米国株式市況/ファイザーのネガティブニュースで米主要指数は急落

【NYダウ】29,969.52△0.29%  
【NASDAQ】12,377.18 △0.23%  
【 S&P500】 3,666.72 ▼0.03%  
ラッセル2000種指数  1,848.702△0.58%  
VIX恐怖指数  21.28↑
Fear & Greed Index 85 →
米30年債利回り 1.656↓
米10年債利回り 0.910↓
米2年債利回り 0.151↓
→2年債と10年債の利回り差  76.33bp ⇒
WTI原油先物 45.76 8:14JST  
フィラデルフィア半導体指数:2716.15 ▼0.01%    
ブルームバーグ ドル・スポット指数 : 1,130.58▼0.44% (2018年4月以来のドル安進行中)
LQD   137.76△0.39%    
HYG  86.49△0.06%  
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,318.33△0.12% [12/2]←52週最高値更新中!
米取引所の合算出来高は115億株。直近20営業日の平均は117億株。
AAPL 122.94▼0.11% (52週最高値 137.98 )
AMZN 3186.73▼0.52%(52週最高値 3552.25)
GOOG 1826.77▼0.06% (52週最高値 1818.06)
MS   214.24▼0.52% (52週最高値 232.86) 
FB   281.86▼1.97% (52週最高値 304.67)
NVDA 535.84▼1.07% ( 52週最高値 589.07)
TSLA 593.38△4.32%(52週最高値 607.80)


米国経済指標
・ 11月非製造業総合景況指数 55.9 (前月56.6)←6ヵ月ぶりに低下
 - 仕入価格は8年ぶり高水準の66.1
・ 失業保険申請件数(11月28日終了週)
 -通常の州プログラム下で新規申請 71万2000件 -75,000
 - PUA 288,701 -30,154

通常の州プログラム下で新規申請は、3週間ぶりの減少となったが感謝祭がある週だったのであまりあてにはならないとみている。季節調整なしでみても -122,453 と大幅に減少してはいるが。
通常の州プログラム下の継続失業保険申請数が減少していても、 PEUC(延長給付プログラム)が増えていれば全体の失業者数は変わらないわけだし。

https://www.dol.gov/sites/dolgov/files/OPA/newsreleases/ui-claims/20202198.pdf

オープニングでは、S&P500はほぼ変わらず。ナスダック総合指数は△0.2%でスタートした。 東部標準時間14時頃からの上昇は、OPECプラスが来年から減産を緩和することで合意したからかな?
動きが冴えない一日だったが、終盤のファイザーのニュースで主要指数は急落した。 ファイザーが供給するワクチンが従来報じられていた1億回から5000万回分に減少する見込みとWSJが報じる。 原材料のサプライチェーンの拡大には、予想よりも時間がかかっているとのこと。
一方で、ナスダック総合指数は終値で最高値。

セクター別は特に目立った動きはないね。

最後に債券。10年債利回りは低下。TIPSと国債利回りのスプレッドが気になる。来週は米債1200億ドル規模の入札もありますね。

物価連動国債(TIPS)と通常の国債の利回り差であるブレーク ・イーブン・インフレ率(BEI)は1.874%と昨 年5月以来の高水準。同指標は景気対策への期待から上昇が続いている 。

https://jp.reuters.com/article/idJPL4N2IJ4F1?il=0