株式市況/2019年は台湾に注目すべきだ

1月4日(金)の終値。会長より拝借。BOJは704億爆買い

日経225 19,561.96 -452.81 ▼2.26%
ドル建て日経平均 180.69
TOPIX 1,471.16 -22.93 ▼1.53%
JPX日経400 13,039.68 -213.69 ▼1.61%
マザーズ総合 827.33 +15.01 △1.85%
日経ジャスダック平均 3,201.85 -8.28 ▼0.26%
東証一部出来高 1,551,300,000株
為替はおちついて108.16 ▲0.47% +0.51 15:13 JST


続いて、チャイナと欧州。トラッキングすべき指標を取捨選択しました。

【上海総合指数】 2,514.87 △2.05% +50.51 [01/04]
【HSI】25,626.03 △2.24%
【CSI300指数】3,035.87△2.40%
【USD/CNH 】6.8640(↓)8:08JST
【USD/CNY 】6.8667(↓)8:08JST
【USD/HKD】7.8339(↑) 8:08JST
【英国FTSE100】 6,837.42 △2.16% +144.76 [01/04]
【ドイツDAX】 10,767.69 △3.37% +351.03 [01/05]
ユーロ・ストックス50指数 3,041.85 △2.95%
MSCI Emerging Markets 964.97  [1/04]
MSCI Intl Emerging Market Currency 1,614.96 [1/1]

さて、先ほど速報で、米国の協議団が中国に到着したとBloombergTVで速報がでていました。
ライトハイザーUSTR代表、ナバロ大統領補佐官(通商担当)が参加していない時点で、米国側のやる気はないとみた。中国は、シージンピンか李克強じゃないと決定権なんかないんじゃないか。
これからも協議を重ねるたびに、チャイナ株は上昇したりすると思うが、なーーんにも解決しないまま3月1日を迎えて、関税拡大になると思うに一票。
「問題解決ができない国家」とわかってて、こういう協議を演出する米国にはアッパレだと思います。

米中両国は北京で7日から貿易問題を巡る次官級協議を開く。米中高官が直接協議するのは2018年12月の首脳会談以降で初めて。(中略)
米はゲリッシュ米通商代表部(USTR)次席代表、マルパス財務次官(国際担当)らが訪中する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3968678006012019FF8000/


米国株式市場は大幅な反発。もう株価が壊れてますよ。

【NYダウ】 23,433.16 △3.29% +746.94 [01/04]
NASDAQ 6,738.86 △4.26%
S&P500 2,531.94 △3.43%
【WTI原油】48.16 ↑ [8:02JST]
【NY金先物】1,286.75 ↑ [08:13JST]
ドルインデックス:96.11 (↓) [8:13]
米国10年債利回り:2.668 (↓) [08:14JST]
【VIX恐怖指数】21.38 -4.07 ▼15.99% [01/04]
NASDAQ OMX China Technology (CHXN9000) 1,601.51△2.63%
NYFANG:IND  2,281.67△5.94%
AAPL  148.26△4.27%
AMZN 1575.39△5.01%
GOOG 1070.71△5.38%
NVDA 136.19△6.41%

米取引所の合算出来高は86億8000万株。直近20営業日の平均は91億4000万株。
https://jp.reuters.com/article/ny-stx-us-idJPKCN1OY21A

雇用統計は堅調だったのか。ブラックフライデーやら、サイバーマンデーが好調だったという記事がでていたもんなぁ。果たして、この雇用が次月以降も続くかということだよな。
FRB「好調な経済統計との均衡を図る」ねぇ…
FRBの発言を信じたらダメでしょ。

米労働省が発表した2018年12月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が31万2000人増加し、2月以来10カ月ぶりの大幅増となった。市場予想の17万7000人増も大きく上回った。

またパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は4日、FRBは忍耐強く臨むとともに、経済の勢いが堅調であっても市場が織り込む下振れリスクに対して敏感であるとの認識を示した。また将来の利上げやバランスシート縮小を巡って柔軟に対応すると明言。世界経済の減速から貿易戦争に至るまであらゆるリスクを考慮しつつ、好調な経済統計との均衡を図る考えを明らかにした。
https://jp.reuters.com/article/ny-stx-us-idJPKCN1OY21A

一方で、よろしくない指標も出てきているようだ。

ISMの指数算出方法も、「製造業300社に対して三者択一の回答結果を集計」というのが結構曲者だよなぁ。人の判断だから、どこまで信用できるかはやや疑問に思う。

全米供給管理協会(ISM=Institute for Supply Management)が算出する製造業の景況感を示す指数のひとつ。旧NAPM指数。毎月発表される米国の主要指標の中で最も早い毎月第1営業日に発表され、「ISM非製造業景況感指数(毎月第3営業日発表)」とともに、米国の景気先行指標として注目されている。

製造業(300社以上)の購買・供給管理責任者を対象に、各企業の受注や生産、価格など10項目についてアンケート調査を実施。「良くなっている」、「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答結果を集計し、季節調整を加えた新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの指数をもとに、ISM製造業景況感の総合指数を算出する。

日本の日銀短観と類似する統計で、日銀短観がゼロを分岐点とし、+(プラス)、−(マイナス)で表すのに対し、ISM製造業景況感指数は0から100までのパーセンテージで表す。50%を景気の拡大・後退の分岐点とし、50%を上回ると景気拡大、50%を下回ると景気後退を示す。
https://www.nomura.co.jp/terms/japan/a/ism_seizou.html


さて、私が2019年に一番関心があることは、米中戦争にどうやって進んでいくかです。

過去の歴史から、勝手に妄想してみた。おそらく、中国共産党にとって堪忍袋の緒が切れるタイミングは、台湾独立が実現しそうになる時だろう。で、たぶん、独立運動をそそのかす運動をぜったい誰かが仕掛けると思うわけですよ。過去にもそうやってきたわけだ( ゚Д゚)

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台湾に米軍が駐在する

台湾で独立運動を扇動して仕掛ける(ロックフェラーあたり⁈)

中国の台湾攻撃をそそのかす(事前に知るが見て見ぬ振り)

台湾攻撃したら、まってましたとばかりに、猛烈に国連非難して、連合国で反撃に出る
(英国、フランスは喜んで参戦しそう⁉︎ドイツは経済的に結びつきが強いから様子見かなぁ)

連合国に石垣島、周辺島を献上(←極端w)
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見逃していたんだが、トランプ米大統領は12月31日、アジア諸国との安全保障や経済面の包括的な協力強化を盛り込んだ「アジア再保証推進法」に署名し、同法が成立したようだ。

新法のもとで、米軍は中国が軍事拠点化を進める南シナ海などで航行や飛行の自由を維持する作戦を定期的に実施する。アジアの軍事・経済支援に今後5年間で15億ドル(約1650億円)を充て、東南アジア諸国の海洋警備や軍事訓練などに重点配分する。

国・地域別では台湾との協力を深める。「中国の脅威がさらに高まりかねない」として防衛装備品の定期的な売却を進める。米政府高官の台湾訪問の推進も盛り込んだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39604420T00C19A1MM8000/

台湾は、年末にレイセオンからミサイル迎撃システムも導入していたらしい。
というか台湾ってそんなに国家予算があるのかなぁ。

2018年12月24日、台湾紙・聯合報によると、台湾軍は2012年から総額1700億台湾ドル(約6000億円)以上かけて米国からミサイル迎撃システムのパトリオットミサイル「PAC3」を導入しているが、その訓練に米軍が協力的ではないことが明らかになった。
https://news.biglobe.ne.jp/international/1226/rec_181226_9770350635.html

なるほど、潜水艦が古い物なのか。そうすると、海軍が弱いよなぁ。国家予算の2割が軍事費になっているのか。

蔡総統はまた、海軍に必要なのは潜水艦の戦力だが、台湾は1980年代の終わりに海龍級潜水艦2隻を購入したのを最後に、海外から潜水艦を購入することが難しくなっていると指摘。「このため自分は、軍備の自主開発で国防能力の強化を図る『国防自主』にこだわってきた」と説明した。蔡総統はさらに、「国防自主」の意味について、武器・装備の自主開発や自主製造にとどまらず、国軍の戦力整備において新たな考え方を導入し、台湾の防衛戦力を高めることにあると述べた。

蔡総統は、国の安全保障のニーズに対応するため、すでに行政院(内閣)及び国防部(日本の防衛省に相当)に対し、2019年度の国防予算として3,460億台湾元(約1兆2,570億日本円)を計上するよう指示したことを明らかにした。これは今年度予算に比べて183億台湾元(約665億日本円)の増額。GDP(国内総生産)に占める比重は2.16%となる。
(略)
2019年度国防予算のうち、「国防自主計画(=自主開発経費)」に投入される予算は全体の21.3%に達する。蔡総統は「国防予算の増額は、国防強化に対する政府の決意の表れだ」と強調。また、国軍の戦力に寄せる政府の信頼を、国軍に示すものでもあると説明した。
https://www.roc-taiwan.org/jp_ja/post/58724.html

最期になりますが、いつドンパチするかわからないので沖縄・石垣島・離島あたりが好きな人は、行けるうちにたくさん行っておいた方がよいと思います。
我が家も年内早めに一度は石垣島に弾丸で行こうと思います。


最期に、朝の日経先物。

日経先物大証 20,130.00 8:50JST
650円の上昇!

【ドル円】 108.52 -0.01 ▼0.00% [08:50]
ADRはファーストリテイリング▼1.03%ですが、それ以外はだいたい爆上げ。