株式市況/米国インデックスファンド資産がアクティブファンド資産よりも上回る

【日経平均株価】 22,079.09 △0.16% +34.64 [09/20]
TOPIX 1,616.23△0.04%
マザーズ 863.98△1.85%
【ドル建て日経平均】204.70 △0.21% +0.43 [15:00]
【ドル円】 107.86 -0.14 ▼0.13% [15:02]
東証一部出来高 1,458,590,000株 15:00
米国先物市場、ほぼ動きなし

ハンセン指数       26,435.67 ▼0.13%
【上海総合指数】 3,006.45 △0.24% +7.17 [16:11]
MSCI Emerging Markets  1,021.27 △0.46% [9/19] 
(52 WEEK RANGE 929.90 – 1,099.18)
MSCI Intl Emerging Market Currency     1,615.47  ↓   [09/19] 
( 52 WEEK RANGE 1,575.1 – 1,658.2 ) 
バルチック海運指数      2,192.00 ▼3.27%  [9/19]

サウジアラビアの攻撃を整理すると…
1.サウジアラビアのサウジアラムコがドローンで攻撃を受けた
2.イエメンのフーシ派が攻撃したのは自分達だと声明発表
3.ポンペオ国務長官とトランプ大統領は素早くイランのせいだと発言
4.ポンペオ国務長官はサウジアラビアに訪問
5.サウジアラビアはフーシ派ではなくイラン方面からドローンは飛んできたと発表
6.米国がイラン中銀、イラン国家開発基金への制裁
7.イエメンのフーシ派がサウジアラビアへの攻撃を全面停止する意向を表明
8.サウジ国連大使が、18日に国連調査団に要請していたが、サウジアラビア到着して調査中?

まぁトランプ大統領は戦争はしたくないので、経済制裁中心に進めるでしょう。

制裁対象は、イラン中銀のほか、イラン国家開発基金(NDFI)や企業1社。財務省はイラン軍の調達にこの企業が隠れ蓑として利用されていると指摘した。
トランプ大統領は今回の対応について「最高度の制裁」を科したと指摘。ムニューシン財務長官は「イランによるサウジへの恥知らずな攻撃は容認できない」と表明。中銀がイラン政府に残されていた最後の資金源だったと明らかにした上で「米国は引き続き(イランに対し)最大限の圧力をかけていく。今回の対応は非常に大規模なもので、イランに通じるすべての資金源を絶った」と語った。

https://jp.reuters.com/article/saudi-aramco-usa-iran-idJPKCN1W51XJ?il=0

イエメンのイスラム教シーア派(Shiite)系の反政府武装組織フーシ派(Huthi)は20日夜、サウジアラビアへの攻撃を全面的に停止する意向を表明した。同国で続く内戦の終結を目指した措置としている。
 フーシ派の最高政治評議会のメフディ・マシャト(Mehdi al-Mashat)議長は、2014年の首都サヌアの掌握を記念する演説で「サウジアラビアの領土に対するすべての攻撃の停止」を表明した。

https://www.afpbb.com/articles/-/3245605

続いて、米国市場。商いが膨らんでの下落。
中国代表団が米モンタナ州の農家への視察を取りやめ、米中通商交渉への期待 が後退したとのこと。とはいえ、貿易とは関係ないFANG銘柄も下落。

【NYダウ】 26,935.07 ▼0.59% -159.72 [09/20]
(52週最高値  27,398.68  52週最安値21712.53 ) 
NASDAQ     8,117.67 ▼0.80%
(52週最高値 8,330.21      52週最安値6190.17 )
S&P500 2,992.07 ▼0.49%
(52週最高値   3,025.86  52週最安値2346.58 ) 
ラッセル3000種指数   1,763.277 ▼0.03%
(52週最高値 1,779.484   52週最安値 1,379.014 -)
【VIX恐怖指数】   15.32 [09/20]
【WTI原油】  58.513↑  [6:47JST] 
【NY金先物】 1,516.78 ↑   [6:47JST] 
ドルインデックス:98.46 ↑   [6:47JST] 
米国30年債利回り:2.175 ↓   [6:48JST] 
米国10年債利回り: 1.740 ↓   [6:48JST] 
米国2年債利回り:1.698 ↓   [6:48JST] 
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,762.46 ▼0.54%
NYFANG:IND        2,605.7949 ▼1.33%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,223.65 ▼0.08%   [9/19]
(52 WEEK RANGE 2,049.76 –   2,228.89 )
米取引所の合算出来高は98億株。直近20営業日の平均は71億株。
AAPL  217.73▼1.46% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1794.16▼1.50% (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1229.93▼0.71% (52週最高値 1289.27 52週最安値970.11 )
NVDA  172.69▼2.40% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB   189.93▼0.11% (52週最高値 208.66 52週最安値123.02 )
NFLX  270.75▼5.53% (52週最高値 386.80 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/8/27時点

引き続き、レポ市場の件が話題になっている。驚いたのが、通貨スワップ市場でドル借入コストが1週間前は年率0.2%だったのに年率2.4%まで上昇していることだ。
そして、 レポ市場を通じた米国債購入資金の調達はできないとのトレーダーの懸念を背景に、米国債の購入意欲が低下していることをスワップは示唆している。
というのが理解できないんだよなぁ。資金調達できないから、米国債は入札しないのかぁ…。

銀行は通常通り、四半期末時点での規制要件を満たすため流動性の提供を削減し始めようとしている。また、来週には再び米国債入札があり、ネットで450億ドル(約4兆8600億円)の資金が市場から吸い上げられる公算だ。
連邦準備制度が連日の資金供給オペを実施した後も財務省証券入札と外為市場にストレスが表れている理由がこれで説明できる。
 19日の財務省証券入札では投資家が資金を拘束される代償として高い利回りを求め、平均落札利回りは入札前の気配値を上回った。
調達市場でドルを借りるコストも高止まりしている。通貨スワップ市場では、月末をカバーする1週間の期間、円に対してドルを借り入れると年率2.4%のコストがかかる。一週間前にはわずか0.2%だった。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-20/PY4OHQ6K50XS01?srnd=cojp-v2

そして、面白いニュース。米国のインデックスファンドがアクティブファンド資産よりも上回ったようです。インデックスファンドの拡大も、米国株式市場をバブルにしている一つの要因ではあるんだけど、米国市場でインデックスファンドが占める割合って14%しかないんだね。まだまだ影響力は大きくはないということかもしれない。

米調査会社のモーニングスターによると、広範な米株価指数への連動を目指すインデックスファンドの資産額は8月末時点で4兆2700億ドル(約461兆円)と、月次報告ベースで初めてアクティブファンド(4兆2500億ドル)を上回った。 (中略)
インデックスファンドは米株市場全体を支配するには程遠い。米株市場にインデックスファンドが占める割合は、2010年の約7%から上昇したものの、14%弱だ(インベストメント・カンパニー・インスティテュート調べ)。
(中略)
ブラックロック、バンガード、ステート・ストリートの3社は、インデックスファンド市場で約80%のシェアを固めた。ブラックロックとバンガードを合わせると、昨年は純流入の1日平均が約10億ドルだった。ステート・ストリートの「SPDR S&P 500 ETF Trust」は過去1年に最も取引された証券の1つだった。

https://jp.wsj.com/articles/SB12696131808382783557304585561133799680328