株式市況/トランプ大統領、対中関税引き上げ措置を10.15~に延期

昨日の終値。
【日経平均株価】 21,597.76 △0.96% +205.66 [09/11]
TOPIX 1,583.66△1.65%
マザーズ 865.34△1.21%
【ドル建て日経平均】200.37 △0.58% +1.15 [15:00]
【ドル円】 107.78 +0.24 △0.23% [15:05]
東証一部出来高 1,685,490,000株 15:00
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ダウ先物指数 26,928.00 14:57JST
SP500先物指数 2,981.25 14:57JST

ハンセン指数    27,159.06 △1.78%
【上海総合指数】 3,008.81 ▼0.41% -12.39 [16:11]
USD/CNH 7.1075  8:02JST
USD/CNY 7.1152   8:02JST
MSCI Emerging Markets 1,017.04 ▼0.91% [9/11] 
(52 WEEK RANGE 929.90 – 1,099.18)
MSCI Intl Emerging Market Currency      1,610.32   [09/10] 
( 52 WEEK RANGE 1,575.1 – 1,658.2 ) 
バルチック海運指数    2,366.00 ▼1.13%  [9/10]

まだ日程も決まっていない10月の閣僚級会談に向けて、急に柔和な姿勢になっている気がする。

中国財政省は11日、米国からの輸入品に対する追加報復関税について、16品目を免除の対象とすると声明で発表した。これには乳清(ホエイ)やフィッシュミールなどの飼料や一部の抗がん剤、潤滑油などが含まれる。 中国はすでに米国からの輸入品5000品目以上に追加関税を発動しており、今回の免税対象品目はごくわずかにとどまる。大豆、トウモロコシなど、米国からの重要な輸入品には依然として高い関税が課せられている。 免除は9月17日から来年9月16日までの1年間適用される。 (中略)
香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国は対米通商協議を優位に進めるため、米国産の農産物輸入を増やす見通しと報じた。

https://jp.reuters.com/article/china-us-tariff-idJPKCN1VW0QI

続いて米国市場。

【NYダウ】 27,137.04 △0.85% +227.61 [09/11]
(52週最高値  27,398.68  52週最安値21712.53 ) 
NASDAQ        8,169.68 △1.06%
(52週最高値 8,330.21      52週最安値6190.17 )
S&P500   3,000.93 △0.72%
(52週最高値   3,025.86  52週最安値2346.58 ) 
ラッセル3000種指数   1,761.065 △0.85%
(52週最高値 1,779.484   52週最安値 1,379.014 -)
【VIX恐怖指数】   14.61  [09/11]
【WTI原油】 55.953↓  [8:06JST] 
【NY金先物】  1,496.44↑  [8:06JST] 
ドルインデックス:98.63 ↑  [8:06JST] 
米国30年債利回り:2.225 ↑  [8:06JST] 
米国10年債利回り: 1.745 ↑  [8:06JST]   
米国2年債利回り:1.686 ↑   [8:06JST]   
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,764.69 △0.56%  
NYFANG:IND  2,656.5498 △ 1.35%  
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100  2,217.41 △0.14%    [9/10]
(52 WEEK RANGE 2,049.76 – 2,217.64)
米取引所の合算出来高は75億9000万株。直近20営業日の平均は68億5000万株。
AAPL  223.59△3.18% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1822.99△0.13% (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1220.17△1.17% (52週最高値 1289.27 52週最安値970.11 )
NVDA  184.33△0.63% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB   188.49△1.25% (52週最高値 208.66 52週最安値123.02 )
NFLX  288.27△0.10% (52週最高値 386.80 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/8/27時点

トランプ氏とナヴァロのFRB批判も聞き飽きましたが、トランプ大統領が非難してもFed Watchの予測ツールはピクリとも動かないのが面白いです。
FF政策金利の現状維持が徐々に確率あがってきています。

今朝の速報でトランプ大統領が10月1日の関税引き上げを、チャイナの中国建設記念日の連休からずらして15日から実施。このツイートで米国先物市場が急上昇して日経先物も爆上げですよ。

ダウ先物指数   27,289.00  8:38JST→150ドルほど上昇
【ドル円】 108.03 +0.21 △0.20% [08:48]
日経先物  21,800.00 8:48JST


というかボルトン大統領補佐官はタカ派中のタカ派で武力行使を好み、リビア方式とか強硬姿勢を好むのはわかっていたことだろうに、それを政権アドバイザーとして任命したのはトランプ大統領自身だったんじゃないかい?

トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に対し、ボルトン氏が北朝鮮の非核化を巡り、一方的な核放棄を要求する「リビア方式」に言及するなど過ちを犯したと指摘。「ボルトン氏がリビア方式について話した際、われわれの取り組みは大きく後退した。最悪だ」とし、「その後の金正恩朝鮮労働党委員長の発言を私は責めない。金委員長はそれ以降、ボルトン氏と一切関わりたがらなかった」と語った。

https://jp.reuters.com/article/usa-trump-bolton-firing-idJPKCN1VW2MF

少し前の出来事ですが、トランプ氏がツイッターで突然、タリバンとの和平会談をキャンセルしたことが物議をかもしています。特に、共和党議員からも猛反発があり、この問題が長引いているようです。というかアフガニスタン戦争ってもう20年も続いていて、米国にとっては最も長い戦争なんですね。そりゃ20年も続いていれば、お金も戦力も消耗しますよね。PBSニュースによると5000人の戦闘員を帰国させると宣言しておりますが、いつどうやってなど具体的なことは何も未だ決まっていないようです。

トランプ氏は、タリバン指導者とガニ・アフガン大統領が7日夜に米国入りし、首都ワシントン近郊のキャンプデービッド山荘でトランプ氏と個別に会談する予定だったと説明。その上で、タリバンが犯行声明を出した5日のテロについて「非常に重要な和平協議中の停戦に合意できないなら、恐らく彼らは意味のある合意に向けた交渉もできないだろう」と強く非難した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090800166&g=int

さて、たとえ英語がわからなくても一見の価値があると思い、紹介します。イラクでISISと戦う米軍の最前線です。まぁ最前線といっても機密情報もあるから、出せる(出したい情報)だとは思います。
私はワールドニュースで邦訳付で閲覧しました。

広大な砂漠の中を無人偵察機でISIS戦闘員がどこにいるか突き止め、彼らが寝て動いた時などに爆弾飛ばしています。地下に基地をつくっているんですね。
どこに戦闘員が隠れているかも逐一情報が入ってくるようです。そのうちGoogleレンズ見ていれば、敵の居場所がすぐわかるようになりそうです。いや、もうなっているのかも。
当然のことかもしれませんが、敵をみつけるのも無人機、敵をやっつけるのも操作はヒトですが(もう操作も自動かもね)、無人で爆弾落とす。ヒトがいらないんですね、知ってはいたけど、こうやって映像でみるとまた衝撃が違いますね。

また、イラク戦闘員の指導にもあたっている様子などがわかります。指導した戦闘員が、いつか米国に牙を向ける時もありそうだなぁとも感じます。
深刻だと感じたのは、収容所にいる外国籍のISIS戦闘員をどうするかです。欧州、米国などいたるところから参加しています。この人達を本国に送り返して、本国で裁いてほしいというのが本音のようですが、受け入れるかどうかって決まっていないはずですよね。確かイギリスはISISに参加した市民の国籍剥奪とかしてましたよね。
また、シリア付近の難民キャンプでは子どもたちがISISの旗の周囲で遊んでいたり、未だにISIS戦闘員になるという子ども達がそれなりにいるようです。これだと負の連鎖は止まらないなぁ…と。教育と一言にいっても長い年月を要します。結局、この人たちを現地の収容所に隔離しておくほか、選択肢がない気がしています。