株式市況/2020年1月までにFF金利の利下げがあるだろう

昨日の終値。BOJは705億お買い上げ。

【日経平均株価】 20,410.88 ▼0.92% -190.31 [06/03]
TOPIX 1,498.96▼0.88%
マザーズ 872.41▼3.51%
【ドル建て日経平均】188.57 ▼0.29 -0.55 [15:00]
【ドル円】 108.21 -0.06 ▼0.05% [15:09]
東証一部出来高 1,228,940,000株 15:00
ダウ先物指数 24,712.00 15:00JST←100ドル下落に下げ幅縮小

今朝の日経先物大証 20,450.00 8:50JST
【ドル円】 108.05 -0.01 ▼0.01% [08:51]←107円台にいきそう
ADRはソフトバンクグループ▼4.74% ←やばいんじゃないか
ファナック▼1.78% ファーストリテイリング△1.79%


【ハンセン指数】26,893.86▼0.03%
【上海総合指数】 2,890.08 ▼0.30% -8.62 [06/03]
CSI 300 生活必需品指数 17971.45▼0.29%
【英国FTSE100】 7,184.80 △0.32% +23.09 [06/03]
ユーロ・ストックス50指数 3,300.22  △0.60%
MSCI Emerging Markets 1008.34 △1.03% [06/03]
MSCI Intl Emerging Market Currency  1,617.54 [5/31]
バルチック海運指数 1,096.00▼0.09% [5/31]

半年くらい前からこの話は出ていたが、やっと中国が公式に非難し始めた。

中国政府は3日、学生や学識者に対し、米国への留学や研究活動など関するリスクを警告した。貿易などで米国との関係が悪化するなか、ビザ(査証)申請が拒否されたり、在留期間が制限される事例が発生していると説明した。
https://jp.reuters.com/article/usa-trade-china-education-idJPKCN1T417N

ちなみに、中国人の留学生数は非常に多い。カナダへの留学も多く、それで住宅バブルがでてきてしまったくらいだw
ちなみに、規模は、以下の通り。35万人の学生が留学して米国にお金を落としていくんだから、これらが急減したら、大学経営やら不動産は大丈夫なんだろうか。既にカナダは住宅バブルが下落しはじめている。

中国人の海外留学生数は年間60万人を超えており、そのうち米国への留学生は35万人に上る。これは米国に来る留学生全体の35%を占め、インド人の18%を大きく引き離している。
https://diamond.jp/articles/-/183534?page=2

一方で、自発的なのか、組織的なのかは謎に包まれているが、中国人留学生がスパイ活動も行っていて逮捕されているというニュースもでている。

中国国内は戸籍制度があるせいで、自分の戸籍があるエリアから中国国内トップ校に行ける生徒は人数はごく少数。北京大学なら、北京市の戸籍をもつ人が優遇される。つまり、地方出身の秀才・天才は非常に不利な条件で国内大学を受験することになる。なので、それに縛られずに活躍するためには米国留学、カナダ留学など他の国に活路を見出す。そりゃ、優秀な人なら、海外に活路を見出すよねぇ。


続いて、米国は続落。商いが膨らんでいるがポイント。
ダウは、シェブロンがなんとか寄与してくれたのでプラスで終わった。

【NYダウ】 24,819.78 △0.02% +4.74 [06/03]
NASDAQ 7,333.02▼1.61% –
S&P500 2,744.45▼0.28 –
【VIX恐怖指数】18.86 +0.15 △0.80% [06/03]
【WTI原油】53.121 ↑ [7:53JST]
【NY金先物】1324.62 ↑ [7:53JST]←続伸!
ドルインデックス:97.22 ↓ [7:53JST]
米国10年債利回り:2.076 ↓ [7:54JST] ←WOW!WOW!WOW!
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,670.21▼0.37%
NYFANG:IND  2,264.51▼3.54%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,190.07▼0.19% [5/31]
米取引所の合算出来高は83億4000万株。直近20営業日の平均は71億1000万株。
AAPL  173.30▼1.01% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1692.69▼4.64%  (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1036.23▼6.11% (52週最高値 1273.89 52週最安値970.11 )
NVDA  133.78▼4.64% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB   164.15▼7.51%(52週最高値 218.62 52週最安値123.02 )
NFLX  336.63▼1.94%(52週最高値 423.21 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/5/29時点


昨日から、なんで貿易と関係ないFANGが下落するのかは気になっていたが、やっぱり反トラスト法違法への懸念からだったようだ。非常に重要なので、注視していきたい。
更に、BloombergTVによるとクラウドファイルサービスのBOXは、時間外で15%下落したようだ。
個別株にはからきし弱いので、ここに要因が書いてあるようだが、うまく読み取れない((+_+))

関係者2人によると、国内の独占禁止法順守を手掛ける米連邦取引委員会(FTC)と司法省が4社に対する監督を分担し、アマゾンとフェイスブックはFTCの、アップルとグーグルは司法省の監視下に置かれるという。
https://jp.reuters.com/article/usa-technology-antitrust-idJPKCN1T42R2


米国債利回りなぁ…
2~10年債にの利回り下落が激しいということは、みんな債券に資金を非難させているってことだよなぁ。短期債も1ヵ月前よりは利回りが下落しているので、債権に資金が集まっているということだろう。


やっぱり利下げ観測と、安全資産への逃避か…
米セントルイス連銀のブラード総裁も利下げの可能性発言をしちゃったようだしなぁ。

米金融・債券市場では利回りが低下。指標10年債利回りは、2017年9月以来の水準に沈んだ。貿易摩擦の深刻化を引き金に市場のボラティリティーが増す中、安全資産とされる米債への逃避買いが強まった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが差し迫っているとの観測も利回り低下に拍車をかけた。(中略)FRBが年内に1回以上の利下げを実施するとの観測を背景に、短期債利回りは低下している。
https://jp.reuters.com/article/idJPL4N23A4EP

金利先物取引ってあるのか!現在のFF金利は2.39%に対して、1年後には1.85%になると考えられてるのか。そりゃ債券利回りだって下落するよなぁ。金利と債券の関係、面白いなぁ。FF金利先物をトラッキングする必要があるってことだなぁ。

実効FF金利が2.39%であるのに対し、FF金利先物2020年1月限による今年末のインプライドレートは5月31日に15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して1.855%となった。FF金利の変更幅は25bpとされる場合が多いため、年末までに25bpの利下げが2回あると見込まれる。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-01/PSEQMY6JIJUP01


また長くなってしまった…