昨日の終値。
【日経平均株価】 23,849.99 △0.57%
TOPIX 1,889.29△0.48%
【ドル建て日経平均】211.66 △0.85%
【ドル円】 112.65 -0.47 ▼0.42% [15:15]
東証一部出来高 1,663,410,000株 15:00
日経225は、0.8%近く上昇する場面もあったけど、 0.5円ほど円高にふれて上げ幅縮小。
TOPIXは0.2%前後まで縮小していたかと記憶している。
ドル・円相場は9日午後3時9分現在、前日比0.4%安の1ドル=112円68銭。朝方に113円18銭まで上昇した後、日銀による午前10時10分の金融調節で国債の買い入れ減額が通知されると、円買いが一気に強まった。一時は112円50銭と4日以来のドル安・円高水準を付けた。
円が全面高、日銀によるテーパリング思惑で-ドル・円一時112円半ば
さて。どうしても気になった記事だったので、本を1冊買うような価格だったが、半年購読をしてしまった。そこでジャンク債の利回りはまだ5%前後で、8-9%になると危険な水準だという指摘があった。
Index group::BofA Merrill Lynch US and Global High Yield Indices
ここの「HW00 effective yield」
2016年2月に8-9%近く上昇している。
なぜかと思ったらこんな記事が昨年2月に出ていた。
高利回り債の世界でも最下層に位置する「トリプルC」格の社債による資金調達は、同クラスのジャンク債の平均利回りが21.7%に達した1年前と比べて約60%増加した。債券価格の上昇で利回りは下がっている。
ジャンク債市場の回復で、ハイリスクの企業が魅力的な条件で借り入れができるようになっている。調査会社ディールロジックによると、米国では年初来、低格付けの企業が借換資金も含めて410億ドルを調達している。この時期としては2013年以来の高水準だという。
「新しい政策とリスク選好の高まりを受けた楽観ムードの中で、人々はリスクを取りやすくなっている」と、スタンディッシュ・メロン・アセット・マネジメントのラマン・スリバスタバ副最高投資責任者(CIO)は言う。
だが、そうした強気の投資家心理の一方で、2兆2000億ドル規模の米国ジャンク債市場の先行きに対する警戒感も高まっている。格付け会社ムーディーズによると、特にこの先5年は、低格付け企業が合計1兆ドルの「償還の壁」に直面することになる。これは史上最大の規模だという。
償還のピークは21年で、4000億ドル超の社債と借り入れが期限を迎える。さらに格付け会社のアナリストらは、融資の格付けも「大幅に悪化」していると警告する。
米国人の3人に1人は借金で成立してるし、学生ローンの延滞率は2013年から10%を維持しているんだよなぁ。
こうなると大暴落は起きることはおきるが、2020年とか2021年とかがターゲットのようにも思えてくる。さて、そうなった場合に、今の塩漬けベアをどうすべきかを考えなくてはな。