株式市況/日本国債先物の海外シェアは6~7割

【日経平均株価】 23,520.01 △0.81% +188.17 [11/12]
TOPIX 1,709.67 △0.33%
【ドル建て日経平均】215.38 △0.64% +1.37 [15:00]
マザーズ 865.10▼0.30%
【ドル円】 109.19 0.13 △0.12% [15:02]
東証一部出来高 1,259,760,000株 15:00

今朝の日経平均先物 為替が不安定だなぁ
23,430.00  8:54JST
【ドル円】 109.00 0.03 △0.02% [08:54]
USD/CNH 7.02  8:55JST

この記事、面白い。どうしても日本国債現物に目がいってしまうんだけど、もちろん国債先物をつかって売買している。先月10月の国債先物取引高をみると取引高のシェアは55%前後。6月は70%のシェア!過去6ヵ月を振り返ると、だいたい55%前後の取引高シェアが続いているようです。日経平均と日経平均指数先物はほぼ連動しているが、国債はどうなんでしょうかね。

2013年以来の規模の日本国債売りの背景に、クオンツヘッジファンドの存在があるようだ。
CTAファンドが好む先物の原資産である7年物国債の利回りは先週12bp上昇し、さまざまな年限の中で最も売られた債券だった。
(中略)
日本取引所グループの週次データによると、外国ファンドは6月と8月の大量購入後、11月1日終了週には6カ月で最大の売りを出した。 過去1カ月に日本国債相場が下落するとともに未決済の先物ポジションが1万枚余り減少した。先物でロングポジションを保持していた投資家が売っていたことが示唆される。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-12/Q0U3L4T0G1L101?srnd=cojp-v2
2019年10月 投資部門別 国債先物取引状況
参照元: https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-derivatives/sector/01.html
2019年6月 投資部門別 国債先物取引状況

尚、国債の海外保有は7.4%。確か北欧の年金ファンドとかが多く保有しているんじゃなかったっけな。現物なので、短期売買というのは考えにくいでしょうが、金利低下が理由で2016年に ノルウェー政府年金基金が大量売却したということもあるので、こいうことは起きるでしょう。


続いてアジア市場。香港もカオスになっておりますが、南米のチリ、ボリビア、中東のイラクあたりも反政府デモが続いていて使者がでています。まだまだ広がっていき、政府デモも一つの地政学的なリスクになっていきます。東南アジア(特にインドネシア、フィリピン)もISISの新たな拠点となっています。米中ディカップリングに伴い、東南アジアに工場移転させる動きもありますが、ISISとの衝突がそう遠くないうちに起きるでしょう。

ハンセン指数      27,065.28 △0.52%
【上海総合指数】 2,914.82 △0.17% +4.85 [16:11]
MSCI Emerging Markets 1,055.83↑ [11/12]
(52 WEEK RANGE 929.90 – 1,099.18)
MSCI Intl Emerging Market Currency   1,637.27  ↓[11/11]
( 52 WEEK RANGE 1,575.1 – 1,658.2 ) 
バルチック海運指数   1,345.00  ▼2.39% [11/11]
( 52 WEEK RANGE 595.00 – 2,518.00 )


続いて米国市場。Fed WatchはFF金利現状維持が97%で変わらず。年内利下げはないとみています。

【NYダウ】 27,691.49 0.00% 0.00 [11/12]
(52週最高値  27,774.67   52週最安値21712.53 ) 
NASDAQ    8,486.09 △0.26%
(52週最高値   8,434.68     52週最安値6190.17 )
S&P500        3,091.84 △0.16%
(52週最高値    3,039.42  52週最安値2346.58 ) 
ラッセル2000種指数 1,595.117 △0.02%
(52週最高値  1,266.925   52週最安値 1,618.369 )
【VIX恐怖指数】 12.68→ 
【WTI原油】  56.775↓ [7:42JST] 
【NY金先物】 1456.30↑  [7:43JST] 
ドルインデックス: 98.33 ↑ [7:43JST] 
米国30年債利回り:2.417 ↓     [7:43JST]     
米国10年債利回り: 1.936  ↓   [7:43JST]     
米国 2年債利回り:1.675  ↓  [7:43JST] 
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,782.79 △0.83%   NYFANG:IND     2,833.562 ▼0.47%  
( 52 WEEK RANGE  2,065.031 – 2,835.206)
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100  2,225.22  △0.04%     [11/11]
(52 WEEK RANGE 2,049.76 –   2,228.89 )
米取引所の合算出来高は約66億株。直近20営業日の平均は68億株。
AAPL 261.96▼0.09% (52週最高値   262.79 52週最安値142.00 )
AMZN 1778.00△ 0.36% (52週最高値 2035.80 52週最安値1307.00 )
GOOG 1298.80▼ 0.03% (52週最高値 1292.03  52週最安値970.11 )
MS   147.07△0.66% (52週最高値  145.67 52週最安値93.96 )
NVDA  209.61△0.69% (52週最高値 249.88 52週最安値124.46 )
FB    194.47△ 2.56% (52週最高値 208.66 52週最安値123.02 )
NFLX  292.01▲0.71% (52週最高値 385.99 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/10/15時点

期待があると株価は上昇するけど、期待がなくなっても株価はあまり下落しない。昨日、中間層への減税を再度発表したようだが、その影響で小幅上昇したのかな。

午前の取引では、トランプ氏の講演で米中通商協議について前向きな発言が出るとの期待もあり、S&P500種は一時3100の水準を上抜けた。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-12/Q0VHDMDWX2PV01?srnd=cojp-v2

民主党候補でブティジェッジ氏が再度注目されはじめました。
もともと、 ブティジェッジ は民主党候補の中で最も資金を集めていたんですが、ニュースにでてくる範囲の調査結果では、人気がいまいちでした。
で、 ブティジェッジ氏 について知らなかったんですが、海軍出身だったんですよ。昨日はVeteran’s Dayだったんですが、退役軍人で米国で2000万人もいる巨大コミュニティなんですよ。米人口3.2億人のうちの2000万人ですから、大きいです。米農家は輸出やGDPには貢献しているけど、たった250万人しかいませんからね。
で、 ブティジェッジ氏 が Veteran’s Dayによせて、退役軍人のヘルスケアが十分でない、今のトランプ大統領は退役軍人の待遇がよくないなど猛攻撃したんですよ。まぁそりゃ兵役を逃れたトランプ大統領に比べれば、自身も兵役した経験があるので説得力はありますな。特に、退役軍人のメンタルヘルスケアは以前から問題になっていて毎年20人ほど自殺しているはず。これも米国の闇ですな。
尚、 ブティジェッジ氏 はゲイと公言しているので、LGBTからの支持もあるのでしょう。

 2020年米大統領選の民主党指名候補争いで今、最もホットな人物はピート・ブティジェッジ氏だ。そして最も新しい候補は(まだ正式出馬表明はしていないが)マイケル・ブルームバーグ氏だ。

https://jp.wsj.com/articles/SB12339696631032474872304586012572533435688

まあトルコならやりかねないでしょうねぇ。見捨てたのは米国なんですが、米国に非難が来ないように、トルコに非難を集中させたいのでしょうか。
トルコは、WW1中に、アルメニア人大虐殺していますので、前例があります。アルメニア人虐殺の詳細はこちら
なぜか先月、オスマン帝国の「アルメニア人虐殺」を認定、米下院が歴史的可決をしております。トルコ制裁に向けた形式的なものかとも思います。
今晩、エルドアン大統領は米国訪問しますが、ロシアの戦闘機を買ったことを咎められるはずですが、どこをおとしどころにするのか、やや注目。

トルコが先月シリア北東部で行ったクルド人勢力への攻撃で、米軍の無人偵察機が撮影した動画に、銃を持った男たちが民間人を標的にする様子が映っていたことが分かった。米軍当局者は無人機からの映像をリアルタイムで見ており、戦争犯罪の可能性があるとして司令官に報告していたという。米当局者が明らかにした。 (中略) またトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領は13日、ホワイトハウスを訪問する予定で、戦争犯罪の可能性を含め、トルコの攻撃に絡んだ問題が議題に上がるとみられている。

https://jp.wsj.com/articles/SB12636345258602743387504586014274139098268