株式市況/中国の外貨準備が3カ月ぶり減少

まずは、9月7日(金)の終値。BOJは703億お買い上げ。

【日経平均株価】 22,307.06 ▼0.80% -180.88 [09/07]
TOPIX 1,684.31▼0.48%
マザーズ 1,008.62▼0.13%
【ドル建て日経平均】201.65 ▼0.17% -0.34 [15:00]
【ドル円】 110.66 -0.09 ▼0.08% [15:07]

今朝の状況としては、ちょい円安ですが、CME先物はちょい下落。

【CME日経平均先物:円建て】22,260.00 [08:46JST]
【ドル円】 110.88 -0.15 ▼0.14% [08:46]

ADRは、 ファナック▼2.21%、ファストリ▼0.72%、東京エレクトロン▼3.35%で下落
KDDI△1.39%、ソフトバンクはちょい上昇。

米国市場などの詳細は土曜日の記事をご覧ください。
https://www.facebook.com/groups/1499698647002158/permalink/1941766386128713/
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チャイナの元YUANの動向が、最重要指標の1つだと考えています。また6.9の水準(8/15付近)に近づいてきています。

【USD/CNH 】6.8667(↑) 8:17JST
【USD/CNY 】6.8418(↑)9月7日

政府が介入するとは宣言していたが、外貨準備(ドル)が減少している。
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中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した2018年8月末の外貨準備は3兆1097億ドル(約344兆円)と前月末より82億ドル減った。前月比での減少は3カ月ぶりで、金額は17年10月末以来の低水準だった。通貨人民元の急落を抑えるための為替介入が影響した可能性がある。

8月は人民元が対ドルで急落して1ドル=6.93元台を付け、15年の元切り下げ後の安値に接近した。トランプ米大統領は対中報復関税の打撃を和らげる効果がある元安に不満を示しており、中国は外貨準備を取り崩してドル売り・元買いの為替介入を実施したようだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35114230X00C18A9EA3000/
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2015年8月の大規模なチャイナ・ショックの引き金は外貨準備の取り崩しでした。
その時の金額は先月の11倍ほど。つまり、チャイナショック再来とは言われているものの、まだそこまでの水準ではないようです。とはいえ、そもそもの外貨準備額が減少傾向にあることは留意する必要があると思います。

——-引用開始——————————-
中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した8月末の外貨準備高は3兆5573億ドル(約424兆6000億円)で、7月末と比べて939億ドル(約11兆2000億円)減少した。月間で過去最大の減少額となった。
https://www.zakzak.co.jp/…/news/201…/frn1509081700008-n1.htm
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★チャイナ外貨準備の推移はこちら
https://tradingeconomics.com/china/foreign-exchange-reserves

まぁ、チャイナばっかり注目してたらいきなり日本に矛先が向けられるかもしれませんね。

”日本は「大きな問題」に、米国との通商合意なければとトランプ氏” https://www.bloomberg.co.jp/…/art…/2018-09-07/PEP3EX6JIJUO01
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スウェーデン総選挙も本日投開票が行われていますが、「反移民」を掲げる極右が伸びているようです。ここも欧州市場を揺らがすことになるかも。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35155470Q8A910C1EAF000/