株式市況/日銀の残枠は1兆990億円であと15回の介入。

昨日の終値。
TOPIX前引け 前日比 -0.49%だったせいか、BOJは703億お買い上げ。
残枠が1兆990億円だが、あと15回しか買えない。
あと年内50営業日ほどあるが、弾切れはありえるんじゃないかなぁ。

【日経平均株価】 22,614.82 △0.37% +82.74 [10/22]
TOPIX 1,695.31△0.15%
マザーズ 981.35△0.06%
【ドル建て日経平均】200.70 △0.18 +0.36 [15:00]
【ドル円】 112.69 +0.14 △0.12% [15:04]
【日経VI】21.90 -0.46 ▼2.06% [14:45]
東証一部出来高 1,135,060,000株 15:00
ダウ先:25,465.00 14:56JST
SP500先:2,772.75 14:56JST

寄付きから30分以内に1.7%下落する展開だったが、9:30からひたすら上昇。
後場にはいきなりプラスに転じて、そのまま上昇。ダウ先も一緒の動きだった。


続いて、チャイナと欧州。
そういえばドイツZDFが「軍需産業では約束を守ることで成立している産業です。なので、それができないということは取引ができなくなります」と言ってて、あぁプロテスタント発想だなぁと感じた。

【上海総合指数】 2,654.88 △4.09% +104.41 [10/22]
【HSI】26,153.15△2.32%
【CSI300指数】3,270.27△4.32%
【USD/CNH 】6.94195(↑) 8:18JST
【USD/CNY 】6.9445(↑) 8:18JST ←WOW!
【USD/HKD】7.8387(↓) 8:18JST
【チャイナ10年債】3.593 (↑)
【英国FTSE100】 7,042.80 ▼0.10% -7.00 [10/22]
【ドイツDAX】 11,524.34 ▼0.26% -29.49 [00:35]
【SMIスイス】8,861.50▼0.05%
ユーロ・ストックス50指数 3,190.09▼0.65%
MSCI Europe (MIEU00000PUS) 更新されていない😢
MSCI Emerging Markets 982.86
MSCI Intl Emerging Market Currency 更新されていない😢

10:16にzerohedgeからこのツイートが飛び込んできて、驚愕。
120億元って日本円に換算すると1948億円。日銀が日々買っている703億の3倍を開場前に介入したってさすがだ。

んで、これも見逃していたんだけど、追証祭りらしい。でさあ悪巧みをできるだけの十分な資金があれば、まず、全力で空売りを仕掛けつつ現物で大量売りを出す。この構造なら株価が下落すると、売りが売りを呼ぶため、ローン担保のための株が更に売られる。売られきったタイミングで買い戻す。そして今回みたに急騰して儲けて二度美味しい。
とかの悪だくみ、ヘッジファンドあたりならできそうだよなぁ~~
上海市場は海外投資家は”直接”売買できないだけなので、バックで誰か指示してるとかあればできるんじゃないのか♪

ローンの担保として差し入れられた中国株は6000億ドル(約67兆4200億円)相当を超え、その割合は同国株市場全体の時価総額約11%にも達する
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-19/PGTRJW6JTSE901

shenさんの中国の住宅バブルが崩壊しそうでしないは参考になった。やっぱり冷静にデータを見る習慣をつけていかないとなぁ。

10/20に中国国家統計局が発表した70都市新築住宅価格を見ると、むしろ前年比で上昇を続けている。ティアに分けると上海、北京などの一線都市(Tier 1)は前月比0.1%下落。二線都市は前月比1.1%上昇。三線都市は前月比0.9%上昇と、前月比でも二、三線都市(地方、中小都市)を中心に上昇が続いている。インフラ整備により便利になった中小都市が、チャイナショック前は住宅在庫だらけの田舎(ゴーストタウン)だったのが至るところで見直しミニバブルになったり、またミニバブルが崩壊したりを繰り返しているのが実態ではなかろうか。


続いて米国。動きが弱いね、商いもそこまで膨らんでいない。

【NYダウ】 25,317.41 ▼0.50% -126.93 [10/22]
NASDAQ 7,468.63△0.26%
S&P500 2,755.88▼0.43%
【WTI原油】 69.25 △0.19% +0.13 [03:36]
【NY金先物】 1,225.10 △0.04% +0.50 [08:34]
ドルインデックス:95.77(↑)
米国10年債利回り:3.197(↑) [08:35]
【VIX恐怖指数】19.64 -0.25 ▼1.26% [10/22]
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,712.12△3.05% ←WOW!
NYFANG:IND  2,556.91△1.07%
米取引所の合算出来高は69億株。直近20営業日の平均は78億株。
https://jp.reuters.com/article/ny-stx-us-22-idJPKCN1MW2X2?il=0

米国は決算発表シーズンが今週で落ち着くようだが、自社株買い戻しの自粛期間に入っているため動きが弱いのが今週いっぱいは続くだろう。決算シーズンが終わったら、また爆上げが再会しちゃうのかなぁ~

FRBの調査によると、この間に海外保有現金上位15社の自社株買い総額は5500億ドルと、昨年第4・四半期の2倍以上に膨らんだ。特にアップル(AAPL.O)は今年上半期全体の自社株買いが過去最高の430億ドルと、S&P総合500種銘柄の全時価総額のほぼ75%に相当する規模になり、8月に同社の時価総額1兆ドル突破を実現させた。
米企業の本国還流資金、設備投資より自社株買いに充当=FRB

んで、4月に指摘されていたけど見逃していたor理解できていなかったのがこの記事。

S&P500種株価指数が2月初旬以来の安値に下落した中、米企業が静観したままだったのは、決算発表前約5週間から発表後48時間までは裁量による自社株買い戻しの自粛を求める規制を順守したためだ。1-3月(第1四半期)の決算発表は2週間後に本格化する予定で、企業は株式相場失速の中で手をこまぬいているしかない。裁量的な自社株買いの時期は近年、勢い付いている。企業の投資意欲は他の投資家を圧倒し、米国株買いの最大の原動力だ。ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・コスティン氏らストラテジストは、1月後半の急落が自粛期間中に起きたのは偶然ではないと指摘する。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-03/P6L50U6TTDS301

低金利で資金を調達して、その資金を自社株買いに使っていることは何かでみていたが、それは低金利だから実現できる技であり、金利が上がれば株価上昇によるキャピタルゲインと借金による利払い分が相殺してしまうためこの儲け方はできなくなるだろう。

米国のボトルネックは、やはり金利上昇により自社株買いができなくなることなのだろう。それは株価下落を意味する。トランプ政権は、この構造をわかっているからこそ、利上げを懸念するだけでなく、”FRBのせいだ”とわかりやすくしている気がする。


今朝の状況としては、日経先物大証 22,430.00 8:51JST なので下落になりそうだ。
【ドル円】 112.79 -0.02 ▼0.02% [08:52]
ADRは、ソフトバンク▼1.43%が大きな動き。