米国株式市況/米国上場のチャイナ銘柄も大幅下落

【NYダウ】 26,085.80 △0.04% +10.50 [07/13]
【NASDAQ】10,390.84 ▼2.13% -226.60 [07/13]
S&P500      3,155.22 ▼0.94%
ラッセル2000種指数  1,403.566 ▼1.34%
米30年債利回り 1.313↓
米10年債利回り 0.620↓
米2年債利回り 0.166↓
Fear & Greed Index 53↓(Greed)
VIX恐怖指数    32.19↑
WTI原油先物  39.60↓7:46JST
フィラデルフィア半導体指数:2034.14▼1.72%
ドルインデックス:96.53↓
ブルームバーグ ドル・スポット指数 : 1,210.74 △0.02%
MSCI US REIT IDX : 1,000.39 -7.78 (▼0.77%)
ブルームバーグ商品指数トータルリターン   141.8748 ▼0.22%
iShares iBoxx $ Investment Grade Corporate Bond ETF  135.51▼0.26%
iShares iBoxx $ High Yield Corporate Bond ETF    82.04 ▼0.55%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100  2,202.13 ▼0.02% [7/10] 
バルチック指数  1,810.00 [7/10]
米取引所の合算出来高は116億株。直近20営業日の平均は119億株。
AAPL 381.91▼0.46% (52週最高値 385.27 52週最安値170.27 )
AMZN 3104.00▼3.00% (52週最高値 3215.00 52週最安値1626.03 )GOOG 1511.34▼1.97% (52週最高値 1543.83 52週最安値1025.00 )
MS   207.07▼3.09% (52週最高値 216.38 52週最安値115.52 )
NVDA 402.09▼4.07%( 52週最高値 422.80 52週最安値132.60 )
FB   239.00▼2.48% (52週最高値 247.65 52週最安値137.10 )
NFLX  525.50▼4.23% (52週最高値 555.88 52週最安値252.28 )
TSLA  1497.06▼3.08% (52週最高値1794.99 52週最安値176.99)
ZM 260.30 ▼5.64% (52週最高値281.00 52週最安値60.97)

S&P500、ナスダックコンポジットのオープニングは△0.8%、△1.0%上昇でスタートしていた。ファイザーとビオンテックのワクチンが、FDAによりファストトラック(優先承認審査)対象に指定されたことを好感して上昇してスタートしていた。S&P500は場中に△1.56%上昇して3235ポイントをマークしたが、日本時間明け方4時頃にカリフォルニア州が再びレストランの屋内営業を再び停止するほか、感染拡大が深刻な地域で教会、ジム、美容院などを閉鎖すると発表して急落。 ロサンゼルス学区とサンディエゴ学区は、新学期に入っても学校は再開せず、授業はオンラインのみで行うと決定して、トランプ政権の意向に背く判断を下した。その後、トランプ政権がワクチンへの期待を膨らます発表をしたが、市場は無視した。

市場は、感染拡大して個人医療負担が膨らむことや、死亡者数が多くでることはどうでもよくて、経済閉鎖に対しては敏感に反応するようだ。
50州のうち、州知事が民主党なのは23州しかないものの、経済規模が大きいカリフォルニア州とNY州は民主党政権だ。感染拡大するにつれて、NY州も経済閉鎖再開はありうるだろう。

セクター別ではITセクターが最も下落した。Zoomやネットフリックスなど、どう考えても影響がなさそうな銘柄まで下落しているのが理解できず。
テスラも一時16%上昇していたみたいね。なんかダメな新興国通貨みたいなボラティリティだ。
次いで、一般消費財もダウンパフォームだったが、その中でも5%近く下落したのはクルーズ船会社たちだ。次いで、ネットフリックス、アマゾンなど。金融セクターで銀行株がやや買われているのは、今週の決算を期待してだろうかね。

少し気になる動きとしては、米国上場のチャイナ銘柄が下落していることだ。これは何だろうね。特に CHXN9000指数って、米国市場との連動よりも中国市場との正の相関性が強かったから、昨日の中国市場をふまえてなぜこうなったのかは気になるところ。
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 2,725.55 ▼1.50%
アリババ 251.67 ▼3.58%
バイドゥ 127.84 ▼3.39%


話が横に反れるが、この制裁報復を実施した議員の選び方について一言。
的外れではないが、ピンポイントでもないんだよな。
強いていえば、目立つ人物を狙ったけど、共和党幹部などの重要人物は避けたんだろうな。だいたいテッド・クルーズ議員は、中国叩きはそんなしていないし、法案提出もそんなやってないよ。
この人選をみる限りは、中国共産党の米国調査もできていないんじゃないかなぁと思います。

中国政府は13日、米政府が新疆ウイグル自治区での人権侵害に制裁を科すと発表したことを受けて、複数の米議員のほか、議会委員会に制裁を科すと表明した。
制裁の対象とされたのは共和党のマルコ・ルビオ上院議員、テッド・クルーズ上院議員、クリス・スミス下院議員のほか、宗教の自由を巡る問題担当特別大使を務めるサム・ブラウンバック氏。中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)も対象とされた。ルビオ議員、クルーズ議員、スミス議員は中国の人権問題に関する法案に支持を示している。

https://jp.reuters.com/article/china-usa-xinjiang-idJPKCN24E0ZL