株式市況/逆イールドカーブと自社株買い/ダウ先物の出来高膨らんだ

昨日の終値。BOJは702億のお買い上げ。

日経平均株価】 20,977.11 ▼3.01% -650.23 [03/25]
TOPIX 1,577.41▼2.45%
マザーズ 926.22▼1.46%
【ドル建て日経平均】190.74 ▼2.26% -4.42 [15:00]
【ドル円】 109.96 +0.04 △0.04% [15:02]
【日経VI】19.31 +3.87 △25.06% [14:43]
東証一部出来高 1,327,840,000株 15:00
ダウ先:25,448.00 14:53JST←60ドルくらい下落

★今朝の日経平均先物
20990 8:49JST
【ドル円】 110.03 +0.07 △0.07% [08:49]


続いて欧州とチャイナ。

【ハンセン指数 HSI】28,523.35▼2.03%
【上海総合指数】 3,043.03 ▼1.97% -61.12 [03/25]
CSI 300 生活必需品指数 15323.80▼2.73% [03/25]
【USD/CNH 】6.7177(↓)5:23JST
【USD/CNY 】6.7078(↓) 5:24JST
【USD/HKD】7.8464(←) 5:24JST
【英国FTSE100】 7,177.58 ▼0.42% -30.01 [03/25]
ユーロ・ストックス50指数 3,300.48▼0.16%
MSCI Emerging Markets 1,047.87▼1.11% [03/25]
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,653.57 [3/21]
バルチック海運指数 690.00  [3/22]

シージンピンは、イタリアも訪問して、一帯一路への参加も取り付けたよね。
欧州と米国で、中国に対する圧力の足並みがどんどん揃わなくなるなぁ。

中国の習近平国家主席によるフランス公式訪問に際し、欧州の航空機メーカーのエアバスは中国から350億ドル(約3兆8400億円)の大型契約を取り付けた。主力モデルの運航停止に苦しむ米ボーイングにとっては、いっそうの打撃になる。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-25/POXPDFSYF01S01?srnd=cojp-v2


続いて、米国市場。
【NYダウ】 25,516.83 △0.06% +14.51 [03/25]
NASDAQ 7,637.54▼0.07%
S&P500 2,798.36▼0.08%
【VIX恐怖指数】16.39 -0.09 ▼0.55% [03/25]
【WTI原油】58.73 ↓ [5:27JST]
【NY金先物】1,322.09 ↑ [5:28JST]
ドルインデックス:96.54 ← [5:28JST]
米国10年債利回り:2.410 ↓ [5:28JST]
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,911.60▼1.01%
NYFANG:IND   2,612.00▼0.25%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,163.02 [3/22]
S&P U.S. High Yield Corporate Bond Index:637.94 ↑(index level) [3/22]
取引所の合算出来高は86億6000万株。直近20営業日の平均は77億1000万株
AAPL 188.74▼1.21% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1774.26△0.54% (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1193.00▼1.04%(52週最高値 1273.89 52週最安値970.11 )
NVDA  173.78▼2.10% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB   166.29△1.19%(52週最高値 218.62 52週最安値123.02 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/3/22時点
イエレン元議長といい、このタイミングでこういう発言するかなぁ・・
火消しにまわっているようにしか思えないのもある。

 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は25日、ロンドンで米経済について講演し、リスクが存在するため現在「様子見」に回っているが、米経済は力強く、「最大で」今年1回の利上げは依然として合理的だとの認識を示した。ハーカー総裁は、今年は連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を持たないが、来年は投票権を持つ
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-harker-idJPKCN1R613X


ダウ平均株価の指数構成企業である化学大手ダウ・デュポン(DWDP.N)と航空機エンジン・機械大手のユナイテッド・テクノロジーズ(UTC)(UTX.N)が分社化のため構成銘柄変更が行われる可能性があるようです。

多くの投資家にとっては、ダウ平均はS&P500種に比べ市場の尺度としての重要性に劣る。リッパーの調査によると、ダウ平均に連動するミューチュアルファンドと上場投資信託(ETF)は230億ドル強なのに対し、S&Pは4兆3000億ドルに達する。
https://jp.reuters.com/article/dow-index-idJPKCN1R60H0

ダウとSP500の連動ETFは、そんなに違うのか!
先物S&P500とダウ先物を両方ウォッチしていた時期があったんだけど、日本時間ではなぜかダウ先物の出来高が大きいんだよなぁ。私の数値の見方が違うのかなぁ。要調べる…
ダウ先物も(d.)にしておいた方が無難かもしれないな。


アングル:景気後退を暗示「逆イールド」とは何か、12年ぶり発生

この記事、貴重です。全文コピペして保存した。

まず、おさえておきたいポイントは、短期借入コストが上昇しているということ。
短期借入コストが上昇すると、既に首がまわらなくなっている企業は利払いをなんとか追加の借金で賄っていたのを、それさえもできなくなる可能性が高くなる。
更には、一般消費者も打撃を受ける。米国は借金してモノを買うので、金利上昇は消費抑制になるはず。

短期金利が長期金利を上回ると、短期の借り入れコストが長期のそれよりも高くなることを意味する。そのような状況においては、企業は日々の運転資金の調達コストがより高くなり、経営者は投資を抑制あるいは凍結しがちだ。一般消費者の借り入れコストも上昇し、米経済の3分の2以上を占める個人消費も減速する。経済は次第に縮小して、失業率も上昇する。
●逆イールドが起きてすぐにリセッション入りするか
イールドカーブが逆転後、12─24カ月でリセッション入りするとされる。また、逆イールドはリセッション入りする前に解消することが多い。
https://reut.rs/2ut5hWq

で、そもそもなんで逆イールドカーブが起きるのかということが疑問になってくる。

●逆イールドはそもそもなぜ起きるのか
短期債は、米連邦準備理事会(FRB)のような中央銀行の金利政策に非常に敏感だ。一方、長期債は、投資家のインフレ期待により影響される。債券投資家にとってインフレはタブーである。
これまで3年間続いてきたFRBの利上げにより、短期金利は上昇している。また、借り入れコストの上昇が経済を後退させることから、現在のように今後インフレが抑制されるとみられている場合、投資家は比較的緩やかな長期金利を受け入れやすい。
https://reut.rs/2ut5hWq

なぜゆえに、債券投資家にとってインフレがタブーであるかを理解していなかった。
インフレ率が上昇すると、金利収入の購買力も、償還時の元本価値も損なわれるのか。最近知ったが、PIMCOはこういった基本的な説明をしてくれているので活用している。

インフレは、実質ベースで貯蓄と投資リターンの価値を逓減させるものであるため、投資家にとっては隠れた脅威です。投資家は長期的な購買力の上昇を目指していますが、インフレによってこの目標の達成が困難となります。なぜなら、実質購買力を押し上げるためには、インフレ率以上の投資リターンを達成し続けることが必要となるからです。たとえば、インフレ調整前の投資リターンが2%であっても、インフレ率が3%の環境であれば、インフレ調整後の実質的なリターンはマイナス1%となってしまいます。
(中略)
多くの債券は、償還期限までの表面利率が一定であるため、インフレ率が上昇すると金利収入の購買力は低下します。同様のメカニズムによって、インフレ率が上昇すると債券の元本価値も損なわれます。たとえば、5年債を元本価値にして100ドル分購入した場合、インフレ率が年率で3%だとすると、5年後の償還時にこの債券のインフレ調整後元本価値は約86ドルに低下してしまいます。
https://japan.pimco.com/ja-jp/resources/education/bond-basic-what-is-inflation

債券について調べていたついでに、みつけてしまったがここにもパッシブETFの影響があるのか…
債券連動のETFが買われれば買われるほど、発行残高に応じて増やさなきゃいけないので、債券がどんどん買われてしまうということだよね。
それは、ダウ、SP500に連動したETFも同じことなんだろうなぁ…
ここにも、買いが買いをよび、売りが売りをよんでしまう現象があったのか。

「(企業は)借り入れに頼るようになり、景気循環を増幅させる懸念がある」。BISは先月、ETFの台頭にみられる債券運用の指数連動(パッシブ)化に対し、警鐘を鳴らした。
運用指標(インデックス)は債券の発行残高に応じて組み入れ比率を決めるため、パッシブファンドは発行額が大きい債券の組入額を自動的に増やさなければならない面がある。それが、企業の過剰債務を招いているとの指摘だ。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL24H28_U8A420C1000000/


さて、昨日のオペについて少し振返り。

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今日の聖句
We destroy every proud obstacle that keeps people from knowing God.
We capture their rebellious thoughts and teach them to obey Christ.
2 Corinthians 10:5 NLT