昨日の日本市場。BOJは707億お買い上げ
【日経平均株価】 20,618.57 ▼0.28% -58.65 [08/21]
TOPIX 1,497.51▼0.61%
マザーズ 882.46△0.09%
【ドル建て日経平均】193.57 ▼0.25% -0.49 [15:00]
【ドル円】 106.48 +0.26 △0.24% [15:10]
東証一部出来高 901,290,000株 15:00
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今朝の日経平均先物大証 20,710.00 8:53JST
【ドル円】 106.59 -0.02 ▼0.02% [08:53]
ADR ソフトバンクグループ▼2.34% ファーストリテイリング△1.75% ファナック△1.90%
続いて、欧州と中国。 フランスは「合意なき離脱」のシナリオになるだろうと予測しているようです(‘ω’)
ハンセン指数 26,270.04 △0.15%
【上海総合指数】 2,880.33 △0.01% +0.33 [08/21]
CSI 300 生活必需品指数 19813.76 △0.66%
ユーロ・ストックス50指数 3,394.89 △1.33%
MSCI Emerging Markets 983.73 △0.37% [08/21]
(52 WEEK RANGE 929.90 – 1,099.18)
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,603.92 [08/19]
( 52 WEEK RANGE 1,575.1 – 1,658.2 )
バルチック指数 2,061.00 △0.10% [08/21]
需要が低調なのに、マイナス利回りになるってどういうことなのか…
しかもゼロクーポン債って利率0%なんで割り引かれて発行されることで利回りを確保しようとするもんなんだけど、それでもマイナス金利。
8月5日付けの記事だけど、ドイツ国債がすべての年限でマイナス利回りになるのはこれが初めてなようです。
ドイツ政府が21日実施した30年物ゼロクーポン債の入札は、需要が低調だった。2050年償還債の発行額は8億2400万ユーロ(約970億円)相当にとどまった。予定されていた20億ユーロの3分の2近くはドイツ連邦銀行(中央銀行)が引き受けた。入札後の流通市場でドイツ国債は前日比で下落。平均落札利回りは過去最低のマイナス0.11%。応札倍率は1.05倍と7月17日の1.07倍を下回った。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-21/PWKZNK6KLVR401
米国市場は出来高薄いけど、上昇。
【NYダウ】 26,202.73 △0.93% +240.29 [08/21]
(52週最高値 27,398.68 52週最安値21712.53 )
NASDAQ 8,020.21 △0.90%
(52週最高値 8,330.21 52週最安値6190.17 )
S&P500 2,924.43 △0.82%
(52週最高値 3,025.86 52週最安値2346.58 )
ラッセル3000種指数 1,716.563 △0.83%
(52週最高値 1,779.484 52週最安値 1,379.014 -)
【VIX恐怖指数】15.80 [08/21]
【WTI原油】 55.95 ↓ [5:37JST]
【NY金先物】 1,512.05 ↓ [5:38JST]
ドルインデックス:98.31↑ [5:38JST]
米国10年債利回り:1.593↑ [5:38JST]
米国2年債利回り:1.577↑ [5:38JST]
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,675.36 ▼0.79%
NYFANG:IND 2,571.55 △0.21%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,201.25 [8/20]
(52 WEEK RANGE2,049.76 – 2,217.64)
米取引所の合算出来高は56億8000万株。直近20営業日の平均は75万3000万株。
AAPL 212.64△1.08% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1823.54 △1.23% (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1191.25△0.72% (52週最高値 1289.27 52週最安値970.11 )
NVDA 171.23△2.00% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB 183.55▲ 0.14% (52週最高値 218.62 52週最安値123.02 )
NFLX 297.81▲0.39% (52週最高値 41.77 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/7/8時点
Fed Watchでは25BP利下げが一番可能性が高いシナリオのようですね。50BP利下げは0%になり、現状維持が1.9%と微増。 投票権をもつ米ボストン連銀のローゼングレン総裁 は利下げ反対。投票権をもたないサンフランシスコ連銀のデーリー総裁はリセッションに向かっているとは思わないという発言があった。
パウエル議長の発言じたいより、投票権もっている総裁がどういう思考をもっていて、どのくらいの利下げ、あるいは、利下げしないに投票しそうかの方が重要な気がするんだけど、どうなんだろうか。
尚、昨日は7月FOMCの議事要旨が公開された。長期的な利下げサイクルだとは捉えられていなかったことがポイント。
それにしても、現在のFRB議決権をもつメンバー5名(空席2名は議会承認ステップにいるはず)のうち、0.5BP利下げが2名、利下げじたいに反対が2名ってことは、おそらくパウエル議長の1票で決まるってことか。それならパウエル議長の発言が重要になるだろうなぁ…
「フェデラルファンド(FF)金利の今後の誘導目標レンジを設定する上で、選択性を維持することが重要だとの意見でメンバーらは総じて一致した」と議事要旨は指摘。委員会が今回の利下げを長期的な利下げサイクルの一環だとは捉えていなかったことが示唆された。 (中略)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-21/PWLM7XT0G1KZ01
7月の0.25ポイント利下げについては、委員会内でも意見が分かれた。ボストン連銀のローゼングレン総裁とカンザスシティー連銀のジョージ総裁が金利据え置きを主張し、利下げに反対票を投じた。政策当局者2人が反対票を投じたのは、2018年2月にパウエル議長が就任して以降で初めて。議事要旨では、「2人」の参加者が0.5ポイントの利下げを求めたとも記された。
2017年のWSJの記事なんだが、FRB議長にはトップダウン型と合意形成型がいるようだ。パウエル議長はどう考えてもトップダウン型ではないので、その他の投票権がある総裁の発言に注目をしておいた方がよい気がする。
よく、パウエル議長は素人の弁護士と書かれている発言があるが、経済学の博士号を持っていないということだからだろう。ブッシュ政権下で国内金融担当にはなっているようだ。気になるのがイエズス会系の学校に通っていたということはカトリックなのだろうか…?
近年のFRB議長には大きく分けて2つのタイプが存在する。ポール・ボルカー氏やアラン・グリーンスパン氏に代表されるトップダウン型と、ベン・バーナンキ氏や現職のジャネット・イエレン氏のような合意形成型だ。
https://jp.wsj.com/articles/SB11258974352334944446404583492290441548444
(中略)
イエレン、バーナンキ両氏と違い、パウエル氏は経済学の博士号を有しておらず、同学位を持たない議長の就任は1970年代終盤以来だ。また様々な経歴を持つパウエル氏だが、巨大組織を率いた経験はない。
だがパウエル氏はエコノミストではないからこそ、FRBのエコノミストの話によく耳を傾けるだろう。一部の当局者とは異なり、フィリップ曲線について、これまで疑問視しておらず、主流の経済理論について否定的な立場を示す公算は小さい。