株式市況/これは米中貿易”戦争”ではない

昨日の終値。BOJ爆買いはなし。

【日経平均株価】 22,507.32 ▼0.08% -17.86 [08/06]
TOPIX 1,732.90▼0.56%
マザーズ 1,006.81▼1.33%
【ドル建て日経平均】202.19 △0.25 %+0.51 [15:00]
【ドル円】 111.34 +0.06 △0.05% [15:06]
【日経VI】15.60 -0.13 ▼0.83% [14:45]
東証一部出来高 1,350,670,000株 15:00
ダウ先:25,453.00△0.17% [14:57]

続いて、アジア・欧州の主要市場。

【上海総合指数】 2,740.44 ▼1.00% -27.58 [16:19]
【HSI】27,819.56 △0.52%
【英国FTSE100】 7,663.78 △0.06% +4.68 [08/06]
【ドイツDAX】 12,598.21 ▼0.14% -17.55 [00:35]

この図、わかりやすいよね。中国が本気で報復するとしたら、関税外しか手はないという図。
野口先生は、対中輸入額が3800億ドルといっていたが、既に5000億ドルの輸入額に達していたのか。

中国人民元と本土株が6日の取引で下落した。中国人民銀行(中央銀行)が3日夜に公表した元安を見越した取引の大幅なコスト高につながる措置を受け値上がりしていた人民元だが、下げに転じた。オンショア人民元は現地時間午後4時2分(日本時間同5時2分)現在、0.17%安の1ドル=6.8402元。本土の株式市場では上海総合指数が1.3%安の2705.16と、16年2月以来の安値で引けた。深圳上場の小型株やテクノロジー銘柄から成る創業板指数は2.8%下げ、ほぼ4年ぶりの安値。

引用元:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-08-06/PD16K56KLVR401

”関税戦争”ではなく、”『関税』を交渉カードにつかった恐喝”の方が正しいかもしれない。
もちろん、戦争は互角の武力があるもの同士がするものではないし、実際は弱い物いじめの方がほとんどだろう。
とはいえ、中国は米国債を最も保有している国なので、大量に売却するというカードもあるだろう。とはいえ、その可能性があるとしたら、もっと米国債の利回りが上がってもいいよなぁ。だとすると、この可能性はないのだろう。


続いて米国。米国市場はびくともしていない。やっぱり貿易戦争ではなくイジメだよな。

【NYダウ】 25,502.18 △0.16% +39.60 [08/06]
NASDAQ 7,859.68 △0.61%
S&P500 2,850.40 △0.35%
【VIX恐怖指数】11.27 -0.37 ▼3.18% [08/06]
【WTI原油】 68.90 △0.60% +0.41 [06:43]
ドルインデックス:95.185(↑)
米国10年債利回り:2.941(↓)
ハイイールド債 BofA Merrill Lynch US and Global High Yield Indices:5.98800(↑)
米取引所の合算出来高は59億6000万株。直近20営業日の平均は62億9000万株。
https://reut.rs/2ngiZIE


昨日の乖離オペ
日銀がN225型ではなく、TOPIX型のETFにシフトしたのでN225が下落したり、乖離があいたり縮まったりするのかなと思いきや、今のところそういった影響はなし。

中国、世界2位の株式市場の座から陥落-時価総額で日本を下回る 
そういえば、日銀が株かって底上げしてるのに「時価総額で日本は2位になった」って笑っちゃうよなw

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