昨日の終値。
【日経平均株価】 21,087.16 ▼2.11% -453.83 [08/02]
TOPIX 1,533.46▼2.16%
マザーズ 892.58▼1.40%
【ドル建て日経平均】196.82 ▼0.23 -0.46 [15:00]
【ドル円】 107.15 -0.18 ▼0.17% [15:01]
【日経VI】18.00 +2.45 △15.76% [14:41]
東証一部出来高 1,544,040,000株 15:00
今朝の日経先物
20,880.00 8:58JST
【ドル円】 106.58 0.00 0.00% [08:59]
続いて、チャイナと欧州。欧州、暴落してたのね(‘ω’)ノ
ハンセン指数 26,918.58 ▼2.35%
【上海総合指数】 2,867.84 ▼1.41% -40.93 [08/02]
CSI 300 生活必需品指数 19112.66 ▼0.45%
ユーロ・ストックス50指数 3,376.12 ▼3.26%
MSCI Emerging Markets 1,003.76▼2.03% [08/02]
バルチック指数 1,788.00 ▼1.32% [08/02]
香港は、活発になっておりますなぁ。香港空港までストを行うようで混乱が生じています。
続いて米国。テキサス州のエルパソとオハイオ州で銃乱射事件があり、トランプ大統領への非難が高まっています。毎週毎週、銃乱射事件があるけど、昔からこれだけ頻発していたのだろうか…
【NYダウ】 26,485.01 ▼0.37% -98.39 [08/02]
(52週最高値 27,398.68 52週最安値21712.53 )
NASDAQ 8,004.07 ▼1.32%
(52週最高値 8,330.21 52週最安値6190.17 )
S&P500 2,932.05 ▼0.73%
(52週最高値 3,025.86 52週最安値2346.58 )
ラッセル3000種指数 1,723.310 ▼0.82%
(52週最高値 1,779.484 52週最安値 1,379.014 -)
【VIX恐怖指数】 17.61 [08/02]
【WTI原油】55.285 ↑ [8:16JST]
【NY金先物】1439.46 ↓ [8:16JST]
ドルインデックス:98.09 ↓ [8:16JST]
米国10年債利回り:1.846 ↓ [8:16JST]
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,665.46 ▼2.88%
NYFANG:IND 2,560.47 ▼1.12%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,215.96 ▼0.08% [8/02]
米取引所の合算出来高は77億8000万株。直近20営業日の平均は66億2000万株。
AAPL 204.02▼2.12% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1823.24▼1.73% (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1193.99▼1.24% (52週最高値 1289.27 52週最安値970.11 )
NVDA 161.19▼2.26% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB 189.02▼1.92% (52週最高値 218.62 52週最安値123.02 )
NFLX 318.83▼0.21% (52週最高値 41.77 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/7/8時点
民主党大統領候補は、バイデン氏、ウォーレン氏、サンダース氏のどれかに決まりそうになってきた。ここには書いていないが、オバマ大統領時代の副大統領だったという経歴からバイデン氏は黒人層も取り込んでいるようだ。WSJでは、民主党のテレビ討論会でブッカー氏が突っ込んだのがいい指摘だなぁ。 バイデン氏なら、またトランプ大統領が再選しちゃいそうだよなぁ…
ウォーレン氏とサンダース氏は政策も近いし、どこかで合流するんじゃなかろうか。それが一番の脅威だろうなぁ。
今週の世論調査では、バイデン氏の支持率は34%となり、6月の第1回討論会での失地を概ね回復した。ウォーレン氏は15%。最近の他の調査でも、ウォーレン、サンダース両氏のいずれかが2位で、バイデン氏がかなり差を付けて首位に立っている。
https://jp.reuters.com/article/us-election-democrats-idJPKCN1US0KL
ブッカー氏はバイデン氏に対し「副大統領、おいしいとこ取りはできませんよ」と迫った。「あなたはこの選挙で、候補者の誰よりもオバマ前大統領のことを引き合いに出している。都合のいい時だけオバマ氏を持ち出し、そうではない時には避けるようなことはできない」
https://jp.wsj.com/articles/SB10165676319844024423304585466301601043066
このつっこみは、バイデン氏の選挙活動の紛れもない事実をとらえただけではない。民主党が抱えるより大きな矛盾をも浮き彫りにしているのだ。
さて、すこし長いですが、8月号フォーリン・アフェアーズ・レポートが届いて米中摩擦についての記事を先に読んでおいた。
この記事でも、ピーター・ナヴァロとライトハイザーの主張である「世界経済におけるアメリカの主導的役割を維持するには、中国の経済モデルを抜本的に変化させるしかない」という戦略をトランプ大統領が採用したと書かれている。
私が見落としているだけかもしれないが、中国側の見解って欧米メディアではあまり伝えられていない気がする。米国の対応を高官が非難する声明はよく出ているけどね。
これを読む限りは、米国(というかトランプ大統領)のやり方は、関税をかけ続けたままでの交渉なので、中国は妥協することはなさそうだ。既に中国はむこう30年、CHINA2049を見据えて、この問題は続くとみているので長期戦を覚悟しているようだ。
あと、ホワイトハウス政権内部の意見は分かれているのはもう周知のとおりで、ピーター・ナヴァロとライトハイザー氏が対中戦略では重要人物ということを改めて認識した。どちらかが更迭されたり辞任したら、戦略が大きく変わるかもしれないので二人には引き続き注目していきたい。
劉鶴国務院副総理は、なぜ交渉がうまくいかなかったかについての中国側の見方を次のように示している。
第一に、中国は合意を履行している期間ではなく、その前段階で、アメリカが引き上げた関税のすべてをもとに戻すことを望んでいた。頭の上にこん棒がある状態でわれわれが妥協することはない。第二にアメリカは2018年に習近平が約束した輸入増大のオファーを再解釈し、より多くを輸入させようと試みた。だが、劉鶴が指摘するように「そう簡単に国家主席のオファーを見直すことはできない」。最後に、あらゆる国には自負があり、中国もバランスのとれた平等な合意を望んでいる。北京が経済の管理モデルを断念することはあり得ない。さらにあらゆる中国の指導者たちは19世紀に欧米列強に強いられた一方的な不平等条約を交渉の際に意識している。数十年に及び急速な経済成長も1840年以降の「屈辱の世紀」として知られる当時の傷を癒せていない。当然、平等と相互主義の原則を基盤とする合意にしか、習近平が署名することはない。6月初旬に出版されたよりタカ派的トーンの文書で、北京は「中国は原則が関わってくる大きな問題で妥協することはない」と強調し、交渉決裂はアメリカの責任とし、2018年初頭以降、すでにワシントンは3度にわたって立場を変えていると批判している。(中略)
フォーリンアフェアーズレポート2019年8月号「中国は貿易戦争をどうみているか」アンドリュー・J・ネイサン
中国側が指摘するように、2年にわたってアメリカは圧力をかけ、交渉を11回も重ねたが、結局、中国の基本的立場は変化していない。