株式市況/トランプ大統領は香港人権法案に未だ署名せず

2019年11月23日(土)の市況です。

【日経平均株価】 23,112.88 △0.32% +74.30 [11/22]
TOPIX 1,691.34△0.12%
マザーズ 888.99▲1.05%
【ドル建て日経平均】212.79 △0.28% +0.59 [15:00]
【ドル円】 108.62 [15:12]
東証一部出来高 1,117,110,000株 15:00

ハンセン指数     26,595.08 △0.48%
【上海総合指数】 2,885.29 ▼0.63% -18.35 [11/22]
MSCI Emerging Markets 1,048.55 ↑ [11/22]
(52 WEEK RANGE 929.90 – 1,099.18)
MSCI Intl Emerging Market Currency    1,631.28  ↑ [11/21]
( 52 WEEK RANGE 1,575.1 – 1,658.2 ) 
バルチック海運指数   1,284.00 △2.31% [11/22]
( 52 WEEK RANGE 595.00 – 2,518.00 )

続いて米国市場。貿易協議は楽観視されて株価が3日ぶりに反発したという割には、出来高は膨らんでいないです。
トランプ大統領は香港人権法案の署名もせずに、「合意は近い」という発言。

【NYダウ】 27,875.62 △0.39% +109.33 [11/22]
(52週最高値  28,004.89  52週最安値21712.53 ) 
NASDAQ   8,519.89 △0.16%
(52週最高値     8,570.66     52週最安値6190.17 )
S&P500       3,110.29 △0.22%
(52週最高値        3,122.03  52週最安値2346.58 ) 
ラッセル2000種指数 1,588.943 △0.31%
(52週最高値  1,618.369   52週最安値 1,266.925 )
【VIX恐怖指数】12.34 ↓ 
【WTI原油】  57.852↓ [6:59ST] 
【NY金先物】 1461.55↓  [6:59ST] 
ドルインデックス: 98.27↓  [6:59ST] 
米国30年債利回り:2.222↓  [7:30JST] 
米国10年債利回り: 1.773↓    [7:30JST] 
米国 2年債利回り:1.636↓    [7:30JST] 
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,733.83 △0.90%     NYFANG:IND  2,831.488 ▼0.44%      
( 52 WEEK RANGE  2,065.031 – 2,835.206)
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100   2,230.16 ▼ 0.02%   [11/21]
(52 WEEK RANGE 2,049.76 –   2,230.62 )
米取引所の合算出来高は59億6000万株。直近20営業日の平均は70億3000万株。
AAPL 261.78▼0.09% (52週最高値   267.43 52週最安値142.00 )
AMZN 1745.72△0.63% (52週最高値 2035.80 52週最安値1307.00 )
GOOG 1295.34▲0.46% (52週最高値 1323.74  52週最安値970.11 )
MS   149.59△0.07% (52週最高値 150.55 52週最安値93.96 )
NVDA  210.89△0.34% ( 52週最高値 213.35 52週最安値124.46 )
FB    198.82△0.45% (52週最高値 208.66 52週最安値123.02 )
NFLX  310.48▼0.39% (52週最高値 385.99 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/11/19時点

第一段階合意をすると発言しておきながら、着々と米国は安全保障に脅威をもたらすハイテクチャイナ製品を締め出すということを進めております。

米連邦通信委員会(FCC)は中国の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の通信機器が米国の安全保障に脅威をもたらすとして、米企業がこれらの機器購入に連邦補助金を利用することを禁じた。FCCはまた、すでに使用されている両社製品の撤去を米通信会社に義務付けることを検討する考えを明らかにした。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-22/Q1DRE3DWX2QI01?srnd=cojp-v2

東南アジアの中で、経済的に中国を必要としていない国は1つもないでしょう。
南シナ海でもめているフィリピンのドゥテルテ大統領でさえ中国に及び腰で、「中国が好きだ」とごますりしています。船の衝突事故を起こしても、公式発言は控えめにしている傾向が続いています。
中国に歯向かうような発言をして、中国人観光を遮断され、一気に景気停滞を味わった韓国は既に痛い目にあっています。それを他国もみているはずです。
このような状況で、中国に対抗すべきだという米国の姿勢が支持されるはずがありません。確かに領土問題で、多少は中国に侵略されたとしても、全体的に経済が潤った方が、国民からの支持もえやすいでしょう
一方で、米国以外に頼れない状況としては、東南アジアの島々はISISの拠点になりつつあることです。しかし、現時点ではまだフィリピンとインドネシアの島の一部くらいです。中国が他国のためにISISと戦うとは思い難いですし、実績がある米国に頼りたいでしょう。この危機がもっと間近に迫った時に、各国がどう判断するかで大きく変わってくるでしょう。
ちなみに、日本も決して他人事ではありません。トランプ政権が2020年以降も続き、ムン政権が続けば、韓国から米軍撤退することになる可能性は高まります。
そうなった時、中国と米国の代理戦争として、台湾、石垣島、沖縄あたりが入ってきます。そこで食い止められなければ、九州も何かあってもおかしくないでしょう。長期的に、そういった視点をいれていく必要があると思います。

 マーク・エスパー米国防長官は、今週バンコクで行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)の拡大国防相会議で、アジアの同盟諸国に対し、中国の攻撃的姿勢に共同で対抗すべきだと訴えた。だが、反応は冷淡だった。これはトランプ政権のアジア政策が問題に直面している可能性を示す新たな兆候だ。 
 しかし、米国の同盟諸国の一部は、アナリストらが指摘しているように、安全保障面での米国への接近と、経済面での中国との結び付きという2つの力によって引き裂かれている状況だった。これは同地域での影響力争いという点で長年にわたる懸案である。

https://jp.wsj.com/articles/SB12629458621741844146104586032692116325756

個人アカウントなのに、ホワイトハウスからアカウント凍結されていたってどういうことだろうか…


すごい話だと思うんですが、MSCI中国指数に組み込まれるはずだった ArtGo と  Kasen International が、MSCIから「やっぱやーめた」となってしまったので株価がそれぞれ90%、98%と下落したということ。
株価って企業価値を示すものですよね…
MSCI中国指数に組み込まれることで自動的に投資される資金を期待して90%や98%株価形成したってことでしょうか( ゚Д゚)

Two weeks ago, New York-based MSCI said it planned to include ArtGo in its MSCI China Index. But on Wednesday, the index compiler reversed course, saying ArtGo wouldn’t make the cut after “further analysis and feedback from market participants on investability.”

https://www.wsj.com/articles/investors-lose-their-marbles-as-msci-u-turn-spurs-98-stock-plunge-11574329092

株には関係ない話ですが、記録しておきたいので書いておきます。
マーケティングやっている時から、複数の分野に対応できるので、自分が何をしている人か名乗るのが困難でした。肩書を”マーケター”と書くと、広告メインだと認識されるし、”Webマーケター”とすると、Webしかできない人みたいだし、”リサーチャー”とすると調査しかできない人になります。迷ったあげく、〇〇事務所としました。マーケティング界隈だと、これは功を奏したのですが、全然違う業種の人とも交わる場になると、説明が必要になり、よろしくなかったです。苦い経験もしました。

今度はさらに複数の分野にまたがっているので、どういうネーミングにすべきか更に悩みます。金融を広く網羅しておくために、AFP取得しておき、証券アナリストも取得予定です。その後のステップは見えているのですが、「現時点で何者なんだ」と問われると、返答に困ります。
なんですが、半歩先、一歩先の姿をみて現時点を語らないとダメですね。
会長には、坂本龍馬が鎖国時代に貿易会社を立ち上げたという話を聞いて、しっくりきました。事例って大事ですね。

聖書を毎日読んで1カ月が経過しました。Holy Bibleという聖書アプリで毎日「今日の聖句」を出してくれるので、そこからピックアップされた句から、興味があればその章を読んでいます。
聖書の中では、どういう思考をせよと示しているかなど、非常に勉強になります。聖書を読んでいると、現時点の困難なことに目を向けるのではなく、神への信頼に意識を向けるということがわかってきました。これができている人は、メンタル強くなるはずです。
野口先生も推奨していることですし、このアプリなら読めますよ~