株式市況/トルコの外貨準備高が危機的な低水準

昨日の終値。BOJは702億おかいあげ。
ほぼ寝ていました。

【日経平均株価】 21,033.76 ▼1.61% -344.97 [03/28]
TOPIX 1,582.85▼1.66%
マザーズ 955.65▼0.57%
【ドル建て日経平均】191.02 ▼1.16 -2.24 [15:00]
【ドル円】 110.05 -0.46 ▼0.42% [15:18]
【日経VI】18.65 +1.45 △8.43% [14:58]
ダウ先:25,576.00 15:09JST ←50ドルくらい下落
東証一部出来高 1,224,780,000株 15:00

今朝は上昇しそうですね
【CME日経平均先物:円建て】21,260 (+55) 日経比:+226.24 8:31JST
【ドル円】 110.63 +0.01 △0.00% [08:41]


【ハンセン指数 HSI】28,775.21△0.16%
【上海総合指数】 2,994.94 ▼0.92% -27.78 [03/28]
CSI 300 生活必需品指数 16121.11△1.86% [03/28]
【USD/CNH 】6.7364(↑)8:06JST
【USD/CNY 】6.7380(↑)8:07JST
【USD/HKD】7.8498(←)8:07JST
【英国FTSE100】 7,234.33 △0.56% +40.14 [03/28]
ユーロ・ストックス50指数 3,320.29▼0.05%
MSCI Emerging Markets 1045.21 △0.10% [03/28]
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,639.37 ↓[3/27]
バルチック海運指数 690.00△1.02%[3/26]

ちょいとトルコの話題。
インヴァスト証券から、アラートメールがきて統一地方選挙があることを知りました(-_-;)

トルコでは、3月25日以降トルコ中央銀行によりトルコリラ供給が制限されていること、また、3月31日に統一地方選挙が実施される予定となっており、トルコリラの相場予想変動率が上昇しています。
引用元:インヴァスト証券のメールより

スワップ金利700%!
外国からの資金流入が停止した場合の輸入を継続できる期間が、トルコは約4か月…
トルコ周辺では石油はとれるが、トルコ自身は原油・石油製品については純輸入国のようだ。
誰かがトルコは、ベネズエラと同じ道をたどっていると言っていたが、まさにそうなりつつある。
そして、ベネズエラだけが異常なのではなく、こういう国家が増えてくるのも艱難時代に入るための一つの特徴であるような気もしてくる。

22日にリラが対ドルで4%強安と、昨年の通貨危機以来の下落率を記録すると、トルコ政府は迅速に反応した。国内銀行は海外の主要市場でリラの流動性をそのまま保持するよう命令されており、少なくとも31日の地方選が終わるまでそうした状態を続けなければならない、と複数の関係者が27日ロイターに語った。
リラの信頼を高めることを狙ったこの措置で、ロンドンの翌日物スワップ金利は700%と過去最高水準まで上がり、外国人投資家がリラ安に賭ける取引をしたり、リラ建て資産のヘッジをするハードルがとてつもなく高くなった。
https://jp.reuters.com/article/bv-column-turkey-idJPKCN1R90KV

先週公表されたデータによると、トルコ中銀の外貨準備高は15日までの1週間で約30億ドル減少して737億8000万ドルとなった。
(中略)
国際通貨基金(IMF)によると、2018年末時点でトルコの短期債務に対する準備高の比率は50%強だった。IMFは準備高が十分となる同比率を100%としている。
また外国からの資金流入がすべて停止した場合に輸入を継続できる期間は、南アフリカが6カ月強、ロシアが1年半であるのに対し、トルコは約4カ月となっている。
https://jp.reuters.com/article/turkey-dollarisation-idJPKCN1R907I


続いて、米国市場。出来高がまだ薄い…
米中交渉結果待ちと、債券市場の動向をうかがっているのだろうね。
【NYダウ】 25,717.46 △0.36% +91.87 [03/28]
NASDAQ 7,669.17△0.34%
S&P500 2,815.44△0.36% +
【VIX恐怖指数】14.43 -0.72 ▼4.75% [03/28]
【WTI原油】59.218 ↑ [8:11JST]
【NY金先物】1291.23 ↓ [8:11JST]
ドルインデックス:97.21 ↑ [8:11JST]
米国10年債利回り:2.393 ↑ [8:11JST]
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,917.51△0.03%
NYFANG:IND  2,615.95△0.42%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2155.43▼0.03% [3/27]
S&P U.S. High Yield Corporate Bond Index:639.01 ↑(index level) [3/27]
米取引所の合算出来高は62億7000万株。直近20営業日の平均は75億4000万株。
AAPL 188.72△0.13% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1773.42△0.44% (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1168.49▼0.39%(52週最高値 1273.89 52週最安値970.11 )
NVDA  177.25△0.42% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB   165.55▼0.19%(52週最高値 218.62 52週最安値123.02 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/3/22時点
この日の債券市場では米10年債US10YT=RR利回りは上向いたものの、10年債と3カ月物財務省短期証券(Tビル)の利回りは逆転はなお解消していない。長短金利の逆転が長期化すれば、米経済は向こう1─2年以内にリセッション(景景気後退)入りする可能性がある。
https://jp.reuters.com/article/ny-stx-us-idJPKCN1R92Q6
未だに10年債よりも、1M,3M,6M,1M債の方が利回り高いということは、安全資産(債券)にお金が流れているってことだよなぁ。となると、やっぱり1年以内にリセッションが起きる可能性が高いってことになるよなぁ。

トランプ大統領は「いいニュースが近い」と発言しているが、中国の方が及び腰になっているよなぁ。そもそも交渉でなんとかできる両者でもないだろう。
来週も交渉が行われるということは、株価は来週まで大きく動きにくいかもなぁ…

中国商務省の高峰報道官はこの日の北京での記者会見で、「なお行うべき多くの作業がある」と述べた。最大の対立点の1つは合意履行の問題であり、米国は中国に対し、知的財産権保護を巡る慣行を是正するという公約を実行する保証を求めている。

29日には終日協議が行われる。クドロー国家経済会議(NEC)委員長によれば協議は来週も続き、中国の劉鶴副首相がワシントンを訪問し、米交渉団およびトランプ大統領と会談する。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-28/PP3J366S972801?srnd=cojp-v2