株式市況/メキシコに関税かけても何も解決しない移民問題

5月31日の終値。

【日経平均株価】 20,601.19 ▼1.63% -341.34 [05/31]
TOPIX 1,512.28▼1.29%
マザーズ 904.19▼0.04%
【ドル建て日経平均】188.98 ▼1.00 -1.91 [14:58]
【ドル円】 108.93 -0.68 ▼0.62% [15:00]
東証一部出来高 1,438,860,000株 15:00
【日経VI】19.96 +1.28 △6.85% [14:41]

今朝の日経平均先物大証
20,310.00 8:50JST
【ドル円】 108.22 -0.04 ▼0.04% [08:50]
ADRは、ソフトバンクグループ▼2.07%


【ハンセン指数】26,901.09▼0.79%
【上海総合指数】 2,898.70 ▼0.24% -7.11 [05/31]
CSI 300 生活必需品指数 17920.03▼0.70%
【英国FTSE100】 7,161.71 ▼0.78% -56.45 [05/31]
ユーロ・ストックス50指数 3,280.43 ▼1.14%
MSCI Emerging Markets 998.00 △0.31% [5/31]
MSCI Intl Emerging Market Currency  1,617.54 [5/31]
バルチック海運指数 1,096.00▼0.09% [5/31]


米国は下落。ここ最近よりも、だいぶ商いが膨らんだ。
トランプ大統領のツイートで右往左往する株価を眺めているのは楽しいですな。

【NYダウ】 24,815.04 ▼1.41% -354.86 [05/31]
NASDAQ 7,453.15▼1.51% –
S&P500 2,752.06▼1.32% –
【VIX恐怖指数】18.71 +1.41 △8.15% [05/31]
【WTI原油】52.068 ↓ [8:15JST] ←続落&急落!
【NY金先物】1307.45 ↑ [8:15JST]←急伸
ドルインデックス:97.61 ↓ [8:16JST]
米国10年債利回り:2.136 ↓ [8:16JST] ←WOW!
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,676.30▼0.17%
NYFANG:IND 2,347.50▼2.03%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,190.07▼0.19% [5/31]
米取引所の合算出来高は約77億5000万株。直近20営業日の平均は70億1000万株。
AAPL  175.07▼1.81% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1775.07▼2.27%  (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1103.63▼1.28% (52週最高値 1273.89 52週最安値970.11 )
NVDA  135.46▼2.62% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB   177.47▼3.03%(52週最高値 218.62 52週最安値123.02 )
NFLX  343.28▼2.44%(52週最高値 423.21 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/5/29時点

トランプ政権は、トランプ大統領にイエスと答える人しか残っていないので、トランプ大統領の意向に沿わない言動を繰り返すと、そのうち更迭されます。ライトハイザー代表と意見が分かれたことに対して、彼が更迭されてしまったら対中国交渉が行き詰まり、武力がでてくる可能性が高まるでしょう。
尚、ムニューシンは権力もないし、対中国での交渉に1度失敗しているので、彼はどうでもいい。

ライトハイザー氏は、メキシコとカナダとの新協定について議会で承認を得るのが難しくなるとして、対メキシコ関税の導入に懸念を示していた。しかし関係筋の1人よると、ライトハイザー氏とムニューシン氏はトランプ氏が関税導入を決めた際に「蚊帳の外」に置かれていた。
https://jp.reuters.com/article/trump-mexico-politics-idJPKCN1T30W3

トランプ米大統領が対メキシコ関税をめぐる政権内の協議で、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官の反対を押し切って関税導入の表明に踏み切っていたことが分かった。
https://www.cnn.co.jp/usa/35137848.html

ちなみに、ブルームバーグTVの集計だと、米国の貿易額で第一位が中国の6.9兆ドル。第二位がメキシコで5.7兆ドル。メキシコの安い労働力で製品をつくって輸入しているという経済モデルが崩れるよなぁ…

ところで、トランプ大統領は「不法移民を止めるために、メキシコに真剣に対策とらせるために関税をかける」とのことですが、メキシコだけの問題かというとそうでもないと思います。
まぁ「メキシコはどうなってもいいから、メキシコで移民を食い止めろ」という発想かもしれません。

本当に米国で問題になっている中南米「MS13」の方なんじゃないのだろうか。MS13の詳細については、リンク先を閲覧ください。

米FOXニュース(同)が「トランプ大統領の主要目的のひとつが、悪名高きMS13と闘うことだ」と報じた「MS13」は、「マラ・サルバトルチャ」の名称でも知られるギャング組織だ。 主に中南米から不法に入国した外国人で組織され、ロイター通信は米司法省の統計として、世界に3万人のメンバーが存在し、そのうち1万人が米国にいるとしている。
https://www.sankei.com/west/news/180612/wst1806120001-n1.html

そもそも、なぜゆえにMS13が登場したかというと、詳細は掴み切れていないが、貧困が一番の要因だと思っていて、その貧困をつくった原因は米国がバナナ共和国にしちゃったからでしょ。自業自得…と言ってはいけないのでしょうか。

▲初めてバナナ共和国と呼ばれたのは中米ホンジュラスで、20世紀初めに米農業資本がバナナのプランテーション栽培を展開したからだ。バナナ栽培が広がった中米各国は米企業や米政府が牛(ぎゅう)耳(じ)るところとなり、時に武力干渉も受けた▲バナナ共和国の負の遺産が今も貧困と犯罪をまん延させるホンジュラスだが、そこから出発した移民集団だった。米国をめざす移動中にふくれ上がり、他の集団もあわせて約7000人がメキシコ南部やグアテマラで北上をうかがう
https://mainichi.jp/articles/20181031/ddm/001/070/107000c


書きたいことが山のようにあるんですが、時間切れなので、また細々書いていきます。