株式市況/中国は米国産原油を輸入するのか?

【日経平均株価】 24,041.26 △0.45% +108.13 [01/17]
TOPIX 1,735.44△0.39%
マザーズ 884.81▼0.20%
【ドル建て日経平均】218.16 △0.23% +0.49 [15:00]
【ドル円】 110.20 +0.05 △0.05% [15:02]
東証一部出来高 1,079,350,000株 15:00
ダウ先物 29,283.00 14:54JST
sp500先物 3,318.50 14:54JST編集または削除

1月6日~1月10日の投資部門別売買状況をみると、海外は売り越し。
海外が売り越せば、あっというまに日経平均は1000円くらい下落するんだよなぁ。

ハンセン指数  29,056.42  △0.60%
【上海総合指数】 3,075.50 △0.05% +1.41 [01/17]
CSI 300 Consumer Staples Index 20988.72 ▼0.65%
MSCI Emerging Markets  1,146.68 △0.53%   [1/17] 
( 52 WEEK RANGE 945.28 – 1,149.54 ) 
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,668.16   ↑  [1/16]
( 52 WEEK RANGE 1,575.1 –     1,673.26  ) 
バルチック指数   768.00    [1/16]

続いて、米国市場。3指標とも最高値更新。リスクオフな出来事がない限り、このままひたすら上昇し続けるのではないでしょうか。住宅着工件数は、好調のようです。金利下落したからなぁ。一方、求人件数は2018年末をピークにずるずると下落している。小売りと製造業の下落が著しいようだ。
こんなにも経済指標が好調なら、利上げしたらどうでしょうか。

【NYダウ】 29,348.10 △0.17%
(52週最高値  29,348.10 52週最安値 23,765.24  ) 
NASDAQ 9,388.95 △0.34%
(52週最高値  9,388.95 52週最安値6190.17 )
S&P500   3,329.62 △0.39%
(52週最高値    3,329.62 52週最安値2346.58 ) 
ラッセル2000種指数 1,699.635 ▼0.33%
(52週最高値  1,706.175   52週最安値 1,266.925 )
【VIX恐怖指数】   12.11↓ 
【WTI原油】   58.804 ↑
【NY金先物】   1,557.17 ↑
ドルインデックス: 97.64↑
米国30年債利回り:2.282↑ 
米国10年債利回り: 1.824
米国 2年債利回り:1.565↑
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 2,108.34 △ 1.45%
(最高値 2020年1月17日  2,108.3 )←2019年4月23日の最高値を更新
NYFANG:IND      3,378.355 △ 0.41%
( 52 WEEK RANGE  2,065.031 –   3,399.383 )
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100  2,286.78△ 0.00% [1/16]
(52 WEEK RANGE  2,049.76 –   2,286.80 )
BofAML US High Yield Master II Effective Yield 5.08 →[1/16]
BofAML US Corporate BBB Effective Yield 3.10↑ [1/16]
BofAML US High Yield CCC or Below Effective Yield 11.25↓ [1/16]
米取引所の合算出来高は73億株。直近20営業日の平均は70億株。
AAPL 318.73△1.11% (52週最高値  318.74  52週最安値142.00 )
AMZN 1864.72▼0.70% (52週最高値 2035.80 52週最安値1307.00 )
GOOG 1480.39△1.98% (52週最高値 1481.22 52週最安値970.11 )
MS   167.10△0.56% (52週最高値 167.45 52週最安値93.96 )
NVDA  249.28△0.14% ( 52週最高値 252.99 52週最安値124.46 )
FB   222.14△0.17% (52週最高値 222.63 52週最安値123.02 )
NFLX  339.67△0.31% (52週最高値 385.99 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2020/01/18時点

中国からの貿易赤字が減少しても、他地域での貿易赤字が増加して相殺されているっていう話。赤字の減少要因は、石油純輸入額の減少だとさ。

経済調査会社CEIEのデータによると、2019年11月までの12カ月における米国の対中貿易赤字は前年同期よりも560億ドル(約6兆1530億円)減少した。しかし、他地域に対する貿易赤字は490億ドル増加し、減少分の9割近くが相殺された。米国全体のモノの貿易赤字はわずか70億ドルの減少にとどまった上、その大半は石油の純輸入額の減少によるものだった。

https://jp.wsj.com/articles/SB12046566749160704464304586143353791506010

米国の原油輸出状況が気になっている。
一時的ではあるが、サウジアラビアの原油輸出量を超えている。
IEAの資料を集計したところ、カナダ・メキシコで米国の全原油輸出量の3割に達する。2019年5-10月の累計でみると、中国への輸出量は決して大きくない。
現時点では、10月までしか公表されていないので、この先どうなるかは見守るしかない。

参照元: https://www.eia.gov/dnav/pet/pet_move_expc_a_EP00_EEX_mbbl_m.htm

中国の原油輸入量は多様化している。ロシアと中国は、天然ガスパイプラインも開通して、ますます癒着経口にある。2019年は、イラン原油を減少させてサウジアラビアを増やしているはずだが、米国からの輸入はたった3%しかない。この記事には、アフリカ産原油を米国原油にスイッチングすることは可能だと書かれているが、中国はアンゴラにインフラ投資をしており、債務返済を原油で実施しているようだ。アンゴラに原油価格を下落させる交渉は可能だろうが、むしろ安く原油が輸入できるアンゴラからの輸出を米国産に切り替える理由は。、米国への配慮以外にはないだろう。

参照元: https://oilgas-info.jogmec.go.jp/info_reports/1007679/1007776.html

さて、米国の原油在庫がだぶついているという懸念が気になり始めた。
シェール企業とジャンク債には濃厚な関係があるからだ。
米国は原油を多く輸出したいようだし、もう中東覇権にも関心はないだろう。一方で、国内シェール企業を助けるためにも原油価格を釣り上げたいとも目論んでいる。そうなると、適度に中東と緊張感を高めておいた方がいいのかもしれない。

格付けが低い多額の債務を抱える企業はレバレッジド・ローンとともにジャンク債を発行して資金調達するのが常態化している。その代表的な例はシェール企業である。米国のシェール革命はジャンク債市場の急拡大によって支えられてきたといっても過言ではないが、このことは原油価格が下落するとジャンク債市場は苦境に陥ることを意味する。シェール企業が経営破綻するリスクが高まるとの懸念から、資金の流出が生じてしまうからである。
昨年後半にWTI原油価格が1バレル=76ドルから42ドルに急落すると、ジャンク債、CLOともに利回りが急上昇し、好調だった米国の株式市場も大荒れとなった。相場研究家の市岡繁男氏は「米国10年物国債とジャンク債の利回りが拡大したことが株価急落の原因である」と指摘しているが、1929年の大恐慌、2008年のリーマンショックの際にも信用スプレッドが拡大していた。
今年に入りOPECなどの新たな協調減産のおかげで原油価格が回復する(1バレル=60ドル前後)と、ジャンク債、CLO市場ともに落ち着きを取り戻している。シェール企業の採算ラインが原油価格1バレル=50ドルとされていることから、市岡氏は「原油価格が1バレル=50ドルを下回れば米国株式市場に赤ランプが点る」と警鐘を鳴らしている。
だが原油価格が採算ラインの50ドルを大きく上回っているにもかかわらず、このところシェール企業の倒産が相次いでいる(5月20日付OILPRICE)。5月に入ると80億ドル規模の債務を抱えたシェール企業が連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)を申請する事例が生じている。

https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/fuji-kazuhiko/111.html

ところで、中東が緊張すると、ホルムズ海峡からの輸入が9割を占める日本には打撃だ。しかし、日本の発電で石油が使われているのたった10%程度なので、電力には大きく影響しない。その代わり、輸送コストが急上昇するだろう。化学用原料(プラスチック・ゴム)なども上昇するので、間違いなく物価は上がることになるだろう。