昨日の終値。TOPIXは前場からマイナスに転じていた。
【日経平均株価】 23,821.11 △0.02% +4.48 [12/23]
TOPIX 1,729.42▼0.21%
マザーズ 869.65▼0.31%
【ドル建て日経平均】217.70 ▼0.07% -0.16 [15:00]
【ドル円】 109.41 -0.02 ▼0.02% [15:02]
東証一部出来高 955,780,000株 15:00
今朝の日経平均先物。ちょい上昇といったとこだろうか。
米株式市場にはお金が引き続き入っているようだけど、日本には流れてこなくなっているようだ。
23,770.00 8:53JST
【ドル円】 109.38 -0.01 ▼0.01% [08:53]
続いて、アジアと欧州市場。
ハンセン指数 27,906.41 △0.13%
CSI 300 Consumer Staples Index 20186.48
MSCI Emerging Markets 1,111.64 ↑ [12/23]
( 52 WEEK RANGE 945.28 – 1,111.64 )
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,654.00 → [12/20]
( 52 WEEK RANGE 1,575.1 – 1,658.2 )
バルチック海運指数 1,123.00 [12/20]
( 52 WEEK RANGE 595.00 – 2,518.00 )
米国は出来高うすい。もうChrist-massのための休暇でしょう。
SP500は、そこまで伸びていませんね。ダウは、寄与度が高いボーイングのCEO辞任が好感されたようです。
【NYダウ】 28,551.53 △0.34% +96.44 [12/23]
(52週最高値 28,551.53 52週最安値21712.53 )
NASDAQ 8,945.65 △0.232%
(52週最高値 8,945.65 52週最安値6190.17 )
S&P500 3,224.01 △0.09%
(52週最高値 3,224.01 52週最安値2346.58 )
ラッセル2000種指数 1,674.141 △0.13%
(52週最高値 1,675.310 52週最安値 1,266.925 )
【VIX恐怖指数】 12.61 →
【WTI原油】60.629↑
【NY金先物】 1485.40↑
ドルインデックス: 97.67→
米国30年債利回り:2.358↑
米国10年債利回り: 1.932↑
米国 2年債利回り:1.652↑
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,847.33 △0.30%
(最高値 2019年4月23日 2103.75)
NYFANG:IND 3,122.540 △0.71%
( 52 WEEK RANGE 2,065.031 – 3,122.540 )
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,270.17 △ 0.02% [12/20]
(52 WEEK RANGE 2,049.76 – 2,270.17 )
ICE BofAML US High Yield Master II Effective Yield 5.29 [12/20]
ICE BofAML US Corporate BBB Effective Yield 3.70 ↑ [12/20]
ICE BofAML US High Yield CCC or Below Effective Yield 11.65 [12/20]
米取引所の合算出来高は約59億株。直近20営業日の平均72億株を大幅に下回った。クリスマス休暇に伴い今週は閑散取引が見込まれる。
AAPL 284.00△1.63% (52週最高値 284.00 52週最安値142.00 )
AMZN 1793.00△0.36% (52週最高値 2035.80 52週最安値1307.00 )
GOOG 1348.84▼0.06% (52週最高値 1365.00 52週最安値970.11 )
MS 157.41△0.00% (52週最高値 158.44 52週最安値93.96 )
NVDA 238.82▼0.23% ( 52週最高値 240.36 52週最安値124.46 )
FB 206.18▼0.06% (52週最高値 208.66 52週最安値123.02 )
NFLX 333.10▼1.13% (52週最高値 385.99 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/12/19時点
トレーダーが減り、多くが自動的なインデックス投資になった結果がこのメルトアップなのかもしれない。経済統計が順調なら、そりゃ買い続けることになるだろう。この記事に書いてある通り、米株だけでなく新興国もジャンク債も原油もすべての主要資産が上昇したということがどうもひっかかるのである。新興国はこの1年でさらに不安定になっているように感じる。欧州は、魂を売って中国にすり寄りはじめている。欧州はもうダメだろう。
世界各国・地域の市場は最高値を再び更新する状況だが、過去10年で株式トレーダーの数は着実に減少。幾つもの大手行が欧州を中心にトレーディング部門に大なたを振るった過去1年は特に悲惨な状況となった。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-23/Q2Y2DB6S972E01?srnd=cojp-v2
12月15日に予定していた関税発動直前の会議で何が起こっていたかが、徐々に情報がでてきています。 ナヴァロの主張は変わらず、関税発動すべきということだったのでしょう。ところが、トランプ大統領は、 彼の意見を退けたそうです。
この時の会議では、カドローNEC委員長、ライトハイザーUSTR代表、ムニューシン財務長官、ナヴァロ大統領補佐官、トランプ大統領だったはずです。
ナヴァロ大統領補佐官以外のメンバーは、今春(4~5月)の中国との交渉に失敗しています。だからこそ、夏頃にナヴァロ大統領補佐官の意見を重視して動き始めたはず。しかし、ナヴァロ以外の意見を重んじたように書かれているのです。実はこの会議メンバーにクシュナー米大統領上級顧問がいたのではないかと邪推しているのですが、そういったニュースが出てこないので確信はもてていません。
An advocate for a hard-line approach to China, Mr. Navarro was mounting a final stand against a trade deal with Beijing during a crucial meeting of President Trump’s advisers this month. Mr. Trump has often sided with the protectionist Mr. Navarro against advisers who advocate a more calibrated approach. This time, Mr. Trump waved him off, according to a witness, and agreed to a limited trade deal to ease the conflict.
https://www.wsj.com/articles/in-the-battles-over-trumps-trade-wars-hawkish-adviser-navarro-endures-11576943074
Christian Today がトランプ批判を掲載した記事についての続報。ビリー・グラハム牧師の息子が、トランプ氏の支援者になっている。つまり、福音派はトランプ支持なのだ。今回の件ではトランプ大統領を擁護する意見をツイートで述べた。
米国のキリスト教福音派の有力誌「クリスチャニティー・トゥデー」の編集長は22日、トランプ大統領を重ねて非難した。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-12-22/christian-magazine-editor-doubles-down-on-trump-s-immorality
19日にトランプ大統領の罷免を求める論評を同誌に掲載したマーク・ガリ編集長はCBSの番組「フェース・ザ・ネーション」に出演。「彼が道徳的に不適当だと私は道徳的判断を下している」などと語った。同氏は政敵の1人の信用を落とすために大統領が「政治的権力を利用して外国の指導者を威圧」しようとしたことは米国の信頼への裏切りだと論評していた。
同誌は故ビリー・グラハム牧師によって創刊された。グラハム氏の息子フランクリン・グラハム氏はトランプ氏の主要な支援者で、その他の福音派要人とトランプ氏支持で結束している。同氏はまた、2018年に死去した父ビリー・グラハム氏がトランプ氏を「歴史のこの時期に必要な人物」と信じていたとツイートした。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-23/Q2XNI5T0AFB501
I hadn’t shared who my father @BillyGraham voted for in 2016, but because of @CTMagazine’s article, I felt it necessary to share now. My father knew @realDonaldTrump, believed in him & voted for him. He believed Donald J. Trump was the man for this hour in history for our nation.
— Franklin Graham (@Franklin_Graham) December 20, 2019
で、福音派を束ねる役目をしているペンス副大統領夫妻は、もちろんフランクリン・グラハム夫妻とこうやってディナーを共にするような仲なのだ。
Thank you @VP @Mike_Pence and @SecondLady Karen Pence for a wonderful night in Washington. We are grateful for all you do for this country—and you’re in our prayers. pic.twitter.com/fxZxVgEzzf
— Franklin Graham (@Franklin_Graham) December 21, 2019
更に、続きがある。
米ユダヤ系団体AIPACよりも規模が大きい700万人のコミュニティ規模の Christians United for Israel (CUFI)という団体がある。そこで、ペンス副大統領が演説しているわけですよ。
何よりも、ペンス副大統領は、イスラエル国会議事堂で一昨年頃にスピーチしているわけだし、親イスラエルでもあるのだ。クシュナー上級大統領顧問は、ユダヤなので、もちろん親イスラエルということだ。
なんというか、クシュナー上級大統領顧問、ペンス副大統領が、がっちり米ユダヤ系とプロテスタント福音派を握っているのだろう。
よくトランプ大統領は、さびれた米国田舎地方のブルーカラーに支持されていると書かれている。そういった側面ももちろんあるだろうが、福音派と米ユダヤ系団体を取り込んでいるのは実のところ非常に大きいと考えている。
ブルーカラーの人は、信仰心から支持しているわけではない。関税などで自分の生活が苦境に立たされたらさっさと支持者を変えるだろう。しかし、信仰から支持をしている人は、簡単に支持を変えない。というよりも、信仰からくる支持は揺るがないのである。そんな程度で揺らいでいたら、神への信仰心なんかもてませんよ。その代わり、フランクリン・グラハムなど信仰する上でメンターとなっているような有力者が、トランプ大統領を批判すると大きく揺れ動く可能性がでてくるのかと推測している。もちろん、編集長が書くのも少しはインパクトがあるだろう。
このあたりは、CNNがトランプ大統領を批判したとかいうのと、訳が違うのだ。重くみなければいけないニュースだと私は考えているのだ。