待ちに待った3連休明けですが、3日間市況を書いていないと初動が鈍る。
まずは、9月14日(金)の相場。
【日経平均株価】 23,094.67 △1.20% +273.35 [09/14]
TOP`IX 1,728.61△1.09%
マザーズ 1,018.43△1.93%
【ドル建て日経平均】206.44 △0.80 +1.64 [15:00]
ドル円 111.87 [15:00]
東証一部出来高 1,732,430,000株 15:00
(東証一部出来高656,260,000株09:15だったので、実質は11億株かと)
続いて、昨日9月17日(月)のアジア・欧州市場。
昨日のチャイナ時間中は、トランプの意向が報道されていたので下落。
【上海総合指数】 2,651.79 ▼1.11% -29.85 [09/17]
【HSI】26,932.85 ▼1.30%
【CSI300指数】3,204.92 ▼1.15%
【USD/CNH 】6.8863(↑)8:07JST
【USD/CNY 】6.8539(↑)
【チャイナ10年債】3.663 (→)
【英国FTSE100】 7,302.10 ▼0.03% -1.94 [09/17]
【ドイツDAX】 12,096.41 ▼0.23% -27.92 [00:34]
MSCI Emerging Markets 1,016.43▼1.18%
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,584.23▼0.27%
MSCI Europe (MIEU00000PUS) 1,695.38△0.32%
ユーロ・ストックス50指数 3,346.11△0.04%
一時期盛り返したテンセントは大幅下落▼3.27%
「面子」を重んじたために崩落していけばいいんじゃない。米国が「対等な立場」として捉えているわけないじゃない。MSCI Emerging Markets インデックスに、チャイナが入っているんだから、新興国扱いしてるってことだ。基軸通貨国という美味しい立場を死守しているんだし、「対等な立場」にもっていくわけないじゃん。
中国外務省の耿爽報道官は17日、米国が新たな関税を発動すれば、中国政府は対応するだろう、と強調した。また、米中の交渉は対等な立場で行われるべきとの考えを示した。北京での定例記者会見で述べた。
https://reut.rs/2Ov6fK8
そして、米国市場について。日本時間開場前7:40JSTに”トランプ米大統領、2000億ドル相当の中国製品に10%関税適用 ”の速報が飛び込んできたこともあり、米国市場の結果よりも、ダウ先物などの動向が重要だが、一応振り返る。
【NYダウ】 26,062.12 ▼0.35% -92.55 [09/17]
NASDAQ 7,895.79▼1.43%
S&P500 2,888.80▼0.56%
【WTI原油】 68.70 ▼0.30% -0.21 [08:11]
ドルインデックス:94.09(↓)
米国10年債利回り:2.990(↑) WOW!
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,885.23▼1.73%
NYFANG:IND 2,725.18▼2.20%
ハイイールド債 BofA Merrill Lynch US and Global High Yield Indices:6.07600(↓)
米取引所の合算出来高は約62億1000万株。直近20営業日の平均は61億4000万株。
https://jp.reuters.com/article/ny-stx-us-13-idJPKCN1LT3D7
まさに、『米中もし戦わば』ピーター・ナヴァロの世界へだと感じています。
この本によると、中国が有利になるようにロビー活動に相当な資金をつぎ込んでいるとのこと。それが本当だとしたら、トランプ政権はよくぞここまで実行にこぎつけたものだと思います。
中国の対応によって、反抗的な態度にでたら、それこそナヴァロが予測する「中東からの石油輸入を止めるための海上封鎖」もありえるだろう。
100年後、50年後に振り返ったら、「米国の覇権が揺らいでいたのを救った奇跡の大統領」とか言われる可能性もあるかもしれませんね。ホワイトハウスが混乱に陥ろうが、「米国の覇権を守った」というのは、大統領として最大の成果であり、賛辞に値する気もします。
そして、今朝の状況としては先物大証は下落。為替も円高に。
日経先物大証:22,930.00 -165 JST08:45
【ドル円】 111.69 -0.19 ▼0.17% [08:46]
さて、昨日送られてきた吉田繁治先生メルマガに書かれていた推薦本を購入しました。中古本なのに3000円は高い…が、それ以上の価値がありそうな予感がしたのでおもいきって購入しました。
本当はこちらの方が必読本だと感じたのですが、知識が乏しい金融英文を読む自信がまだないので、とりあえずKindleサンプルだけダウンロードしました。
吉田先生によると、この本に書いてあることは「通貨発行の問題は、単純なことが、何らかの意図により、複雑にされていることのひとつである」とのこと。くぅ~、読むもんね!
Money: Whence It Came, Where It Went /John Kenneth Galbraith (著)
さて、3連休のうちに幸田真音氏の「日本国債」の上巻を読了。下巻も進行中。濡れ粟必読本ではないとは思いますが、日本国債に興味があり、日本が暴落していく様子を体験したいみたい場合は読む価値があると思います。
2000年に書かれたものなので、当時と今では状況が違うものもあり、注意が必要。例えば、小説の中では「シ団引き受け」とかちょい重要なキーワードですが、現在はもうない。それでも、入札などの流れがよくわからなかったので、勉強になる部分もありました。
ディーラーの気分を味わうことができて私には楽しかったです。マーケティングを軸にしたキャリアでスタートしたことを後悔はしていないですが、もう1つの人生を生きれるとしたら、外資証券でディーリングを経験してみたかったものです。