株式市況/トランプ大統領が狂い始めてきている

昨日の終値。4日連続で続伸。
メキシコ関税ショックを取り戻した感じだなぁ。

【日経平均株価】 21,134.42 △1.20% +249.71 [06/10]
TOPIX 1,552.94△1.34%
マザーズ 894.91△1.20%
【ドル建て日経平均】194.52 △1.01 +1.95 [15:00]
【ドル円】 108.65 +0.47 △0.43% [15:01]
東証一部出来高 1,163,070,000株 15:00
ダウ先物指数 26,072.00 14:52JST←100ドルくらい上昇
【上海総合指数】 2,846.11 △0.65% +18.32 [15:02]

今朝の日経平均先物
21,090.00 JST8:56
【ドル円】 108.37 -0.07 ▼0.06% [08:56]
ADRはソフトバンクグループ△1.45%   


【ハンセン指数】27,578.64 △2.27%
【上海総合指数】 2,852.13 △0.86% +24.33 [06/10]
CSI 300 生活必需品指数 17657.05 △1.87%
ユーロ・ストックス50指数 3,386.45△0.24%
MSCI Emerging Markets 1022.03 △1.45% [06/10]
MSCI Intl Emerging Market Currency  1,623.43 [06/07]
バルチック海運指数 1,138.00 [06/07]

ポンペオ国務長官が、逃亡犯条例改正案に抗議していたのか。何か起きるかもしれないなぁ。

国内外で圧力が強まる中、逃亡犯条例改正案は12日から立法会で審議が始まる予定。現立法会は体制派(親中派)が優勢で、法案は月内に可決されるとみられている。(中略)
人権への懸念を巡り、国外からの政治的、外交的圧力も強まっている。ポンペオ米国務長官や英独の外相が表立って発言し、欧州11カ国の総領事などが林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官に面会して正式に抗議している。
https://jp.reuters.com/article/hongkong-politics-extradition-idJPKCN1TB0Q2


米国は爆上げしているが、薄商い。
株価が回復すると、米国10年債上昇、金先物は下落するというわかりやすさ。

【NYダウ】 26,062.68 △0.30% +78.74 [06/10]
NASDAQ 7,823.17△1.05%
S&P500 2,886.73△0.47%
【VIX恐怖指数】15.94 -0.36 ▼2.21% [06/10]
【WTI原油】53.312 ↓ [8:22JST]
【NY金先物】1328.37 ↓ [8:22JST]
ドルインデックス:96.77 → [8:22JST]
米国10年債利回り:2.146 ↑ [8:22JST]
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,749.64△2.76%
NYFANG:IND  2,455.77 △1.32%[6/10]
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,191.69△0.04% [6/7]
米取引所の合算出来高は64億5000万株。直近20営業日の平均は69億9000万株
AAPL  192.58△1.28% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1860.63△3.14%  (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1080.38△1.35% (52週最高値 1273.89 52週最安値970.11 )
NVDA  148.43△2.01% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )←最高値の半分
FB   174.82△0.85%(52週最高値 218.62 52週最安値123.02 )
NFLX  352.01▲2.46%(52週最高値 423.21 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/5/29時点

どうもトランプ大統領は、中国対処を誤っている気がする。それに、残りの追加報復関税をかけたら困るのは米国消費者だ。
余談だが、高原伝道師の最新動画によると、トランプ大統領は日露戦争の存在を知らなかったようだw
「どっちが勝ったんだ、シンゾー?」という質問に安倍首相が回答したら「Great!」だってさ。

トランプ米大統領は10日、日本で今月開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に中国の習近平国家主席が出席する見込みだとし、その際に習主席との会談を予定していると述べた。
トランプ氏はこの日、今月末のG20首脳会議の際に習主席と通商合意に達しなかった場合、中国輸入品への追加の報復関税を発動する用意があると述べていた。
https://jp.reuters.com/article/usa-trade-china-meeting-idJPKCN1TB2MC

トランプ大統領は、FRBの歴史を知らないの?確信犯?
中国みたいな独裁政治をしたいってことなのか?
FRBはそもそも民間銀行だし、政府に貸付している存在ではあるが、もう日本と中国が米国債買い支えしているから不要だと思っているのだろうか。
中国との覇権争いは理解できる、イランとの戦争もまあ理解できる。なんだが、細部をみていくとどうも??がつくことが多くなってきた。極めつけは、メキシコへの関税と、FRBへの支配欲だろうな。
米国民がまともな判断力があれば、トランプ大統領は再度当選することはなくなるだろう。

トランプ米大統領は金融当局への批判を再開した。今回は中央銀行を支配下に置いている中国首脳と比較し、米当局は自分の言うことを「聞いてくれない」と嘆いた。トランプ氏はCNBCに電話出演し、「中国の金融当局を率いているのは習近平国家主席だ」と発言。「習主席は何でも思うがままにやれる。中国は通貨安誘導し、金融を緩和する」ことで、関税負担の相殺に利用していると続けた。中国人民銀行(中央銀行)は米金融当局とは異なり、政治的に独立していないため、主要な政策決定においては習主席や政府首脳部の承認を要する。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-10/PSVWC1DWRGG001?srnd=cojp-v2


データ分析・チャート作成ソフトウエアの米タブロー・ソフトウエアを全株式交換方式で取得することで同社と合意した。買収規模は153億ドル(約1兆6600億円)。セールスフォースは分析ツールの提供を強化する。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-10/PSVS2WDWRGG001?srnd=cojp-v2

タブロー・ソフトウェアの存在を知りませんでした。これ、めっちゃ面白そうじゃないか!
一昔前は、こういう計算ってデータベース直接触らないとダメだった気がするが、もうデータさえあれば、計算してくれるなんてすばらしいなぁ。Reikerが稼働した時の分析ソフトとして使えそうだ♪
個人でもデータ分析使えるってことがポイント。

それにしても、どんどん作業をロボットがやってくれるようになると、データ分析者は、ツールマネジメントとデータの質の管理になりそうだよなぁ。いずれにせよ、手を動かすことがなくなるのでマネジメントになっていくだろう。

ますます「判断」こそが、人間の仕事になっていくんだろうなぁと実感する。

それにしても、SlackのIPOとか、タブローとかセールスフォースとか、こういうTeck企業が日本には本当に皆無だ。あったとしても、グローバル市場を狙うのではなく、国内でこじんまりとおさまっている。