日本市場サマリー
BOJの買い入れはなし。会長からデータを拝借(^^♪
日経225 18,917.01 -167.96 ▼0.88%
ドル建て 174.91 -2.21 ▼1.25%
TOPIX 1,403.04 -32.50 ▼2.26%
JPX日経400 12,573.18 -289.33 ▼2.25%
マザーズ総合 620.09 +7.81 △1.28%
日経ジャスダック平均 2,952.79 -1.38 ▼0.05%
ドル円 108.40 +0.59 △0.55% 15:43 JST
東証一部出来高 1,862,450,000株
アジア市場と欧州市場
【上海総合指数】 2,750.30 △0.11% +3.08 [16:02]
ハンセン指数 23,603.48 △1.85%
Europe Stoxx 600 320.06 △1.65%
MSCI Emerging Markets 848.58↑[3/31]
( 52 WEEK RANGE 758.20 – 1,150.91 )
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,570.30 [3/27]
( 52 WEEK RANGE 1,547.33 – 1,673.26 )
バルチック指数 548.00 ▼1.44% [3/30]
( 52 WEEK RANGE 415.00 – 2,518.00 )
米国市場サマリー
【NYダウ】 21,917.16 ▼1.84% -410.32 [03/31]
(52週最高値 29,568.57 52週最安値 18,213.65 )
【NASDAQ】7,700.10 ▼0.95% -74.05 [03/31]
(52週最高値 9838.37 52週最安値 6631.42 )
S&P500 2,584.59 ▼1.60%
(52週最高値 3,393.52 52週最安値2191.86)
ラッセル2000種指数 1,153.103 ▼0.45%
(52週最高値 1,706.175 52週最安値 966.216 )
【VIX恐怖指数】 53.54↓
Fear & Greed Index 25→(Extreme Fear)
【WTI原油】 20.072↓ 7:42JST
【NY金先物】 1576.24↓ 7:42JST
ドルインデックス: 98.95↓ 7:42JST
米国30年債利回り:1.328↓
米国10年債利回り:0.668↓
米国 2年債利回り:0.253↓
米国3か月債利回り:0.13↓
ブルームバーグ商品指数トータルリターン 131.9359 ▼0.33%
フィラデルフィア半導体指数 1510.59 ▼2.25%
NYFANG:IND 2,991.647 △0.65%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,000.86 △1.47% [3/30]
BofA US High Yield Index Effective Yield 9.24↓[3/30]
BofAML US Corporate BBB Effective Yield 4.66↓[3/30]
BofAML US High Yield CCC or Below Effective Yield 17.73↓ [3/30]
米取引所の合算出来高は131億3000万株。過去20日間の平均は157億5000万株。
AAPL 254.29▼0.20% (52週最高値 327.85 52週最安値170.27 )
AMZN 1949.72▼0.72% (52週最高値 2185.95 52週最安値1626.03 )
GOOG 1162.81△1.39% (52週最高値 1529.63 52週最安値1025.00 )
MS 157.71▼1.57% (52週最高値 190.70 52週最安値115.52 )
NVDA 263.60▼0.75%( 52週最高値 315.41 52週最安値132.60 )
FB 166.80△0.51% (52週最高値 224.20 52週最安値137.10 )NFLX 375.50△1.22% (52週最高値 392.92 52週最安値252.28 )
TSLA 524.00△4.36% (52週最高値 968.99 52週最安値176.99 )
売りの第二派は、ノルウェー政府ファンドの売りからはじまる。
約1兆ドルものノルウェー政府ファンドが、資金引き上げするという観測が報じられた。先週の時点では、資産ポートフォリオの株式保有率が下落したから買うという観測が報じられたのに一転した。3月に入って、三菱地所の不動産投資もすると報じられていたが売却されたりして。
ノルウェー政府ファンドは、世界第一位の政府系ファンドだ。中東の政府系ファンドを束ねると2~3兆ドルくらいにはなりそうだが、単体ではノルウェーが第一位だ。ノルウェーは2019年で20%のリターンを得ており、 昨年末時点の保有資産の内訳は株式が70.8%、債券は26.5%、不動産が2.7%。
ノルウェーは、北欧ではあるが、欧州のレンティア国家でもある。輸出の4割を石油関連が占め、この石油収入をもとに政府ファンド運用している。
先月末から、石油輸出国の通貨下落が著しく、ロシアのルーブルは3割ほど下落しているが、クローネも下落が著しい。中央銀行がクローネ買い介入を行っているが、まだまだ下落するだろう。ロシアとサウジが石油価格戦争を開始したが、いつのまにか、産油国の石油価格下落戦争に勃発していて、ノルウェーもご多分にもれず、減産しないと主張している。一方で、ノルウェーもコロナウイルス感染で約5000名の感染者がでており、失業者数も増加をたどっている。石油価格下落に伴う歳入減少と、財政出動の歳出増加の両面からお金が必要な状況なのだ。
で、ノルウェー政府ファンドの売りは、単なる売却にはとどまらないのだ。
3月上旬から、先週くらいまで機械的な売りが行われてきていた。要はリスクパリティファンドなどは、どこかがえいやっと投げ売りにでて大きく下落なり上昇すれば、あとは機械的に売買されるわけです。しかしながら、どのファンドが、あるいは、どのヘッジファンドがえいやっと投げたのかはずっと疑問だったのです。ところが、先日になって産油国ファンドの売りが観測されたと報じられた。
おそらく、こういったファンドの大きな資金引き上げが、機械的な売りのキッカケとなり、大幅な下落をまねくことになるのだという流れになっているようだ。
今のこの暴落は、新型コロナによる需要・供給ショックだけでなく、石油価格戦争が大きく影響しているのだ。ここを紐解かないと相場の流れはみえないと痛感する出来事のように感じる。
政府系ファンドと年金ファンド
政府系ファンドで1兆ドルというと巨額ではある。これが現時点でのランキングで、10位くらいまでは頭に入れておいたほうがいい。実は、中東は10位中3カ国しかランクインしていないので実はそんなに大きなマネーではないと感じている。
さらに巨額のファンドが、公的年金ファンドだ。GPIFも1.5兆ドルでノルウェー政府ファンドの運用額を超えているのだが、約3兆ドルのファンドでトップは、米国連邦政府の 社会保障年金信託基金だ。上位10位のほとんどが米国!
民主党とトランプ政府は新コロナ対策法案第四弾を求めているが。
トランプ大統領は、2兆ドルのインフラ投資を要求しています。
民主党ペロシ下院議長は、新型コロナ経済対策プラン第四弾に意欲的ですぐにでも進める意向です。しかし、共和党はマコネル上院院内総務はまずは第三弾の効果を見る必要があると発言。共和党No.2のマッカーシー議員も必要ないかもしれないとまで述べています。
それにしても、PBSをみると、まだまだ検査キットが足りてないようだし、結果がでるのも5日程度待たされるとか。保険加入していない人は、そもそも検査を受けられないという話もあるようだ。中国から輸入したマスクや、政府備品の送風機が欠陥だらけで送り返したとかなんかまぁ色んなことが起きています。クシュナー大統領補佐官は、経験ないのに、政府備品を各州に調達する係とかやっていてまたもや非難を浴びているようです。もう自宅待機していればいいのに。
また、トランプ政権は関税支払いに対して猶予を与えたようです。ポイントは免除ではなく、猶予ということです。
Senate Majority Leader Mitch McConnell (R-Ky.) hit the brakes Tuesday on Speaker Nancy Pelosi’s (D-Calif.) plan to move ahead with a fourth stimulus package that would include major infrastructure spending and other Democratic priorities.
https://thehill.com/homenews/senate/490358-mcconnell-hits-brakes-on-next-economic-stimulus-package
“I think we need to wait a few days here, a few weeks, and see how things are working out,” McConnell said on “The Hugh Hewitt Show.”
レバレッジドローンのデフォルト率が上昇
レバレッジドローンにしろ、ハイ・イールド債にしろ、デフォルト率が一定で織り込み済みだからいいわけです。投資してもそもそも債権で高い利率を求められているから、投資家にも高いリターンを返せるわけで。それが、利払いが期限通り支払えないこともふくめた債務不履行が急上昇されると、どう考えても危険ですよね。毎日トラッキングしているように、ジャンク債は利回り20%まで上昇していったん落ち着いたけど、まだまだ上昇してもいいはず。
このあたりは要注目です。
Leveraged loan default rate expected by @FitchRatings to spike this year @SoberLook pic.twitter.com/H2ExSa0I4p
— Liz Ann Sonders (@LizAnnSonders) March 31, 2020
証券アナリスト試験が4月は中止になったので、9月の試験になりました。ちょっと勉強計画を練り直さなくちゃいけないし、学校もどうやら4月いっぱい休校になりそうなので今日は一日計画練り直しと3月の振返りにあてます。