【日経平均株価】 23,529.50 △1.01% +235.59 [12/02]
TOPIX 1,714.49△0.89%
マザーズ 911.51▼0.40%
【ドル建て日経平均】214.61 △0.86 +1.84 [15:00]
【ドル円】 109.64 +0.16 △0.15% [15:04]
東証一部出来高 946,960,000株 15:00
続いて、アジア。ファーウェイは今や米企業の半導体抜きでスマホを生産し始めているんですって。もう中国は、米国抜きの体制を着々と歩んでますよ。
ハンセン指数 26,444.72 △0.37%
【上海総合指数】 2,875.81 △0.13% +3.83 [16:02]
MSCI Emerging Markets 1,040.22↓ [12/2]
(52 WEEK RANGE 929.90 – 1,099.18)
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,630.98 ↑ [11/29]
( 52 WEEK RANGE 1,575.1 – 1,658.2 )
バルチック海運指数 1,528.00 △4.16% [11/29]
( 52 WEEK RANGE 595.00 – 2,518.00 )
チャイナ市場が閉じて、米国市場開場前にぶつけたのでタイミングは狙っているだろうが、株式市場にはまったくインパクトを与えない報復だ…
報復を出すということで、中国の面子を保っている気がしてならない。
自国の経済疲弊につながらないような報復を出すのがもう難しいという話も出ていたが、そうなっている可能性も高まってきた。
中国外務省は2日、米国で香港人権・民主主義法(香港人権法)が成立したことへの対抗措置を発表した。米軍機・艦艇の香港立ち寄りを禁止する。また、香港での暴力的な活動を支援したとして、米国に本部を置く複数の非政府組織(NGO)に制裁を科すとした。
https://jp.reuters.com/article/china-us-hongkong-military-ships-idJPKBN1Y60NF
さて、ロシア産天然ガスを中国に輸送するパイプラインが完成しました。米国にとっては面白くないでしょう。ますますロシアと中国はお互いの利益のために癒着するよなぁ。
中国の2019年の中東比率は34.9%ということなんですが、石油輸入の70%がマラッカ海峡を通過するというのがポイントです。ナヴァロが「米中もし戦わば」で書いた通り、マラッカ海峡封鎖という選択肢は米国の中にあるでしょう。
驚いたのが、石油消費の70%が交通需要ってこと。石油が高騰すると、車での移動や物流に多大な影響がでそうだ。
ロシア産天然ガスを中国に輸送するパイプライン「シベリアの力」が2日稼働した。全長はシベリア地域から黒竜江省、吉林省を通り遼寧省まで約3000キロに及ぶ。輸送能力は2025年までに380億立方メートルを目指す。
https://jp.reuters.com/article/china-russia-gas-start-idJPL4N28C3BR
近年の努力により、中国の石油輸入先は多元化に向かっている。現在の石油輸入のうち、中東が占める割合は34.9%に低下している。ロシア、中南米、西アフリカ、北アフリカが主な輸入先になっている。しかしロシアなど少数の陸上で隣り合っている国を除くと、大半の石油輸入が海上輸送によって行われている。石油輸入の70%以上がマラッカ海峡を通過する必要がある。石油輸送の安全リスクが大きい。また中国の石油輸入にかかるコストは毎年1000億ドル以上で、ある地域の石油供給に問題が生じた場合、石油価格の高騰により中国経済が大きな圧力を受ける。需要側を見ると、中国の石油消費の約70%が交通の需要となっている。同時に既存の石油化学技術路線も、その他のエネルギーへの投資による急速な代替を実現し難い。そのため短期的には石油の代替品を見つけることが非常に困難だ。
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2019-06/06/content_74861490.htm
中国の天然ガスの対外依存度は昨年45.3%に達した。うち40%は中央アジア、25%は豪州で、輸入先が比較的安定している。また中露東線天然ガスパイプラインは、年末のガス供給開始を予定している。380億立方メートルという設計上の年間ガス輸送量に達すれば、ロシアは中国にとって最大の天然ガス輸入先となる。
ただ、マラッカ海峡封鎖するためには、インドネシアとマレーシアの協力が必須ですよね。インドネシアはムスリム国家だしなぁ…
選択肢があるとはいえ、難易度高い気がします。
続いて、米国市場。日本時間から、米債券の上昇が少し騒がれていたが、まさかこうもネガティブニュースが出てくるとは思わなかった。トランプ大統領は英国入りしてNATOの会議出席です。
【NYダウ】 27,783.04 ▼0.96% -268.37 [12/02]
(52週最高値 28,164.00 52週最安値21712.53 )
NASDAQ 8,567.99 ▼1.12%
(52週最高値 8,705.17 52週最安値6190.17 )
S&P500 3,113.87 ▼0.86%
(52週最高値 3,153.63 52週最安値2346.58 )
ラッセル2000種指数 1,607.579 ▼1.04%
(52週最高値 1,634.774 52週最安値 1,266.925 )
【VIX恐怖指数】 14.91 ↑
【WTI原油】 55.918↑ [7:50JST]
【NY金先物】 1462.30↓ [7:50JST]
ドルインデックス: 97.88↓
米国30年債利回り:2.267↑
米国10年債利回り: 1.824↑
米国 2年債利回り:1.612↑
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,735.59 ▼0.35% NYFANG:IND 2,853.365 ▼1.17%
( 52 WEEK RANGE 2,065.031 – 2,902.711 )
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,235.06△ 0.02% [11/29]
(52 WEEK RANGE 2,234.70 – 2,233.02 )
米取引所の合算出来高は68億4000万株。直近20営業日の平均と一致した。
AAPL 264.16▲1.16% (52週最高値 268.00 52週最安値142.00 )
AMZN 1781.60▲1.07% (52週最高値 2035.80 52週最安値1307.00 )
GOOG 1289.92▲1.15% (52週最高値 1323.74 52週最安値970.11 )
MS 149.55▲1.21% (52週最高値 152.50 52週最安値93.96 )
NVDA 209.25▲3.46% ( 52週最高値 221.41 52週最安値124.46 )
FB 199.70▲0.96% (52週最高値 208.66 52週最安値123.02 )
NFLX 309.99▲1.48% (52週最高値 385.99 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/11/28時点
色んなことが起こっているので箇条書きでまとめていきます。
SP500の分足チャートを確認すると、0時付近で大きく下落していることからISM製造業景気指数が低下したことが大きく下落させた主な要因ではないかと考えられます。更に、ロス商務長官の発言で下落したということでしょう。
尚、 ブラジルとアルゼンチンへの関税については先物はほぼ動いていないので、米株にはさほど影響を与えていないのでしょう。
誰かもツイッターで書いていたけど、アルゼンチンやブラジルなどの新興国の通貨が下がっているのって別に政府の意図ではないよ…中国とは違うよ…
MSCI Intl Emerging Market Currency をずっとトラッキングしていますが、どの新興国も通貨高には至っていないよ…
・トランプ大統領がツイッターでブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに直ちに関税を課すと表明。両国の意図的な通貨切り下げで米農業部門が圧迫されているとの考えから報復措置。
日本時間20:00 参照元
・ 米供給管理協会(ISM)が2日公表した11月の製造業景気指数は48.1と、10月の48.3から低下し、景気拡大・縮小の節目となる50を4カ月連続で下回った。 日本時間0:00 参照元
・ロス商務長官が 米中両政府が貿易協議で合意に至ることができなければ、トランプ大統領は対中関税を引き上げると発言。0:40JST 参照元
この2つのツイートに笑っちゃったんですが、トランプはパウエル脅しをしているから、 経済指標で悪いデータがでるだろうと予測されるって!
結果的にはその通りだったし。
更には、株価が下落すると「中国は合意したがっている」というoptimismの楽観論ツイートがでるころだと予測されてるしw
トランプ大統領は相場懐柔してるってもう明らかですね。
オヤジ、寝起きからドル安と金利+パウエル脅しやってるな。もしかしたら、ISM思うほど良くないかもしれないな
— ケムール the Eagle (@Voodoochile2) December 2, 2019
さて、そろそろオヤジ得意の「中国は合意したがっている」ツィート待望楽観が来る頃だ。
— ケムール the Eagle (@Voodoochile2) December 2, 2019
ゼロヘッジ
*皮肉ってますね https://t.co/iM7ZTo0SA3
自分向けメモなんですが、トランプ大統領の選挙関連についてはブルームバーグで取得できなくなる可能性がある。情報取得先を変えていく必要があるが、ロイターからのニュースソースとか引っ張ってくる場合は特に問題ないが、どうなんだろうか。
来年の米大統領選で再選を目指すドナルド・トランプ大統領の陣営は、ブルームバーグ・ニュースの記者の取材を今後は認めない意向を示した。ブルームバーグのオーナーで元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏が民主党候補の指名獲得を競う間は、同党の大統領候補を調査しないとした同社の方針を受けた動きだ。
https://jp.wsj.com/articles/SB11330312490111193592804586054362634633954
ホワイトハウスの同様な決定がない中で、トランプ陣営の政策がどのような影響を及ぼすかは不明だ。ブルームバーグ・ニュースはホワイトハウス報道陣に含まれており、トランプ氏が行くところには遊説を含めて、常に同社記者が随行している。
というわけで、今朝の日経平均先物
23,190.00 8:51JST
【ドル円】 109.01 -0.01 ▼0.01% [08:51]
ダウ先物指数 27,760.00 [08:51]
SP500先物指数 3,111.50 [08:51]
USD/CNH 7.043 [08:51]