【1】米議会下院スケジュール
少し予定がずれて、2/23(火)の夜6時まで投票はなし。となると、「米下院委、コロナ対策法案取りまとめ 来週に本会議通過」と週末に報道されましたが、水曜~金曜に下院を通過するかと思われます。
22日(月)は下院予算委員会でのマークアップが予定されているので、予算委員会内での可決→ the Rules Committeeでの可決→本会議のフロー(参照元:Rollcall)
盛り込まれている内容については、先日書いたのとそんなに変わらない気がしますが、タイミングみて更新予定。
まぁ、民主党のマンチン上院議員が一部反対している最低賃金15$法案も含まれたパッケージなので、マンチン上院議員が投票するかどうかが注目を集めることになりますね。バイデン大統領も最低賃金15$を盛り込むのは難しいと宣言しているのに、民主党内部の推進派は強行突破ですか。
ちなみに、3/12(金)で一区切り終えてそれ以降は2週間、下院本会議は休会に入るスケジュールです。
【2】米議会上院スケジュール
本会議は来週22日(月)午後から再開となります。夜には国連大使に任命された Linda Thomas-Greenfield の本会議承認のためのクローシャー投票。
ジョージ・ワシントンの辞任挨拶(Washington’s Farewell Address)は、今年は共和党のポートマン議員が務めるようですね。
①バイデン大統領が指名した閣僚メンバーの承認に向けた各委員会公聴会
◆ メリック・ガーランド(司法長官) 2/22-23
◆デブ・ハーランド(内務長官)2/23
◆ハビエア・ベセラ(保健福祉長官)2/23
◆ ウィリアム・ジョセフ・バーンズ (CIA長官)2/24
◆ニーラ・タンデン(OMB局長)2/24
◆ ワリー・アデエモ (財務副長官)2/23
参照元:https://www.senate.gov/committees/hearings_meetings.htm
② 上院銀行委員会でパウエル議長が半年に一度の議会証言
2/23(火)10時~(日本時間22日深夜0時)
リアルタイムでは見ないですが、ブラウン委員長とトゥーミー議員(ランキングメンバー)のコンビでの開催がはじめてなので、注目しています。
あと、下院金融サービス委員会の公聴会が注目されましたが、上院の銀行委員会での公聴会開催はまだセットされていないですね。何か法整備するにしても、下院だけでは可決しないので上院側での動向を注視しておかねば。
【3】バイデン大統領の一般教書演説・予算要求
トランプ大統領でさえ2月末に実施したのに、現時点でまだ合同議会で行う一般教書演説の予定が入っていないね。(引用元:Bloomberg)
3月になる予定ではあるが、そもそも経済対策追加予算も進んでいる状況なので、それが終わってからになるのだろうか?だとすると、上下院の休会もあるので4月になる可能性もある気がする…
予算要求もOMB局長が、承認されなさそうな気配が濃厚になってきた状況だし、遅れそうだよね。どうなることやら。
【4】経済スケジュール
あとは、米債入札スケジュールもね。