米国株式市況/S&P500の構成銘柄の約半分は年初来パフォーマンスマイナス

【NYダウ】 29,100.50 △1.59% +454.84 [09/02]
【NASDAQ】12,056.44 △0.98% +116.78 [09/02]
S&P500 3,580.84△1.54%
ラッセル2000種指数  1,592.287 △0.87%
米30年債利回り 1.383↓
米10年債利回り 0.653↓
米2年債利回り 0.135↓
Fear & Greed Index 78↑(Greed)
VIX恐怖指数  26.12→
WTI原油先物 42.99↓7:41 JST
フィラデルフィア半導体指数:2304.68△1.96%
ドルインデックス:92.31↑
ブルームバーグ ドル・スポット指数 : 1,160.83 ▼0.06%
iShares iBoxx $ Investment Grade Corporate Bond ETF  136.70▼0.40%
iShares iBoxx $ High Yield Corporate Bond ETF  85.25 ▼0.12%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,262.46△0.07%  [9/1] 
バルチック指数   1,471.00 ▼1.14% [9/1] 
米取引所の合算出来高は98.5億株。直近20営業日の平均は91 .2 億株。
AAPL 131.40▼2.07% (52週最高値 131.00 52週最安値51.06 )
AMZN 3531.45△0.92% (52週最高値 3495.00 52週最安値1626.03 )GOOG 1728.28△4.07% (52週最高値 1659.22 52週最安値1025.00 )
MS   231.65△1.93% (52週最高値 231.15 52週最安値115.52 )
NVDA 573.86△3.86%( 52週最高値 543.00 52週最安値132.60 )
FB   302.50△2.39% (52週最高値 304.67 52週最安値137.10 )
NFLX 552.84▼0.67% (52週最高値 575.37 52週最安値252.28 )
TSLA  447.37▼5.83% (52週最高値502.49 52週最安値43.67)
ZM   423.56▼7.46% (52週最高値478.00 52週最安値60.97)

指数先物は、0.7%前後上昇していた状況で、経済指標の発表。

①8月の米民間雇用者数は前月比42万8000人増加
( 予想の中央値は100万人増 / 前月は21万2000人増 )
MBAによる住宅ローン申込件数
・MBAによる住宅ローン申込件数、前週比▼0.2%/前年比△0.28%
・ MBAによる住宅ローン借換申込件数、前週比▼3%減少/前年比△40%
・30年固定および15年固定の住宅ローン金利が過去最低水準にまで低下したが、借換および新規が今週は伸びなかったとのこと。

オープニングでは、 ナスダックコンポジットとS&P 500はそれぞれ0.8%と0.5%上昇し てスタート。 ナスダックコンポジットは、取引開始時間すぐに0.4%下落。アップルが▼4%下落していた。また、テスラの外部者としては最大保有者である Baillie Giffordが保有率を減らしたことが嫌気され、開始直後から▼14%下落。

場中で発表があった原油在庫は、先週に引き続き減少で、予想を大きく上回った。前週の2倍に相当する減少。

FRBベージュブックは、 ‘modest’ economic growthですか。

ダウは2月20日以来の最高値を更新、S&P500も場中で最高値更新。
もう株価見ていると、雇用はどうでもよいと感じるよなあ。

昨日は、エネルギーセクター以外は全セクターで上昇。エネルギーと金融セクター以外は、一部年初来パフォーマンスマイスがあるけど、内訳みるとこんな状況なんだよね。年初来パフォーマンスマイナスの銘柄は241銘柄ある。まあ半分ほどの企業の株価は戻っていないんだよなあ。半分ていどの企業の株価が回復していないということは、雇用とか関係なくなるんだろうなあ。
じゃあ、なんでS&P500は2月からの下落を回復できたかって?
MAGAの構成率が高くて、そこのパフォーマンスがいいからだけ。

◆年初来パフォーマンス プラスの銘柄/マイナスの銘柄
S&P 500 Energy  25銘柄中2銘柄/23銘柄
S&P 500 Financials  60銘柄中15銘柄/45銘柄
S&P 500 Real Estates  29銘柄中10銘柄/19銘柄
S&P 500 Utilities 26銘柄中6銘柄/20銘柄
S&P 500 Industrials  62銘柄中39銘柄/23銘柄
S&P 500 Consumer Staples 32銘柄中22銘柄/10銘柄
S&P 500 Health Care  58銘柄中38銘柄/20銘柄
S&P 500 Materials  22銘柄中9銘柄/13銘柄
S&P 500 Communication Services  3銘柄中0銘柄
S&P 500 CONSUMER DISCRETIONARY 76銘柄中29銘柄/47銘柄
S&P 500 Information Technology  68銘柄中47銘柄/21銘柄

「指数の歪み」という講座をやりたいw
歪みにはついては、何度か書いているけど再掲。

困窮している米国民は少ないかも

CNBCが実施した調査。
3割ていどが貯金を取り崩している、2割ていどがお金を借りているということにフォーカスしていたんだけど、調査データをよくみると6割は何もしていないんだよね。もちろん、ブラックになると約5割に下落するんだけど。
こういう調査をするときは、回答者の年齢および年収を出してほしいんだけど、それは出ていない。よくある意図的な調査データなのかもしれないが、まあ、普通に生活できている人もそれなりに多そうだということは気にとめておいた方がよさそう。

あとは節約になっている人が6割もいるので消費は伸びなそうなことは確か。とはいえ、MAGAに対して消費が積極的になってくれれば株価は上がるのでそれでいいのかもしれないですね。

https://www.surveymonkey.com/curiosity/cnbc-invest-in-you-august-2020/