【日経平均株価】 22,020.15 ▼0.36% -78.69 [09/25]
TOPIX 1,620.08▼0.18%
マザーズ 881.34△0.19%
【ドル建て日経平均】205.12 ▼0.13% -0.26 [15:00]
【ドル円】 107.36 +0.30 △0.28% [15:03]
東証一部出来高 1,127,890,000株 15:00
72億ドル規模相当かぁ。米国にとって、中国損失分の穴埋めには遠いなぁ。中国は2010年から17年にかけて年平均216億ドル相当の米農産物を輸入 してきた。13億人の胃袋のパワーってすごいね。日本の人口は1億人ちょいですが、中国3分の1ほどの米農産物を買うって消費できるんですかね。
月額6万円ほどで生活している年金受給者にとっては、食品価格が下落するのはウェルカムでしょう。
米通商代表部(USTR)によると、トランプ大統領と安倍晋三首相が25日に発表した貿易協定の下、日本は約72億ドル(約7760億円)相当の米農産物への関税を撤廃ないし削減する。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-25/PYELB6T0G1KW01?srnd=cojp-v2
ハンセン指数 25,945.35 ▼1.28%
【上海総合指数】 2,955.43 ▼1.00% -29.91 [09/25]
MSCI Emerging Markets 1,005.56 ▼0.57% [9/25]
(52 WEEK RANGE 929.90 – 1,099.18)
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,612.7 → [09/24]
( 52 WEEK RANGE 1,575.1 – 1,658.2 )
バルチック海運指数 2,053.00 ▼2.98% [9/24]
中国は大豆を買う動きをしているようです。まぁブラジル産(ブラジルが米国産大豆を輸入して輸出してる分もあり)だけじゃ埋められなかったのでしょう。
中国政府は複数の国有・民間企業に対し、米国産大豆を報復関税なしで輸入することを認める新たな措置を導入した。事情に詳しい関係者が明らかにした。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-24/PYBLTZ6TTDS701
米国からの大豆輸入は2018年で▼12%なのに、ブラジル産は△4%で大豆不足を埋めることができなかった。アフリカ豚コレラが未だに長引いていて、豚の飼育数は4割減になったようだから、豚飼料用大豆の需要が減少しているという見解もある。頼みの綱であった、韓国でも豚コレラが発生し輸入禁止になった。
中国の5~7月の輸入肉は70%を超えた。中国共産党の秘密の食料備蓄から冷凍豚肉を解答したほどだ。
そもそもイスラム圏は豚を食べない。豚飼育数でいくと、中国が圧倒的で、次いでアメリカ、ブラジルなので、中国の豚肉需要をどの国も満たすことができないであろう。
続いて、米国市場。日本時間より上昇して終えた。
日本時間5:30頃からのトランプ大統領の記者会見では株価動かず。
【NYダウ】 26,970.71 △0.61% [09/25]
(52週最高値 27,398.68 52週最安値21712.53 )
NASDAQ 8,077.38 △1.05%
(52週最高値 8,330.21 52週最安値6190.17 )
S&P500 2,984.87 △0.62%
(52週最高値 3,025.86 52週最安値2346.58 )
ラッセル3000種指数 1,738.677 ▼0.94%
(52週最高値 1,779.484 52週最安値 1,379.014 -)
【VIX恐怖指数】 15.96 [09/25]
【WTI原油】 56.704↓ [5:52JST]
【NY金先物】 1,503.65 ↓ [5:53JST]
ドルインデックス:99.03 ↑ [5:53JST]
米国30年債利回り:2.190 ↑ [5:54JST]
米国10年債利回り: 1.737 ↑ [5:54JST]
米国 2年債利回り:1.686 ↑ [5:54JST]
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1705.59▼0.60%
NYFANG:IND 2,570.6975 △2.67% !
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,225.78 △0.03% [9/24]
(52 WEEK RANGE 2,049.76 – 2,228.89 )
米取引所の合算出来高は66億7000万株。直近20営業日の平均は72億株。
AAPL 221.03△1.54% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1768.33△1.53% (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1246.52△2.28% (52週最高値 1289.27 52週最安値970.11 )
NVDA 178.23△3.30% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB 182.80△0.84% (52週最高値 208.66 52週最安値123.02 )
NFLX 264.75△3.99% (52週最高値 386.80 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/8/27時点
まずは、トランプ大統領の弾劾(impeachment)について。
多くの人が予測しているように、弾劾手続きは長いステップを要して、下院で過半数の支持を得たとしても 、上院議員の3分の2の賛成票が必要になる。
現在、上院の過半数は共和党が占めているし、共和党から圧倒的な支持を得ているため上院を通過するとは考え難い。
また、最新の世論調査では民主党大統領候補は、ウォーレン議員がトップになったという報道もある。トランプ大統領にとって、再選への脅威は、もはや元副大統領のバイデン氏ではない。ウォーレン議員だ。もし、本当にトランプ大統領が自身の再選のために情報を欲したとしたら、脅威はウォーレン女史だ。
さっさとウォーレン女史とサンダース議員は合流して、左派チームをつくれば、2020年大統領選も楽しくなりそうだ。バイデン氏が民主党候補の相手なら、トランプ大統領再選はほぼ確定だろう。
そんな中で、なるほどと思う記事があった。
弾劾は、米国民主党にとってもリスクがあるのか。弾劾を手動しているのは、共和党大嫌いなアダム・シフ民主党議員なはずなんだけど、彼が失職するのか、もしくはペロシ議員がもう高齢だから引退するかどっちかになるのだろうか。
まあ民主党支持のメディアは、ひたすらこの問題を取り上げるでしょうが、重要なのは株価の動きです。
そして、ブルームバーグの記事では、弾劾裁判のせいでUSMCAや医薬品価格設定に関して進まなくなるということも指摘されている。その通りだ。ピーター・ナヴァロはUSMCAを推進させたいと度々主張している。このUSMCAこそが、米国経済を明るくさせると指摘している。トランプ大統領もナヴァロも、民主党が弾劾裁判などしているせいで、USMCAが進まないと攻撃するだろう。
更に、バイデン氏は息子がウクライナに関わっているという情報がリークした時点でもう支持率は低下していくだろう。
ペロシ氏は弾劾のリスクを認識していたのだ。同氏にはビル・クリントン氏に対する弾劾調査の推移を見守った経験がある。その過程で職を失ったのは民主党のクリントン大統領ではなく、弾劾を主導した共和党のニュート・ギングリッチ下院議長だった。
https://jp.wsj.com/articles/SB11588140412100604850204585571672365398254
(中略)
トランプ大統領が主要な政敵を調査するよう外国の指導者に要求したとのニュースが、民主党議員の怒りをかき立てたことは確かだ。しかし、怒りの度合いを急激かつ急速に上昇させたのは23日夜、トランプ氏がウクライナ大統領への要求を出す直前に同国への軍事支援を遅らせる措置をとったという新たな情報が明らかになったことだ。これは明らかに、トランプ氏が自身に政治的便宜を図るよう外国の指導者に強要する目的で、米議会が承認した資金の提供を保留したとの印象を与えた。
2020年の選挙前に、議会にはほとんど期待できなくなるとの見方もある。弾劾調査によって、医薬品の価格設定やインフラ、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に関する行動は後回しになる可能性がある。中国との合意はいまだ不透明なほか、民主党の大統領選候補者争いで既に支持率が低下しているバイデン前米副大統領は一段と劣勢になり、 エリザベス・ウォーレン氏の可能性が明るくなったようだ。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-25/PYE9XK6KLVR701?srnd=cojp-v2