今朝見たら、土曜に書いたの記事が非公開になっていたようでした。 10/10 JST12:53 修正を加えた時に、非公開になってしまったのかも。アクセスして頂いたのに閲覧できなかった方、ごめんなさい…
今週の経済指標発表
今日はコロンバスデーで債券市場は休場。
政治スケジュール
上院はコロナ感染拡大を防ぐために19日まで議事堂に出入りする議員は少数ですが、公式にも本日12日から休会に入ります。ただ、上院司法委員会は動きます。
・上院司法委員会にてバレット最高裁判事承認の公聴会開始。
本日10/12~15日にかけてリモートを含めたハイブリッドスタイルでの開催ですが、委員会の投票ではリモートを認めていないはずです。上院司法委員会共和党議員で陽性者2名は10/19の週には戻ってこれると思うので、10/19の週に投票予定だと思います。
・本会議での承認投票は10/26~の予定ですが、まだスケジュールには入っていないですね。アラスカ州選出の リサ・マカウスキ(←いつもマウリコスと間違える)共和党議員は、最初は総選挙前の承認を反対していたのに柔和姿勢になったので、もしかしたら共和党議員53票が見込めるかもしれません。
共和党上院としては、バレット最高裁判事承認が上院議席の過半数を維持することになるとみているようです。個人的には半信半疑ですが。ただ、最高裁判事承認までのステップと上院選挙戦の予測の相関性があるかもしれないので注目しています。
・大統領討論会
10/22の大統領討論会は開催予定ですが、10/15は中止で確定っぽいですね。
上院議員選はかつてない資金調達合戦に
選挙予測もしない主義でしたが、日本のメディアがFiveThrtyPoliticsやらReal Clear Politicsの選挙予測引用するだけで済ましているがアレな気がしてきたので、積極的に予測をつぶやいていくことにしました。
Reiker総選挙予測 2020.10.10時点
— Reiker (@doll__en) October 10, 2020
最高裁判事承認が10月中に可決前提
◆大統領:トランプ
※訴訟起こして12月に決着
◆上院:50vs50
※副大統領の1票になり共和党が多数党
◆下院:民主党
今回、重要な着目点として、上院議員選の一部の州ではかつてない資金調達合戦になっています。現在、一番高額な上院選になっているのはスゥイング州のノースカロライナ州上院選です。両陣営総額で1.4億ドル使っていてどんどん膨らんでいます。女性スキャンダルで支持率下落気味のカニングハム民主党上院議員候補と、現職の共和党上院議員トム・ティリス(コロナ陽性で自宅療養中)です。 カニングハム民主党上院議員候補は、少額献金による資金調達額も比率が大きいのでノースカロライナ州は確かに負けそうだなあとみています。
Underscoring the race’s importance, the two campaigns and outside groups have spent nearly $140 million in North Carolina, making it the most expensive 2020 Senate contest by a wide margin, according to the Center for Responsive Politics. Cunningham’s campaign said it raised a staggering $28.3 million in the third quarter, while Tillis’ campaign has not released the amount of its fundraising haul yet.
https://www.cnbc.com/2020/10/08/north-carolina-senate-cal-cunningham-scandal-shapes-race-with-thom-tillis.html
後は、共和党重鎮のグラム議員(サウスカロライナ州)の再選が危ぶまれています。民主党の対抗馬ハリソン上院議員候補者が、民主党PACから1億ドルの資金調達を実施(今までの選挙資金の10倍!) 。さらには、昨日5700万ドルの調達が昨日報じられました。RBG最高裁判事が亡くなった後に献金が増えている側面もあるようですが、民主党は、本気でグラム議員(サウスカロライナ州)を落選させる気のようです。グラム議員は司法委員会委員長なので、最高裁判事承認を遅らせるための嫌がらせな気もします。グラム議員が落選見込みが高まったら共和党が48議席とかも可能性としてあるなあ…
尚、グラム議員は、上院議員の中でトランプ大統領の相談役にもなっているので、彼が不在になった状態でトランプ政権になったら、更に上院議員と大統領の足並みが取れなくなることが予測されます。
白人からの支持はトランプがリード
ピュー・リサーチセンターが有益な調査を出してきました。
白人のトランプ支持者がバイデン候補を上回るって意外でした。黒人支持者はほぼ動いていないね。あと、いわれるほど高卒(非カレッジ卒)からの支持もあついわけではないですね。
Censusから人種別比率をとると、スゥイング州ってやっぱり白人がまだマジョリティなんですよね。これは人口比率だけど、有権者比率でいったら、ブラックとヒスパニックは大幅激減するからなあ。有権者登録で人種別ってデータどっかにあるよねきっと。
White | Black | Latino/Hispanic | Others | |
Florida | 53.2% | 16.9% | 26.4% | 3.5% |
NorthCarolina | 62.6% | 22.2% | 9.8 % | 5.4% |
Pannsylvania | 75.7% | 12.0% | 7.8% | 4.5% |
Wisconsin | 80.9% | 6.7% | 7.1% | 5.3% |
Latinos For Trumpということで、マイアミにトランプ支持者が終結したようです。トランプ大統領には熱狂的ファンが多いので、支持者が自らこういう行動してくれると、選対本部としては楽だよね。マーケティングの基本ですが、ファンへの勧誘は、ファンが行ってもらうのが一番理想的です。これも複利で膨らんでいきますからね。
私はトランプ大統領を支持しているわけではないですが、トランプ大統領はマーケティング的にも注目すべき要素が多々ありますよね。
Miami PD Estimates More Than 30,000 Cars Participated in Anti-Communist, Latinos For Trump Caravan in South Florida (VIDEO) https://t.co/1iuDcVx4MD via @gatewaypundit
— Kimberly Guilfoyle (@kimguilfoyle) October 11, 2020