昨日の終値。BOJは703億お買い上げ。
【日経平均株価】 23,193.80 ▼1.40% -329.44 [02/18]
TOPIX 1,665.71▼1.31%
マザーズ 808.62▼2.43%
【ドル建て日経平均】211.22 ▼1.37% -2.94 [14:59]
【ドル円】 109.75 -0.11 ▼0.10% [15:01]
東証一部出来高 1,153,250,000株 15:00
【日経VI】17.56 +1.60 △10.03% [14:44]
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ダウ先物指数 29,300.00 14:52JST
SP500先物指数 3,371.50 14:52JST
米債券利回りは添付の通り
続いて、アジア市場。ハンセン指数の20%を構成するテンセントとHSBCが2%を超える暴落。オフショアユアンが7.00を超え。
【上海総合指数】 2,984.97 △0.05% +1.35 [02/18]
ハンセン指数 27,530.20 ▼1.54%
CSI 300 Consumer Staples Index 20249.18 ▼0.56% –
MSCI Emerging Markets 1,095.66 ↓ [2/18]
( 52 WEEK RANGE 956.59 – 1,150.91 )
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,647.85 ↓ [2/17]
( 52 WEEK RANGE 1,587.38 – 1,673.26 )
バルチック指数 434.00 △2.12% [2/17]
( 52 WEEK RANGE 415.00 – 2,518.00 ) 2016年2/5 297.0が直近最安値
HSBCの19年通期は33%減益で、大幅な人員削減のリリースがでました。2016年以降、約60億ドル相当の自社株買いをしてきたのを2年間凍結するそうです。
ハンセン指数は歪んだ指数なので、テンセント、HSBC、AIA、中国建設銀行くらいの個別株で40%を占めます。中国建設銀行は国有企業で信用できないので上位3銘柄をトラッキングしておけば、いいでしょう。
香港については、経済の先行指標になるはずの株価指数が歪んでいるので、実体経済の一致指標や遅行指標をみるしかない気がしています。昨日のブログに書いた通り、実体経済にダメージが起きてきています。注目していた失業率は過去3年で最悪とはいえ、小幅な上昇にとどまっています。
一方で、香港の賃貸価格は2018年1月水準まで下落してきましたが、まだ高いです。
香港政府統計処が18日発表した2019年11月~20年1月の失業率(速報値、季節調整済み)は3.4%と、前期(19年10~12月、3.3%)から0.1ポイント上昇した。悪化は4期連続で、失業率が3.4%となるのは16年9~11月以降で初めて。過去3年余りで最悪となった。
https://www.nna.jp/news/show/2009567
それにしても欧州は、実体経済で悪い数字しか出てこないなぁ。9-12月で駆け込み需要があったとはいえ、軟調な数字は幸先悪い。
欧州の1月の自動車販売は5カ月ぶりに減少した。排ガス規制や消費者向けインセンティブの見直しが一部モデルの需要を妨げた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-18/Q5VRLMDWRGG201?srnd=cojp-v2
欧州自動車工業会(ACEA)の18日の発表によると、1月の欧州連合(EU)と欧州自由貿易連合(EFTA)、および英国の新車販売台数は7.4%減の110万台だった。昨年末の政策変更を前にした駆け込み需要で12月には21%増加していた。
続いて、米国市場。日本時間中に下落していた米債券利回りは、小幅に上昇。業績下方修正をリリースしたアップルですが、ダウの寄与度をもっともマイナスにしました。フィラデルフィア半導体指数は1.4%下落。
ジャンク債利回りが小幅上昇に転じ、Fear & Greed IndexはNeutralに。少なくともリスクオンの流れではないようです。ドルインデックスが2019/10/1最高値99.67を上回りそうな勢いです。強いドルの流れです。
【NYダウ】 29,232.19 ▼0.56% -165.89 [02/18]
(52週最高値 29,551.42 52週最安値 23,765.24 )
NASDAQ 9,732.74 △0.02%
(52週最高値 9,731.18 52週最安値6190.17 )
S&P500 3,370.29 ▼0.29%
(52週最高値 3,380.16 52週最安値2346.58 )
ラッセル2000種指数 1,683.522 ▼0.24%
(52週最高値 1,706.175 52週最安値 1,266.925 )
【VIX恐怖指数】 14.83 ↑
Fear & Greed Index 51↓(Neutral)
【WTI原油】 52.36→
【NY金先物】 1,604.55 ↑
ドルインデックス: 99.35↑
米国30年債利回り:2.014↓
米国10年債利回り: 1.565↓
米国 2年債利回り:1.418↓
米国3か月債利回り:1.57→
ブルームバーグ商品指数トータルリターン 162.1772 △0.98%
( 52 WEEK RANGE 157.4103 – 174.8420 ) 2016年1/15 148が直近最安値
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 2,084.97 ▼1.65%
NYFANG:IND 3,817.027 △1.98%
( 52 WEEK RANGE 2,065.031 – 3,768.708 )
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,279.16 △0.04% [2/17]
(52 WEEK RANGE 2,049.76 – 2,287.33 )
BofAML US High Yield Master II Effective Yield 5.09↑[2/13]
BofAML US Corporate BBB Effective Yield 2.96↑ [2/13]
BofAML US High Yield CCC or Below Effective Yield 11.32↑ [2/13]
米取引所の合算出来高は72億3000万株。直近20営業日の平均は76億1000万株。
AAPL 319.00▲1.83% (52週最高値 327.85 52週最安値153.66 )
AMZN 2155.67△0.97% (52週最高値 2185.95 52週最安値1566.76 )
GOOG 1519.67▲0.07% (52週最高値 1529.63 52週最安値1025.00 )
MS 187.23△1.01% (52週最高値 190.70 52週最安値102.17 )
NVDA 296.57△2.34%( 52週最高値 297.31 52週最安値131.00 )
FB 217.80△1.69% (52週最高値 224.20 52週最安値143.43 )
NFLX 387.78△1.94% (52週最高値 389.53 52週最安値252.28 )
TSLA 858.40△7.30% (52週最高値 968.99 52週最安値176.99 )
BABA 220.52△0.41% ( 52週最高値 231.14 52週最安値147.95)
※52週最高値・52最安値更新:2020/02/13時点
トランプ大統領は制限したくないようですが、ファーウェイへの締め付けを強化したいようです。締め付け強化したいのはUSTRや商務省、国務省あたりじゃないでしょうか。っていうか、トランプ大統領以外は全員締め付けをしたいでしょう。
米政権高官らは米ゼネラル・エレクトリック(GE)と仏サフランとの合弁会社が製造するジェットエンジンの対中輸出を阻止するかどうか2月中に決定する見込み。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-18/Q5WLDODWRGG201?srnd=cojp-v2
NY連銀製造業景況感指数(といっても約200のサンプルアンケートでしょ)は改善。企業心理は良好なようです。
ニューヨーク連邦準備銀行が発表した2月の製造業景況感指数は12.9となり、1月より8.1ポイント改善した。2019年5月以来、約9カ月ぶりの高水準で、市場予想(4程度)も上回った。上昇幅は7カ月ぶりの大きさだった。米中対立が和らぎ、企業の心理が改善に向かっている。 (中略)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55801100Z10C20A2000000/
この調査は管轄区内の約200の製造業者を対象としている。指数は「前の月に比べ改善した」との回答比率から「悪化した」の比率を差し引いて算出している。
全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが発表した米住宅建設業者のセンチメントを示す指数は2月、小幅に低下しましたが、1999年以来の高水準近くにとどまっています。
サンプル数は少ないですが、長く続いている Gallup の調査によると、1年前よりも経済的にいい状態だと回答した人は6割に上っているようです。次の1年もよくなると解答した人はなんと74%!なぜか債務を多く背負っている18-34歳のミレニアム世代が89%でよくなると解答しているようです。
「今の生活に満足している」と解答した人は9割で調査開始した1979年以来で最高に達しました。私自身も、感覚的にわからないですが、米国人は”絶好調!”と叫んでいるようにも思えます。
一方で、共和党員の方が経済的に良好な状態にいると解答し他方が多いという結果もでています。まぁこれは、トランプ大統領の発言を真に受けているのか、本当に良好なのかは不明ですが。
Since 1976, the pollsters at Gallup have been asking Americans on a not-exactly-regular basis whether they’re financially better off than they were a year ago. Last month, 59% of the 1,014 people they asked said yes, the highest such percentage on record.
https://www.bloomberg.com/opinion/articles/2020-02-11/americans-seem-awfully-happy-about-lives-finances-in-gallop-poll
(中略)
As has been noted many times over the past few years, a big partisan divide has developed in perceptions of the economy. In January, 48% percent of the Republicans polled described U.S. economic conditions as “excellent” while only 3% of Democrats did. This divide is also apparent in answers about personal finances and happiness, but it gets smaller. Among Republicans, 76% said they were better off than a year ago while 43% of Democrats did. The gap in personal satisfaction was just 93% to 86%.
米証券投資とは、 米国の証券(株式や国債、政府機関債等)に投資された金額を示す指標 。海外投資家は、12月は株式も国債も買い越してるってことですね。そりゃ株価は上がるし、国債利回りは下落しますよね。ちなみに、おおもとのデータはここです。
とりわけ海外投資家による米財務省証券投資は410億7000万ドルの買い越しと、2018年8月以来の高水準となった。
https://jp.reuters.com/article/usa-treasury-securities-idJPKBN20D001
12月の海外投資家による米株式投資は2215億ドルの買い越し。11月は85億ドルの買い越しだった。
尚、米財務省には米国在住(たぶん個人も法人もじゃないかと)の人がどの海外株買っているかも公表しています。非常に興味深いのが、11月、12月、香港は株式、債券ともに大幅に売り越しされています。中国本土は株式は売り越し、債券は大幅買い越しです。どうりで、中国債券利回りが下落するわけだ。
欧州は11月は買い越しに転じましたが、12月は株式、債券ともに大きな売り越しです。問題は日本ですが、10月は売り越しされていますが、11月、12月は株式は買い越しです。債券は10月からずっと大幅買い越しです。
消去法で日本株が買われているとずっと主張してきていますが、あながち間違っていないデータなのでぜひリンクをご覧ください。
でも、韓国の方が買い越しされているってちょっと納得いかないんですけどね。