【NYダウ】30,403.97△0.68%
【NASDAQ】12,899.42△0.74%
【 S&P500】3,735.36△0.87%
ラッセル2000種指数 1,996.250▼0.38%
VIX恐怖指数 21.70↑
米30年債利回り 1.664→
米10年債利回り 0.926→
米2年債利回り 0.125→
2年債と10年債の利回り差 80BP ↓
WTI原油先物 47.78 ↓ 8:17JST
フィラデルフィア半導体指数:2744.30 ▼0.22%
ブルームバーグ ドル・スポット指数 :1,127.70 △0.10%
LQD 137.86△0.07%
HYG 87.16△0.13%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,333.65△0.01% [12/25]
米取引所の合算出来高は99億3000万株。直近20営業日の平均は114億5000万株。
AAPL 136.69△3.58% (52週最高値 137.98 )
AMZN 3283.96△3.51%(52週最高値 3552.25)
GOOG 1776.09△2.14% (52週最高値 1847.20)
MS 224.96△0.99% (52週最高値 232.86)
FB 277.00△3.59% (52週最高値 304.67)
NVDA 516.00▼0.72% ( 52週最高値 589.07)
TSLA 663.69△0.29% ( 52週最高値 695.00)
日本時間にトランプ大統領が法案に署名
昨日は日本市場があく前に、トランプ大統領が「コロナ追加経済対策予算についていい知らせがある」とツイート。日本時間9:50頃に、米議会記者やらホワイトハウス記者がざわざわと「トランプが年度予算&コロナ追加経済対策予算に署名したようだ」というツイートがながれはじめた。事実だとわかりはじめ、ホワイトハウスから声明もでたので日本株も、米先物市場も上昇しはじめる。マコネル上院院内総務からも声明文がでた。
I applaud the President’s decision to get billions of dollars of crucial COVID-19 relief out the door and into the hands of American families. I am glad the American people will receive this much-needed assistance as our nation continues battling this pandemic. My full statement: pic.twitter.com/YSPYsPu2ct
— Leader McConnell (@senatemajldr) December 28, 2020
Politicoによると、トランプ大統領に説得したのが親トランプのマッカーシー下院少数党院内総務、共和党上院ではグラム議員(25日に一緒にゴルフしてたw)、GA州選真っただ中のパーデュ―議員だったようだ。非常に興味深いメンバーだね。グラム上院議員、マッカーシー下院少数党院内総務がうまく機能したのはいいことだ。グラム上院議員は、マコネル上院院内総務とも連携がとれているしね。
House Minority Leader Kevin McCarthy and several Republican senators, including Sens. David Perdue (R-Ga.) and Lindsey Graham (R-S.C.), labored to convince Trump to sign off on the bill over the weekend, according to multiple sources.
引用元:https://www.politico.com/news/2020/12/27/congress-stimulus-deal-450380
というわけで、政府閉鎖もなくなり、9000億ドルのコロナ追加経済対策予算、1.4兆ドルの年度予算も無事に法案化したので、リスクオンムードになりますよね。 小切手配布600$→2000$については、下院は法案可決させたが、上院ではマコネル上院院内総務次第でしょう。なにせ、これだけで予算が4600億ドル必要なんですって(参照元:Roll Call)
米市場オープニングは、 S&P500は△0.7%、ナスダック総合指数は△0.8%でスタート。S&P500は横ばいで推移。
政府閉鎖の懸念が高まりつつあったのが、消えたからなあ。そりゃ上昇する。
米債の入札については、ロイターコピペ。
この日の2年債入札は良好な内容と言えず、最高落札利回りは0. 137%で予想の0.135%をやや上回る水準。応札倍率は2.45 倍で、前月の2.71倍や平均の2.56倍を下回った。 また、5年債入札はさえない内容で、最高落札利回りは予想を上回 る0.394%で、アクション・エコノミクスによると、3月以来の高 水準となった。応札倍率は2.39倍で11月の2.39倍は上回った が、平均の2.48倍には届かなかった。
引用元:https://jp.reuters.com/article/idJPL4N2J82EP
ホワイトハウス声明文にあった意味深な一部法案の取り消し要請
ホワイトハウス声明文で「1974年議会予算及び執行留保統制法に基づき一部撤回を求める」と書かれているが、あくまでトランプ大統領は撤回要求をするだけで、議会は無視できる。
そもそも、大統領は、法案作成ができないだけでなく、立法権限がない。米国の予算というものは、すべて立法化する必要がある。なので、大統領は、あくまで「要請」できるだけだ。なので「取り消し要請」することはもちろん可能だ。
しかし、それを判断するのは、あくまで米議会であり、法案取り消しにも上下院で過半数の賛成が必要となる。まあ、議会は、たいてい大統領の要請を無視することが多いみたいね。それはトランプ大統領に限らずですが。
I will sign the Omnibus and Covid package with a strong message that makes clear to Congress that wasteful items need to be removed. I will send back to Congress a redlined version, item by item, accompanied by the formal rescission request to Congress insisting that those funds be removed from the bill.
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/statement-from-the-president-122720/
詳細はこのFOXニュース記者の一連のツイート(14ツイートくらい?)を読むのが早いです。この方は、”Pocket Veto”の説明もいち早くしてくれたし、こうした米議会用語というか、米議会ルールの説明をしてくれるのでありがたや。
8) It’s then up to Congress to advance a potential rescissions bill. And, with only a few days left in this Congress, such a request is nearly out of the question. It’s possible Congress could address the proposal before Mr. Trump leaves office January 20. But doubtful.
— Chad Pergram (@ChadPergram) December 28, 2020