株式市況/米国内の中国排除は着々と進んでいる

昨日の終値は会長から拝借

日経225 21,620.88 +204.09 △0.95%
TOPIX 1,568.82 +12.45 △0.80%
ドル建て 199.88 +1.58 △0.80%
マザーズ総合 891.55 +2.58 △0.29%
東証一部出来高 919,510,000株
東証売買代金 1兆6553億円 
ドル円 108.14 +0.28 0.26% 16:32 JST

今朝の日経平均先物。今日も上昇するのかぁ😢
21,710.00  8:55JST
【ドル円】 108.23 +0.01 △0.01% [08:55]


続いて、チャイナと欧州
ボリス・ジョンソンが首相になっちゃいましたね。

ハンセン指数      28,466.48   △0.34%  
【上海総合指数】 2,899.94 △0.45% +12.97 [07/23]
CSI 300 生活必需品指数 19172.35 ▼0.77% 
ユーロ・ストックス50指数       3,532.87    △1.23% 
MSCI Emerging Markets 1,055.49   △0.16% [07/23]
バルチック指数   2,165.00    ▼1.19%    [07/23]

新設されたSTAR MARKETの上昇率がすごいことになってますな…
とはいえ、米国のナスダック市場の時価総額をみると、1社だけで1超ドルや上位20社は1000億ドル突破しているので、まだまだ差はあるね。

22日に上場25社は合計54億ドルを調達し、株価は跳ね上がった。半導体設備企業、安吉マイクロエレクトロニクス(688019.SS)の株価は5倍に上昇し、時価総額は15億ドルに達した。

https://jp.reuters.com/article/china-tech-bourse-idJPKCN1UI0EA

続いて米国市場。
FBは24日、アマゾン、アルファベットは25日決算

【NYダウ】 27,349.19 △0.65% +177.29 [07/23]
(52週最高値  27,398.68  52週最安値21712.53 )  
NASDAQ    8,251.40   △0.58% 
(52週最高値    8,264.78  52週最安値6190.17 )
S&P500      3,005.47 △0.68% 
(52週最高値  3017.80  52週最安値2346.58 ) 
ラッセル3000種指数   1,765.611   △0.68% 
(52週最高値 1,773.247   52週最安値 1,379.014 -)
【VIX恐怖指数】12.61 [07/23]
【WTI原油】56.993 ↑ [5:39JST] 
【NY金先物】1417.82 ↓  [5:39JST]  
ドルインデックス:97.71 ↑  [5:39JST]  
米国10年債利回り:2.082 ↑   [5:39JST]  
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000)  1,761.96 ▼1.61% 
NYFANG:IND   2,647.77 △ 1.20%  
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,210.67   △ 0.04%  →最高値更新中
  米取引所の合算出来高は60億株。直近20営業日の平均は64億株。
AAPL  208.84△0.78% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1994.49△0.45%   (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1146.21△0.72% (52週最高値 1289.27 52週最安値970.11 )
NVDA  175.66△2.53%  (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB   202.36 △0.02% (52週最高値 218.62 52週最安値123.02 )
NFLX  307.30▲1.07% (52週最高値 419.77 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/7/8時点

米中摩擦を項目別に分けて進捗確認した方がよさそうな気がしてきました。
問題は関税問題だけではないからで、このあたりの情報は実はバラバラでまとまって話している人は知らない。いたらむしろ教えてください♪
WSJの記事で知ったが、7/12に 下院で通過した国防政策法案 で「 連邦政府の資金をつかって中国企業製品を購入しない 」って大きな規制だよなぁ。下院議員というと “Squad” に目がいったり、移民対策でも民主党が合意しないから移民収容所がひどいことになっているが、ちゃんと中国規制については進んでいるようですね。

・関税
・ファーウェイなど中華ハイテク企業を利用しない(インバウンド)
・ファーウェイなど中華ハイテク企業に売らない(アウトバウンド)
・連邦政府の資金をつかって中国企業製品を購入しない
・大学等の教育機関における中国系研究者の排除
・学生VISAの期間短縮
・孔子学院の排除
・中国人が米国不動産を買わなくなっている(買えなくしている!?)

米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と複数の米政府高官は、中国に向けて29日に出発する予定だ。米中の通商交渉担当者による協議が5月に頓挫して以降、ハイレベルでの対面交渉は初めて。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-23/PV3XDB6TTDS101?srnd=cojp-v2

米下院は7月12日に可決した年次の国防政策法案に、交通当局が連邦政府の資金を使って中国の国有企業や政府傘下企業、もしくは補助金の支給を受けた企業から鉄道車両を購入することを禁じることを盛り込んだ。
 法案が標的としているのは、中国国有の車両メーカー、中国中車(CRRC)の米子会社だ。CRRCは米国の鉄道車両市場に大きく食い込んでおり、その規模は推定で年間180億ドル(約2兆円)に上る。
 6月に可決した上院案でも、下院同様の文言が盛り込まれ、対象にはバスも加わった。念頭に置いているのが、中国の電池・自動車メーカー、比亜迪(BYD)だ。BYDは米子会社を通じて、米市場で電動バスを販売している。
 米議員は近く、上下両院の法案の一本化に向けた非公開の協議を行う見通しで、与野党の支持派はバスと鉄道車両双方への連邦資金の提供禁止措置が生き残ると楽観している。狙いは米市場からの「中国締め出し」だ。背景には、地方の交通当局による支出額のうち、およそ3割は連邦政府が拠出していることがある。

https://jp.wsj.com/articles/SB11144478975403354372904585443993223631242

一昨日の共和党ツイッターでは、この記事が盛り上がっていた。
ワシントンポストが報じていたファーウェイが北朝鮮のプロジェクトを支援していたと報じられていて、すごいリークが出てきた。北朝鮮と交渉はしているが、制裁については全く手を緩めていない。
ロス商務長官が、ファーウェイへの販売開始要請対応に入ったと報じられているが、ファーウェイを規制する動きに巻き戻されるかもしれない。
議員はなんとかして中国制裁を進めたいので、ホワイトハウスとの攻防戦になっていそうな気もしないでもない。

情報筋によると、Huaweiは中国の国営企業Panda International Information Technologyとともに、2008年から少なくとも8年間にわたって北朝鮮の3Gネットワークプロジェクトにかかわったという。Huaweiは、インフラ、ネットワーク管理システム、データ暗号化機能などを提供したとされている。Huaweiはインフラ製品などで米国製部品を使っており、この報道が真実であれば、米国の輸出規制に違反する可能性がある。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1907/23/news064.html

ロス米商務長官は23日、トランプ政権は中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]への販売再開を求める米企業の要請に数週間以内に対応すると述べた。
長官はブルームバーグテレビとのインタビューで、米企業の要請に対し「早急に対応する」とし、「35社から50件余りの申請を受け取った。今後数週間以内に判断を下すだろう」と語った。

https://jp.reuters.com/article/huawei-tech-usa-ross-0723-idJPKCN1UI2E8

また、FANGの一番の脅威は、反トラスト法が適応されるかどうかだが、調査するとまだ発表した段階。

米司法省は23日、支配的な地位にあるIT大手が反トラスト法(独占禁止法)に違反してそれぞれの市場で競争を阻害していないかどうか調査すると発表した。各社に対する監視強化を意味する。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-23/PV482G6JIJUP01?srnd=cojp-v2