株式市況/2020年の大統領選挙は有権者世代比率が変わっているのだ

【日経平均株価】 23,924.92 △0.60% +142.05 [12/26]
TOPIX 1,731.20△0.57%
マザーズ 901.85△1.07%
【ドル建て日経平均】218.27 △0.39 +0.84 [14:59]
【ドル円】 109.55 +0.17 △0.16% [15:01]
東証一部出来高 821,860,000株 15:00

海外の買い越しが続くなぁ…

続いて、アジアと欧州市場。
ハンセン指数    休場
【上海総合指数】 3,007.35 △0.85% +25.47 [12/26]
CSI 300 Consumer Staples Index  20038.09 ▼0.06%
MSCI Emerging Markets 1,112.08↑  [12/26] 
( 52 WEEK RANGE 945.28 – 1,112.34 ) 
MSCI Intl Emerging Market Currency   1,655.15   ↑  [12/25]
( 52 WEEK RANGE 1,575.1 – 1,658.2 ) 
バルチック海運指数        1,090.00 ▼1.18%    [12/24]
( 52 WEEK RANGE 595.00 – 2,518.00 )

米国市場。ホリデー明けの市場とはなったが、出来高をみるといつもの3分の2程度で、23(月)よりも薄い。 主要3指標は連日の最高値更新。 ナスダックは終値での最高値を10営業日連続で更新し、1997年以来の最長記録ですって。
【NYダウ】 28,621.39 △0.37% +105.94 [12/26]
(52週最高値  28,551.53  52週最安値21712.53 ) 
NASDAQ    9,022.39  △0.78%
(52週最高値       9,022.39     52週最安値6190.17 )
S&P500    3,239.91 △0.51%
(52週最高値    3,239.91 52週最安値2346.58 ) 
ラッセル2000種指数 1,677.670 ▼0.02%
(52週最高値  1,680.362   52週最安値 1,266.925 )
【VIX恐怖指数】   12.65↓
【WTI原油】  61.73 ↑  
【NY金先物】  1,515.90  ↑ 
ドルインデックス:  97.17 ↓ 
米国30年債利回り:2.324↓ 
米国10年債利回り: 1.897↓
米国 2年債利回り:1.633→(動いていない?)
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,862.96 △0.10%
(最高値 2019年4月23日 2103.75)
NYFANG:IND   3,157.545 △1.12%
( 52 WEEK RANGE  2,065.031 –   3,122.540 )
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100  2,271.13△ 0.01% [12/25]
(52 WEEK RANGE  2,049.76 –   2,271.13 )
BofAML US High Yield Master II Effective Yield 5.30  → [12/23]
BofAML US Corporate BBB Effective Yield 3.22   ↓  [12/23]
BofAML US High Yield CCC or Below Effective Yield 11.64 →    [12/23]
米取引所の合算出来高は約45億株。直近20営業日の平均68億株を大幅に下回った。
AAPL 289.91△1.98% (52週最高値  289.98  52週最安値142.00 )
AMZN 1868.77 △4.45% (52週最高値 2035.80 52週最安値1307.00 )
GOOG 1360.40△1.25% (52週最高値  1365.00  52週最安値970.11 )
MS   158.67△0.82% (52週最高値 158.73 52週最安値93.96 )
NVDA  239.19△0.24% ( 52週最高値 241.81 52週最安値124.46 )
FB   208.66△1.30% (52週最高値 208.66 52週最安値123.02 )
NFLX  332.63▲0.17% (52週最高値 385.99 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/12/27時点

さすがにメルトアップと検索する人が増えてはいるみたいですね。

トランプ大統領は上機嫌( ゚Д゚)
トランプ大統領のアカウントはトランプ自身の書き込みと、トランプ大統領の口述に基づくスタッフ入力と、スタッフ入力と入り混じっていることがわかりました。個人的には、イヴァンカの発言と1時間遅れや30分遅れなことがあったり、妙な連動があるので、イヴァンカまたはクシュナー夫妻でSNS戦略の指揮系統しているかと邪推しております。週末に、中林美恵子さんの本から得た情報をまとめておきます。
今まで、6次の隔たりを理解してはいたのですが、4次とか5次くらい(私→会長→N議員→首相→トランプ大統領)だと、やや遠くて実感が薄かったんです。
ところが、昨日、 中林美恵子さんの本を読んでいたらスティーブ・バノン訪日の時のアテンダントをしたりとつながりがあることがわかりました。
私→Kさん→中林さん→スティーブ・ヴァノン→政権中枢メンバーと3次or4次のつながり範囲になったら、おおおおお!となりました。
ピンポイントで米国の司法・立法・政府に関する授業しているなら科目履修生になってもいいくらいでしたが、そういう授業はしていないようなので残念。


米国の状況を少し整理。

  • 米国市場は、企業の自社株買いが2019年に過去最高に達しそう。
  • 国民の401KやFRAによるインデックス投資資金が市場に流れている。
  • 学生ローンの負担が重い。住宅価格は上り調子なので、賃金も上昇しているが、住宅購入の資金余力がない。そして、401KやFRAなどの年金資産に投資する余力が若者にはない。つまり、現在の株高恩恵を受けていない。ものすごい投資している人を除き、たいていの若者は現在の株高恩恵を受けていない。
  • 医療負債も1兆ドルを超える。
  • 失業率は過去最低で雇用は好調だが、約半数は2019年上昇したようだが、半数はほぼ上昇していないという回答。
  • 賃金上昇率は 2017年以降、 ざっくり5%前後で推移
  • 物価上昇は2017年以降、だいたい前年比2%上昇をキープ
  • 負債をどんなに積み上げても、返済すればいいのだが、90日以上の延滞率では、学生ローンはここ6年くらい12%ていどをキープして上がる傾向はみせていない。自動車ローンがリーマンショック前の水準に近づいているが、それでも5%程度。住宅ローンの延滞率は低水準で、カードローンなどは急上昇はしていない。まぁ苦しいながらも、なんとか返済しているといったところなのかもしれません。
https://www.newyorkfed.org/microeconomics/hhdc

国民は満足している生活が得られているかというと、そうではないと思うのですよね。一番不満なのが、やっぱり学生ローンを抱え、株高恩恵をうけない若者なのです。経済好調だと言われても、個人が実感できなければ、どんなにトランプ大統領が声高に訴えても個人には響かないはず。
2020年と2016年では、有権者世代が変わっています。ミレニアルは37%も占める大きな勢力になっています。しかもヒスパニックなどの白人層は減っているはずなので、意地でもトランプ大統領には投票しない、極左で何が悪いと思っている人も増えてそうですよね。