昨日の終値。
【日経平均株価】 23,319.56 △1.02% +234.97 [02/05]
TOPIX 1,701.83△1.04%
マザーズ 844.97△0.96%
【ドル建て日経平均】213.10 △0.44% +0.94 [15:00]
【ドル円】 109.44 -0.02 ▼0.02% [15:05]
東証一部出来高 1,329,700,000株 15:00
ダウ先物指数 28,723.00 14:56JST←やや下落
SP500先物指数 3,291.00 14:56JST
【WTI原油】 50.05 △0.89% +0.44 [15:05]
日本時間11時~トランプ大統領の演説があったので注目していました。
第一に、株価に直結する医療改革と減税についてどこまで突っ込むかについて関心がありました。第二に、連邦議員選挙が不明瞭、あるいは予測ではねじれ議会は続く見込みだとされている中で、どれだけトランプ大統領の政策が現時点で株価に影響を与えるかをみようと思っていました。
結果としては、ほぼ反応なし。半分以上、いかに自分の政策が素晴らしい結果を出したか自画自賛が多く、本来の来年度の予算方針はほぼなし。
医療改革、特に薬価を下げるために超党派で共に協力しあおうと発言した時は少し米先物株が軟調になったくらいです。
米メディアの注目は、それはそれはすごいものでした。共和党議員はトランプ大統領が何か発言する度に、スタンディングオベーション。ツイッター更新されていた議員は、スタッフが更新しているのでしょう。
今年も民主党は白いスーツを着て静かな主張をしています。1900年初頭のサフラジェット(女性の選挙権獲得運動)をモチーフにしています。
ペロシ下院議長が原稿を破りすてたのが下品だとか、品がないとか、相手を尊重していないという人がいましたが、かわいいものだと思いますよ。
そもそもAOC議員は、一般教書演説の参加拒否で欠席していますし、医療改革かフードスタンプについて発言した時は、民主党員は激しく抗議して数秒くらいトランプ大統領のスピーチを止めました。イスラム教徒のタリブ議員なんかツイートで” Shame on this forever impeached president. ” 恥をしれ!バーカ!永久に弾劾大統領っていう発言しています。
トランプ大統領演説中に”Check the Fact”とかトランプ大統領がいかに嘘をついているかツイートする民主党議員もいて、もうなんかカオスで面白かったです。
We’re ready in our suffragette white for tonight’s State of the Union. #WomenUnited pic.twitter.com/prl9Gz1Nqs
— Rep. Debbie Dingell (@RepDebDingell) February 4, 2020
日本時間17時頃に、コロナウイルスの治療薬関連で日経平均先物が23700円まで上昇して驚きました。立て続きのニュースで中国当局も進展があったとメディアが報じていたが、WHOは否定した。
英スカイ・ニュースは5日、同国の科学者による新型コロナウイルスのワクチン開発に大きな進展があったと報じた。
https://jp.reuters.com/article/china-health-britain-vaccine-idJPKBN1ZZ17V
続いてアジア市場。ハンセン先物指数も、FTSE CHINA A50も上昇中。
【上海総合指数】 2,818.09 △1.25% +34.80 [16:02]
ハンセン指数 26,786.74 △0.42%
CSI 300 Consumer Staples Index 19035.92 △1.39%
MSCI Emerging Markets 1,089.40 ↑ [2/5]
( 52 WEEK RANGE 956.59 – 1,150.91 )
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,648.98 ↑ [2/5]
( 52 WEEK RANGE 1,587.38 – 1,673.26 )
バルチック指数 453.00 ▼2.79% [2/4] →52週最安値更新
( 52 WEEK RANGE 453.00 – 2,518.00 ) 2016年2/5 297.0が直近最安値
中国で株高、あるいは株下落になると一般人の消費にどれだけ影響がでてくるのか気になっています。米国人は、株価の含み益が10%上がると、消費も10%多くしていいんだと気が緩んで消費に向かいます。果たして、中国はどうなんでしょうか。最新データが出てこないんですが、色々みていてもやっぱり株式資産は少なく10%程度なんですよね。内訳もあいまいですし。
2016年、中国の家計資産規模は126兆元(約2千兆円)に達し、米国に続き世界第2の資産大国となった。資産の内訳は、銀行預金・金融商品が40%、不動産資産が40%、株式資産・公募ファンドが10%、信託・その他資産が10%となっている。米ボストンコンサルティングの報告書をCCTV(中国中央テレビ)が引用して伝えた。
http://japanese.beijingreview.com.cn/economy/201803/t20180321_800124239.html
フォローしきれていなかったのですが、アント・ファイナンシャルが提供しているMMF。私の理解の範囲だと、アリペイユーザーが前入金しているお金を一部MMFに入れておくと運用してくれて一時は年率7%になっていたので若者によく利用されて運用資産が膨らんでいっていました。しかし、2017年に当局からMMF規制が入り、利用者も頭打ちになっているとのこと。
多くの人にとって資産運用が難しいとなると、賃金が上昇しなくなると致命的になりますよね。中国の家計債務は、既に50%を超えていて、6割が不動産ローンによるものだそうです。
かつて年率7%近いリターンを誇っていた世界最大のマネーマーケットファンド(MMF)の資産規模が、わずか1年強で1200億ドル(約12兆8400億円)余り縮小した。このままいけば世界一の座から陥落することになる。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-06/PXDZ366S972801
アリババ・グループ・ホールディングの創業者、馬雲(ジャック・マー)氏の螞蟻金融服務集団(アント・ファイナンシャル)が提供するMMF「余額宝」の運用資産は6月末時点で1兆300億元(約15兆4200億円)。これは現在のドル換算では1440億ドル相当だ。2018年3月末のピーク時は2700億ドル相当だった。 (中略)
余額宝は以前、中国の比較的高い銀行間金利の恩恵にあずかっていた。だが当局が17年にMMF市場の抑制策に着手すると投資家の流出が始まった。リターン低下に加え、より魅力的な利回りを提供する競合商品が次々と現れたことも資金流出に追い打ちとなった。c
中信証券(CITIC証券)の債券調査責任者、明明氏は「低金利がMMFの魅力を損ねた」と述べ、「銀行の資産運用商品(WMP)より魅力的でなくなった」と指摘した。
余額宝は13年の投入以降、6億人余りの中国人投資家を引き付けた。アントの決済プラットフォーム「支付宝(アリペイ)」で購入できる余額宝に最低投資要件はない。その規模の巨大化を受け、国営テレビの著名コメンテーターから「吸血鬼」とのレッテルを貼られたこともあった。
今のところの結論としては、株価下落して困るのは、株価担保にして融資をえている法人企業であるのだろうなと考えています。株価が上昇すれば、融資を追加してもらえるのでしょう。それにしても、全体の浮動株比率が25%の中国市場ってどうなんだろうか。しかも、その株価をもとに、FTSEなどMSCIなど指数化して組み込んじゃっているって。歪んだ日経平均株価をもとに日経レバなり日経インバをつくった日本がかわいく思えてきます。
続いて米国市場。まずは経済指標では、 1月ADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数が29万1000人増と、2015年5月以来の大幅な伸びを記録。ISM1月非製造業総合指数(NMI)も55.5と、2019年8月以来の高水準。まぁ上昇する要素はありますね。
【NYダウ】 29,290.85 △1.68% +483.22 [02/05]
(52週最高値 29,348.10 52週最安値 23,765.24 )
NASDAQ 9,508.68 △0.43%
(52週最高値 9,508.68 52週最安値6190.17 )
S&P500 3,334.69 △1.13%
(52週最高値 3,334.69 52週最安値2346.58 )
ラッセル2000種指数 1,681.921 △1.52%
(52週最高値 1,706.175 52週最安値 1,266.925 )
【VIX恐怖指数】 15.15 ↓
Fear & Greed Index 60↑(Greed)
【WTI原油】 51.19 ↑7:55JST
【NY金先物】 1,555.78 ↓ 8:00JST
ドルインデックス: 98.26 ↑ 8:00JST
米国30年債利回り:2.142↑
米国10年債利回り: 1.660↑
米国 2年債利回り:1.470↑
米国3か月債利回り:1.56↓
ブルームバーグ商品指数トータルリターン 159.1789 △0.87%
( 52 WEEK RANGE 157.4103 – 174.8420 )
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 2,027.06 △0.71%
(最高値 2020年1月17日 2,108.3 )
NYFANG:IND 3,546.838 ▼3.28%
( 52 WEEK RANGE 2,065.031 – 3,730.915 )
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,276.63 △0.01% [2/4]
(52 WEEK RANGE 2,049.76 – 2,287.33 )
BofAML US High Yield Master II Effective Yield 5.34↓[2/4]
BofAML US Corporate BBB Effective Yield 2.99↑ [2/4]
BofAML US High Yield CCC or Below Effective Yield 11.66↓ [2/4]
米取 About 8 billion shares changed hands in U.S. exchanges, above the 7.7 billion daily average over the last 20 sessions.
AAPL 321.45△0.82% (52週最高値 327.85 52週最安値153.66 )
AMZN 2039.87▼0.48% (52週最高値 2055.72 52週最安値1566.76 )
GOOG 1448.23△0.08% (52週最高値 1503.21 52週最安値1025.00 )
MS 179.90▼0.12% (52週最高値 174.50 52週最安値102.17 )
NVDA 250.76△1.47%( 52週最高値 259.50 52週最安値131.00 )
FB 210.11△0.13% (52週最高値 224.20 52週最安値143.43 )
NFLX 369.67△0.18% (52週最高値 385.99 52週最安値252.28 )
TSLA 734.70▼17.18% (52週最高値 786.14 52週最安値176.99 )
BABA 220.22 ▼1.19% ( 52週最高値 231.14 52週最安値147.95)
※52週最高値・52最安値更新:2020/02/6時点
ミット・ロムニーが有罪に投票したか。彼は2020年に選挙ではないものの、議員辞職もありえるかもしれないな。そうなると、共和党上院はこんなタイミングから候補者を立てなきゃいけないので、ますます不利になるだろう。
上院全100議員が投じた票のうち、ウクライナ政府に政敵のバイデン前副大統領(民主党)の調査を要求した行為を巡る「権力乱用」は有罪48票、無罪52票で、有罪・罷免に必要な3分の2に届かなかった。共和党からは重鎮のロムニー議員が有罪に賛成票を投じたが、他に造反者は出なかった。
https://jp.reuters.com/article/trump-acquit-idJPKBN1ZZ2YA
アイオワ党員集会の集計が未だに終わらないようですが、ブティジェッジ氏が急にでてきた候補者のように報道されていたが、資産家2名を除けば、献金集めは常にトップ3にはいってましたからね( ゚Д゚)
選挙こと、お金の流れを意識しないと見間違いますよ。
資産家のブルームバーグ、ステイヤー氏を除けば、献金集めではサンダーストップですからね。次いで、 ウォーレン氏とブティジェッジ氏で ブティジェッジ氏 はサンダースの次に選挙費用つかってますからね。
さて、これをみて、トランプ大統領は選挙費用を苦戦している気もします。
やっぱりマーサー夫妻からの献金がないのが痛手なのかなぁ。
民主党は一丸になれば、勝てそうなんですけどね。
選挙の行方を占う上で、有権者の年齢比率が気になります。どれだけミレニアル世代が多いかどこかでチェックせねば。