株式市況/自社株買いがS&P500企業の資金使途に占める割合で07年以降最大に

【日経平均株価】 21,709.57 △0.41% +88.69 [07/24]
TOPIX 1,575.09 △0.40%
マザーズ 891.58 0.00%
【ドル建て日経平均】200.77 △0.45 +0.89 [15:00]
【ドル円】 108.14 -0.07 ▼0.07% [15:02]
東証一部出来高 995,050,000株 15:00
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ダウ先物指数 27,321.00 14:52JSt
SP500先物指数 3,005.50 14:52JSt

今朝の日経平均先物  21,760.00  8:54JST
【ドル円】 108.20 +0.03 △0.03% [08:55]


続いてチャイナと欧州。バルチック指数が先週から2000を超えて高いなぁ~と思っていたが、2013年以来の高値のようです。貿易摩擦はどこへ…?

ハンセン指数       28,524.04   △0.20%  
【上海総合指数】 2,923.28 △0.80% +23.33 [07/24]
CSI 300 生活必需品指数  19129.78  ▼0.22% 
ユーロ・ストックス50指数        3,532.90    
MSCI Emerging Markets 1,055.34  ▼0.01%  [07/24]
バルチック指数  2,014.00 ▼6.97% [07/24]


続いて米国市場。ナスダックとSP500、ラッセル3000は最高値更新。
FBは24日、アマゾン、アルファベットは25日決算

【NYダウ】 27,269.97 ▼0.29% -79.22 [07/24]
(52週最高値  27,398.68  52週最安値21712.53 )  
NASDAQ   8,321.50   △0.85% 
(52週最高値  8,321.50   52週最安値6190.17 )
S&P500       3,019.56 △0.47% 
(52週最高値  3,019.56  52週最安値2346.58 ) 
ラッセル3000種指数   1,776.425 △0.61%  
(52週最高値 1,776.425   52週最安値 1,379.014 -)
【VIX恐怖指数】12.07 [07/24]
【WTI原油】55.832 ↓ [5:35JST] 
【NY金先物】1425.05↑  [5:35JST]  
ドルインデックス:97.73 →  [5:35JST]  
米国10年債利回り:2.048 →   [5:35JST]  
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000)  1,778.10 △ 0.91%    
NYFANG:IND     2,676.78 △ 1.10%  
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,210.67   △ 0.02%  →最高値更新中
  米取引所の合算出来高は62億株。直近20営業日の平均は63億株。
AAPL  208.67 ▼0.08% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 2000.81△0.32%   (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1137.81▼0.73% (52週最高値 1289.27 52週最安値970.11 )
NVDA  178.66△1.71%  (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB   204.66 △1.14% (52週最高値 218.62 52週最安値123.02 )
NFLX  317.94 △3.46% (52週最高値 41.77 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/7/8時点


SP500決算は、500銘柄中138が決算発表を終了。まだ半分以上が残っているので、まだ最高値更新する可能性がありそうです。ポイントはラッセル2000指数は5月以来の高値、ラッセル3000指数も最高値を更新していること。要は幅広く上昇しているということです。まぁFANGのような21世紀の企業があるだけではなく、低金利が続いていて更なる利下げも期待されそうなこともあるでしょうし、自社株買いしているから株価が上がってくれないと稼げないというそういう事情もあるでしょうね。
AT&Tは 投資家向け会議で自社株買いを示唆したため、株価は一時4.1%上昇し、昨年10月以来の大幅高だってさ

リフィニティブによると、これまでにS&P500銘柄中138社が決算発表を終え、うち約77%が予想を上回っている。全体の収益は0.1%の微減が見込まれている。 米小型株指数のラッセル2000指数は1.64%高と、5月初旬以来の高値を付けた。前出のデルウイッチ氏は指数の上昇について、投資家が米経済への信頼感を強めていることの証しと指摘した。年初来ではS&P総合500種が20%、ナスダック総合指数は25%、値上がりしている。

https://jp.reuters.com/article/ny-stx-us-idJPKCN1UJ2YN

たまには日経がいい記事を書いていた。ただ、「自社株買いブーム」は去年からはじまったことじゃないよん。20年前くらいからどんどん増えているんだよん、と指摘してあげたい。しかし、こんな中で利下げしちゃって大丈夫かしらねん。

米IT(情報技術)大手には、進行中の自社株買い計画を増額する動きもある。アップルは18年5月に過去最大とされる1000億ドル(10兆8000億円)の購入枠を設け、19年4月末にはさらに750億ドル増額した。
シスコは2月、既存の買い入れ枠を150億ドル増額し、約240億ドルに広げた。積極的に株主に還元する姿勢が評価され、株価は21日に年初来高値をつけた。米企業の自社株買いブームは2年目に入る。18年はトランプ政権による税制改革で急増した。法人税率の引き下げで主要500社の純利益は2割増となった。さらに海外からの資金還流に1回限りで低い税率が課されることになり、株主還元の強い動機となった。
この流れは19年も続く。S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズによると、主要500社による1~3月期の自社株買い総額が、前年同期比9%増の2058億ドルに達し、四半期として過去2番目の大きさとなった。
ゴールドマン・サックスは主要500社の自社株買いと配当額の合計額が1兆4500億ドルに達し、企業の資金使途に占める割合が07年以降で最大になると予想する。自社株買いが米株市場で最大の「買い手」となり、相場の底堅さにつながっている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46673150X20C19A6FF2000/