株式市況/自社株買いと、中国の消費に支えられている米国市場

昨日の終値。

【日経平均株価】 21,822.04 △1.02% +219.35 [03/04]
TOPIX 1,627.59△0.73%
マザーズ 938.16△0.99%
【ドル建て日経平均】194.89 △0.79 +1.53 [15:00]
【ドル円】 111.97 +0.07 △0.06% [15:19]
東証一部出来高 1,127,810,000株 15:00
ダウ先:26,131.00 15:10JST→終値より100$上昇

全人代が何時から開催されるのか情報が取れていません。
習近平、李首相の発言によっては株価が動くかもしれないので注視していきます。


【ハンセン指数 HSI】28,959.59△0.51%
【上海総合指数】 3,027.58 △1.12% +33.57 [03/04]
CSI 300 生活必需品指数 15348.24 △1.09% [03/04]
【USD/CNH 】6.7073(↑)8:17JST
【USD/CNY 】6.7048(↑) 8:17JST
【USD/HKD】7.8488(↑) 8:17JST
【英国FTSE100】 7,134.39 △0.39% +27.66 [03/04]
ユーロ・ストックス50指数 3,317.12△0.42%
MSCI Emerging Markets 1053.62 △0.19%
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,644.08 [3/1]
バルチック海運指数 664.00 △0.91%[3/1]

上海は、一時、 3,073.03 △2.64% +79.02 [12:35]まで上昇。
全人代前のお化粧相場でしょう。


米国市場も上昇相場だったので、調整が入ったのでしょうか。
【NYダウ】 25,819.65 ▼0.79% -206.67 [03/04]
NASDAQ 7,577.57▼0.23%
S&P500 2,792.81▼0.39%
【VIX恐怖指数】14.63 +1.06 △7.81% [03/04]
【WTI原油】56.246 ↓ [8:35JST]
【NY金先物】1287.20↑  [8:35JST]
ドルインデックス:96.64 ↑ [8:35JST]
米国10年債利回り:2.722 ↓ [8:36JST]
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,939.27△1.08%
NYFANG:IND   2,544.21△0.26%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,170.59  [3/1]
BofA Merrill Lynch US and Global High Yield Indices: 閲覧できなくなってる😢
米取引所の合算出来高は約79億株。直近20営業日の平均は73億株。
AAPL 175.85△0.50% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1696.17△1.46% (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1147.80△0.60%(52週最高値 1273.89 52週最安値970.11 )
NVDA  156.78△0.21% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB   167.37△3.14%(52週最高値 218.62 52週最安値123.02 )
何度か書いていますが、米国市場は自社株買いと、中国の消費に支えられていると考えています。
中国の消費に支えられているのは、欧米、オーストラリア、日本も同じ。
また、自社株買いを牽引してきたハイテク企業の52週(直近約1年間)最高値と現在の株価を比較すると、ダウ株価がほぼ戻ったとはいえ、これらが戻るのは難しいとみています。
この両輪が上手く動作してくれないと、2018年10月の株価を上回るのは難しい。
どちらが崩れたほうが下落幅が大きいかまでは読めていません。
ただ、少しヒントになったのが吉田繁治氏の190227号「金融化した不動産の世界的なピークアウト」

吉田繁治氏が引用した記事が見つかりましたが、このデータをみると自社株買いによる底上げ分を除くと、3分の2近くのSP500の2,000ポイントを下回る可能性があるということですね。

 米株式市場が金融危機以前の水準に戻った2011年初め以来の自社株買いの総額は約4兆ドルに達している。これはS&P500指数の時価総額増加分12兆5000億ドルの約3分の1に相当する。株式発行額が自社株買いの金額を上回る金融セクターを除くS&P500指数の時価総額増加分は8兆6000億ドルだが、自社株買いが少なからず貢献している。
https://jp.wsj.com/articles/SB12572976520823903392504585046233009471268
なので、第一波の下落がきて、少し盛り返した後に、第二波で致命的な世界恐慌に近い状態になると思っています。その世界恐慌に近い状態で、大統領選挙が到来してしまうと、うっかりサンダース議員やAOC議員が当選してしまい、FRB信用供給で財政が最悪なことになり、デフォルトという道もありえるでしょうね。

両者の文化を考えれば、合意に辿り着くはずがない。なんでいちいち貿易協議が進展しているというニュースが出る度に相場が動くのか理解不能です。商いが薄いのは、両者の文化を理解していない素人が投資していて、ある程度理解している人はキャッシュポジションにしているのかなぁ。
このように双方の協議は進展しているとみられるが、双方の隔たりはなお大きく、特にこうした構造問題について検証・監視の仕組みを設けることに中国側は難色を示しており、物別れに終わるリスクもある。中国側の対応は一部に実効性を伴わない「言葉だけの約束」が含まれており、対立が完全に解消するとは考えにくい。
https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-kenji-yumoto-idJPKCN1QL0MK?il=0

この翻訳では、ボルトン大統領補佐官は「失敗ではなかった」と書いているが、ワールドニュースだと「成功した」と発言していた気がする。些細なニュアンスだけど、重要だよね。強硬派のボルトン大統領補佐官がこの発言なのは重みがある。

ハノイでの2度目の米朝首脳会談に関し、「大統領の務めは米国の国益を守ることだ。悪い取引を拒否することで(トランプ大統領は)その責務を果たした」とし、「会談は失敗ではなかった」と強調した。ボルトン氏は「大統領は、米国の国益に反するようであれば、相手が北朝鮮であれ誰であれ取引を急いだりはしない」と指摘。
https://www.sankei.com/world/news/190304/wor1903040009-n1.html

一方で、弾丸ミサイル発射されることを想定した構想も準備しているのがさすが。F35は、米防衛大手ロッキード・マーチン製です。これだけで株価が動くとは思い難いですが、覚えておいて損はない。

米国防総省は、北朝鮮の弾道ミサイルを発射直後に食い止める方法として、ある短期的なオプションを検討している。北朝鮮周辺の空域に最新鋭のステルス戦闘機F35を待機させ、発射されたばかりのミサイルを撃墜するという構想だ。
https://jp.reuters.com/article/northkorea-usa-f35-idJPKCN1QI3SR


さて、日経平均先物。
21702 8:57JST
【ドル円】 111.77 +0.03 △0.03% [08:57]
ADRは ファナック△2.26%  ソフトバンクグループ△1.11%  
本日は14時から外出しますので終値コーナーは難しいです😢