き上げの影響で在庫が圧迫され、ジャスト・イン・タイム方式(カンバン方式)の在庫管理に影響を与えていた (中略)
https://jp.reuters.com/article/breakingviews-us-medicalsupply-idJPKBN20R0MN
マスクなど織布製品は圧倒的に中国で生産されているのに、米国への輸出品には10─25%の関税が課せられ、米国への供給が割を食った。
米政府は先週、マスク5億枚を確保し、向こう1年半で放出する方針を発表した。この数は現在の備蓄の約17倍に相当する。しかしどこから製品を調達するのかは明らかになっていない。国内メーカーは1社しかない。海外メーカーは生産しても抱え込むだろう。当地の病院がすでにマスク不足に追い込まれている。