株式市況/クアルコムは窮地に立たされているようだ

昨日の終値。

【日経平均株価】 21,272.45 ▼0.14% -29.28 [05/21]
TOPIX 1,550.30▼0.30%
マザーズ 871.77▼1.02%
【ドル建て日経平均】193.09 ▼0.17% -0.32 [15:00]
【日経VI】18.31 +0.13 △0.72% [15:06]
【ドル円】 110.16 +0.10 △0.10% [15:26]
東証一部出来高 1,254,550,000株 15:00

今朝の日経平均株価
21,180 8:57JST
【ドル円】 110.23 -0.12 ▼0.10% [08:57]
ADR ファナック▼1.12% ソフトバンクグループ▼3.50% 

突然死ではなく、ゆでガエルになって死を迎えるということだな。最近こういう日本ダメだ的な記事が目につくのは気のせいだろうか?銀行だけでなく、日本という国家そのものにもあてはまるだろう。

日本の金融当局は自らのアプローチまで改め、国内銀行にとっての脅威はデフォルトによる突然死よりも、弱い収益性による緩慢な死だと認識するようになった。
https://jp.wsj.com/articles/SB10611098674661874290404585318022724857784

さぁ日本で部品を納品している残り10社はいつリリースだしてくるかな。制裁受けてドル決済できなくなったら各社は干上がるんじゃなかろうか。それなら、取引やめたほうが早いだろう。

パナソニック(6752.T)は米政府が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]と米企業の取引を原則禁じる制裁措置を取ったことを受け、ファーウェイとの該当取引を中止したことを明らかにした。
https://jp.reuters.com/article/panasonic-huawei-idJPKCN1SS30E

日本の輸出額2割を占める中国への貿易が落ち込んでいる。アジア向け輸出も落ち込んでいて、中国がくしゃみをすると、アジア全体が風邪をひいてしまうのだろう。

4月の対中輸出額は1兆2329億円で前年比6.3%減少、2カ月連続のマイナスとなった。(中略)また、中国経済との連関を強める韓国、台湾、香港、シンガポールなどアジア諸国向けの輸出にも、すでにマイナスの影響が出ている。4月のアジア向け輸出は金額で同3.3%減、数量で同3.5%減となっており、日本の輸出の先行きには「暗雲がみえている」(民間エコノミスト)との声も出ている。
https://jp.reuters.com/article/analysis-trade-idJPKCN1SS0UW


【ハンセン指数】27,705.94△0.18%
【上海総合指数】 2,891.70 ▼0.49% -14.26 [05/22]
CSI 300 生活必需品指数 17830.40▼0.64%
【英国FTSE100】 7,334.19 △0.07% +5.27 [05/22]
ユーロ・ストックス50指数 3,386.72△0.01%
MSCI Emerging Markets 998.00 ▼0.09% [5/22]
MSCI Intl Emerging Market Currency  1,613.43△0.04%  [5/21]
バルチック海運指数 1,049.00△0.77%  [5/21]

トルコは米国に従ったか。これでイラン産原油を未だに調達しているのは中国だけになった。イランと中国を一気に陥れようと第二の何かを仕掛けてくるかもしれない。


【NYダウ】 25,776.61 ▼0.39% -100.72 [05/22]
NASDAQ   7,750.84  ▼0.45%
S&P500 2,856.27 ▼0.28%
【VIX恐怖指数】14.75 -0.20 ▼1.34% [05/22]
【WTI原油】61.237 ↓ [8:08JST]
【NY金先物】1273.70 ↓ [8:09JST]
ドルインデックス:98.09 ← [8:09JST]
米国10年債利回り:2.386 ↓ [8:09JST]
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,744.78△0.21%
NYFANG:IND  2,483.13 ▼0.66%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,201.84△0.02% [5/21]
米取引所の合算出来高は約60億株。直近20営業日の平均は69億4000万株。
AAPL  182.78▼2.05% (52週最高値 233.47 52週最安値142.00 )
AMZN 1859.68△0.12%  (52週最高値 2050.50 52週最安値1307.00 )
GOOG 1151.42△0.16% (52週最高値 1273.89 52週最安値970.11 )
NVDA  152.20▼1.84% (52週最高値 292.76 52週最安値124.46 )
FB   185.32△0.27%(52週最高値 218.62 52週最安値123.02 )
NFLX  359.73△1.54%(52週最高値 423.21 52週最安値231.23 )
※52週最高値・52最安値更新:2019/5/7時点

昨日日本時間13:35頃、このニュースと、ソフトバンクとKDDIのファーウェイ機種発売延期が流れてダウ先物指数、日経先物、為替が動いたが、どれが該当したのかはよくわかっていない。

米政府は大手ビデオ監視機器メーカーの曠視科技(メグビー)、杭州海康威視数字技術など中国企業5社について、米国の重要技術利用を事実上禁じることを検討している。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-05-22/PRXCM56S972801?srnd=cojp-v2

えー!中国でiPhoneの売上20%もあるのか!それは知らなかった。でも、このデータを見る限り、新興国であっても、そもそもiPhoneシェアが10%台だね。日本だけ圧倒的なiPhoneシェアだと思っていたが、データみるとそうでもないんだね。

トランプ大統領は先週、米企業に対しファーウェイとの取引を事実上禁止した。金融市場では中国が報復行為に出る可能性があるとの懸念が広がった。アイフォーンを中国で組み立てているアップルは、売上高の約5分の1を同国で得ている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-05-22/PRWOCW6TTDS201?srnd=cojp-v2

クアルコムは独占禁止法に違反したとされたが、高等裁判所に上訴する構えのようだ。
アップルとも長い事訴訟しあっていて、やっと和解したと思ったら、今度はこの騒ぎ。さらには、ファーウェイへの供給の道も断たれているので、二重苦になっているだろう。株価も10%超の下落。

米カリフォルニア州サンノゼの地方裁判所は22日までに、米クアルコムがスマートフォンに使う半導体の取引を巡って独占禁止法に違反したとの判断を示した。スマホに関わる知的財産と半導体チップを組み合わせて販売する手法を問題視している。クアルコムは控訴する方針だが、ビジネスモデルの根幹が揺らぐ恐れがある。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45149910T20C19A5000000/

スマホの開発には通信機能をつかさどる半導体「モデムチップ」が不可欠です。この分野で世界シェア首位のクアルコムは長年、アップルに対し独占的にこの半導体を供給してきました。一方、クアルコムはアップルに対して半導体の代金だけでなく、それに付随する特許使用料の支払いも求めていました。ところが17年、アップルはこの使用料が「高すぎる」としてクアルコムを訴えます。返す刀でクアルコムは対抗措置としてアップルを知的財産権の侵害で訴えました。2社の関係は大幅に悪化。アップルは16年以降、モデムチップの調達先をインテルに切り替え、18年秋の新モデルからはクアルコム製の製品を排除しました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43827280X10C19A4I00000/?n_cid=SPTMG002