株式市況/米中貿易合意調印式は1月15日

昨日の終値。今日は台湾総統選挙ですね。
【日経平均株価】 23,850.57 △0.47% +110.70 [01/10]
topix 1,735.16△0.35%
マザーズ 889.89△0.47%
【ドル建て日経平均】217.67 △0.20% +0.43 [15:00]
【ドル円】 109.57 +0.10 △0.09% [15:02]
東証一部出来高 1,091,600,000株 15:00

12月に発表された貿易収支で、輸出は12カ月連続で前年同月比が減少しているのを思い出して、そういえば実体経済の状況はどうなっているんだろうと考えていました。日経平均のEPS(1株あたりの利益)は10月までは、ほぼ横ばいでしたが、明らかに10月決算を受けて下落しています。
期待から買われたということもありますが、輸出は12カ月連続で減少している中、何か伸びる要素があるということでしょうか? 日本の輸出先は中国と米国です。両国の景気が上昇しないと、日本の輸出も伸びないはずです。
1月の決算発表は、この輸出下落をもろに受けているはずなのであまりいい決算は期待できないのかもしれない。

EPSをみると、2017年初頭のEPSから2019年10月までだいたい1200円→1750円まで上昇して45%上昇。それに対して株価は19200円→24000円で25%上昇。
まあ一応、1株あたり利益も伸びているっちゃ伸びているのか。同じように45%上昇となると27840円まで上昇してもおかしくないのかもしれない。

引用元: https://stock-marketdata.com/kabukashihyo2019.html
引用元: https://stock-marketdata.com/kabukashihyo2017.html

ハンセン指数 28,638.20 △0.27% +
【上海総合指数】3,092.29▼0.08%
CSI 300 Consumer Staples Index 20971.48△0.41% +
MSCI Emerging Markets 1,133.63 ↑ [1/10] 
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,666.78↑[1/9]
バルチック指数 774.00△0.26% [1/10]

続いて米国市場。 イランへの経済制裁追加が発動されましたね。
そういえば、ペンス副大統領が13日にイランに関して演説するんでしたね 。
【NYダウ】 28,823.77 ▼0.46%
NASDAQ  9,178.86 ▼0.27%
S&P500  3,265.35▼0.29%
ラッセル2000種指数1,657.643▼0.44%
【WTI原油】 59.12 ↓6:59JST
【NY金先物】1,563.20 ↑6:59JST
ドルインデックス:97.08 ↓ 
米国30年債利回り:2.279↓ 
米国10年債利回り: 1.822↓
米国 2年債利回り:1.576↓
米取引所の合算出来高は67億7000万株。直近20営業日の平均は70億株
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 2,000.79 △0.91%
(最高値 2019年4月23日 2103.75)
NYFANG:IND   3,306.335 △0.01%
( 52 WEEK RANGE  2,065.031 ~ 3,329.950 )
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100  2,283.39△ 0.05% [1/9]
(52 WEEK RANGE  2,049.76 ~ 2,282.21)
BofAML US High Yield Master II Effective Yield 5.19 ↓[1/9]
BofAML US Corporate BBB Effective Yield 3.16 ↓ [1/9]
BofAML US High Yield CCC or Below Effective Yield 11.50↓ [1/9]
米取引所の合算出来高は73億株。直近20営業日の平均は70億6000万株。
AAPL 310.33△0.23% (52週最高値  312.67  52週最安値142.00 )
AMZN 1883.16▲0.94% (52週最高値 2035.80 52週最安値1307.00 )
GOOG 1429.73△0.70% (52週最高値 1434.93  52週最安値970.11 )
MS   161.34▲0.46% (52週最高値 162.22 52週最安値93.96 )
NVDA  244.32△0.53% ( 52週最高値 248.51 52週最安値124.46 )
FB   218.06▲0.11% (52週最高値 219.88 52週最安値123.02 )
NFLX  329.05▲1.97% (52週最高値 385.99 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2020/01/10時点

米国市場を受けてCMEも大証夜間も日経先物は下落。
【CME日経平均先物:円建て】23,685  7:37JST
【ドル円】 109.47 [07:00]


雇用統計が市場を下回る。特に賃金の伸び鈍化には注目しておきたい。
Debt(借金)を背負っている米国市民にとって賃金が伸びないということは、消費の鈍化を意味します。年末のある調査によると、ミレニアル世代は5年以内に借金完済できると考えている楽観的な 人が4割だったようですが、賃金の伸びの鈍化がどう影響するか注視しています。 ミレニアル世代の主なDebt(借金)は、クレジットカードローン、学生ローン、車ローンです。
ミレニアル世代は米有権者で34%を占める最も大きな勢力でもあります。
2019年12月の米小売売上統計は1月16日ですので、注目しています。

・雇用統計は市場予想を下回った
12月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比14万5000人増
予想中央値は16万人増だった
・平均時給は前年同月比2.9%増。伸びが3%に届かなかったのは2018年7月以来

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-10/Q3W873T0AFBB01?srnd=cojp-v2

米中貿易合意の調印式は1月15日
カドローNEC委員長は発言しているのに株価が上がらなかったのが気になります。 翻訳が完了していないってどういうことでしょうかw
壮大な調印式を演出するようなので、トランプ政権としては絶対に失敗できない一方で、中国側も決して妥協できないでしょう。

カドロー米国家経済会議(NEC)委員長はFOXビジネス・ネットワークに対し「(翻訳は)おおむね完了している」とし、調印に向け「全て予定通り」としたが、ホワイトハウス当局者はこの日、翻訳はまだ完了していないと述べた。トランプ米政権は1月15日の調印式に少なくとも200人の関係者を招待しており、中国側からは鐘山商務相や中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁、財務省や外務省の事務次官などが出席するとみられている。

https://jp.reuters.com/article/usa-trade-china-idJPKBN1Z927M

米議会からのニュース。民主党は何をやっているんだか。上院での弾劾裁判で何一つ譲歩を引き出せなかったようだ。下院での弾劾決議案にかけた時間はなんだったんでしょうか。来週の議会の動きとしては、上院で弾劾否決、USMCAを可決と大きな動きがありそうだ。

ペロシ米下院議長はトランプ大統領弾劾条項を来週上院に送付するため、下院は準備する方針だと明らかにした。上院での弾劾裁判に関して、共和党による譲歩を確保できなかった。
  ペロシ議長は下院民主党議員に宛てた10日の書簡で、「ナドラー下院司法委員長に対し、弾劾マネジャー指名決議案の来週の本会議での採決、および弾劾条項の上院送付に向け準備するよう求めた」と記述。「さらなる手続きの進め方に関しては、14日の下院民主党幹部会の会合であなた方と相談する」と続けた。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-10/Q3WJLWDWX2PY01?srnd=cojp-v2